神が愛した天才数学者たち (角川ソフィア文庫)

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著者 : 吉永良正
  • 角川学芸出版 (2011年4月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094362

神が愛した天才数学者たち (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • そんなに厚い本じゃないのに読み終えるのに一ヶ月かかった。それぐらい濃密です。
    濃密過ぎて私が内容を覚えるには何度も読み返す必要があります。が、この本は意欲的な中学生向けに書かれた本だそうです。その内容を一読で理解できない大人な俺って一体・・・

  • 数学に関心を持ってもらうための数学者の歴史書。
    けども、たぶん、数学が苦手な方は苦手だと思う。

    数式の出ている部分は、やや理解しにくいと思う。
    古代ギリシャから原題までの数学者が挙げられているんだけども、残念ながら、日本の大数学者はとりあげられていない。
    たとえば、江戸時代の和算家(数学者)関 孝和(せき たかかず)なんてのは、世界に先駆けて微積分をおこなっていたのだから、入れておくべきだろう・・・
    なんでかなぁ、と思っていたら、結局、著者はアーベルとガロアに話を持ち込みたかったようだ。

    面白い書で、読む場所によって、解説調であったり物語調であったりする。

    あとがきにあるんだけども、本書は三部構成になっている
    I部(1章、2章):ギリシャ数学のほぼ全容
    II部(3章、4章):17世紀と18世紀の数学、近代数学の誕生とその発展
    III部(5章、6章):19世紀前半(ガウス、アーベル、ガロアによる)、数学が巨大な変貌を遂げる、現代数学の胎動期

    これだけ多くの数学者とその活動を知っていたわけでもないし、概要は勉強になった。
    けども、覚えておくこともできないだろうから、これからちょくちょく、項目ごとに読み返してみたいと思う。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    ギリシア随一の賢人ピタゴラス、死の間際まで図形問題に取り組んだアルキメデス、最後の魔術師ニュートン、数学の王ガウス、決闘にたおれたガロア…。数の謎に挑んだ数学者たちの生涯を辿れば、数学はぐっと身近になる。天才・異才の波瀾万丈のエピソードを紹介しながら、幾何学の誕生や現代数学の謎を解説。2500年余の数学史をひもとき、教科書や参考書では分からない数学の魅力を伝える。
    ———————
    【著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)】
    吉永/良正(よしなが よしまさ)
    1953年、長崎県生まれ。京都大学理学部数学科、及び文学部哲学科卒。大東文化大学文学部准教授。専門は哲学・論理学・科学論。科学の哲学的解釈を主要課題とする一方、数学をはじめ生命科学、宇宙論などの最新科学を解説するサイエンス・ライターとして活躍。『数学・まだこんなことがわからない』(講談社)で第7回講談社科学出版賞受賞
    ----------------
    【目次】
    第1章 古代ギリシアの謎―ピタゴラスと3大作図問題
    ・タレス
    ・ピタゴラス
    ・エレア学派
    ・ソフィスト
    ・エウドクソス
    第2章 ヘレニズムの輝き―ユークリッドとアルキメデス
    ・ユークリッド
    ・アルキメデス
    ・ヘレニズム中期
    ・ヘレニズム後期
    第3章 考える葦と魔術師―デカルトからニュートンまで
    ・デカルト
    ・フェルマー
    ・パスカル
    ・ニュートン
    ・ライプニッツ
    第4章 万能数学者の遍歴―オイラーとその後継者たち
    ・ベルヌーイ一家
    ・オイラー
    ・ダランベール
    ・ラグランジュ
    ・ラプラス
    第5章 数学の帝王一代記―ガウスの時代、その光と影
    ・ガウス
    ・リーマン
    第6章 神々の愛でし人々―アーベルとガロア、数学の夢
    ・カルダーノ
    ・アーベル
    ・ガロア
    ————————

  • 紀元前から遡る数学者人物伝。だれだれがいつこんなすごい発見をしてこうなった、というのが人物ベースで分かります。 裕福な人から貧乏な人まで、一口に数学者といってもいろんな人がいたようです。

    印象に残ったのは最後の、二十歳で決闘で果てた天才数学者ガロアさんの悲惨さです。

  • 数学者の様々なエピソードについて書かれた話。

    あとがきにも書いてあるが、最初の方は数学者のエピソードというより、数学的な理論が強く書いてあって、数学が嫌いな人は読むのをあきらめてしまうかもしれない。しかし、実際、その後には様々なエピソードが書いてあるのであきらめずに読んでほしい。

    読んでいた中で印象に残っているのはニュートンとガロア。
    ニュートンは人間性に関して全然よくなかったことが印象的であったのと
    、最後の魔術師というくだりが印象的だった。
    ガロアはその不幸で短命な人生があまりに切なかった。

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