哲学者の言葉 いま必要な60の知恵 (角川ソフィア文庫 N 203-4)
- 角川学芸出版 (2011年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044094423
作品紹介・あらすじ
ビジネスマンの企画立案に、学生の論文作成に、語り継がれる哲学の思考法にこそ、いまあなたが必要とするヒントがある!「神は死んだ」(ニーチェ)、「私は考える、ゆえに私はある」(デカルト)-。3000年に亘る人類の思考の歴史=哲学史を紐解けば、現代生活にも応用できる実用的な思考パターンが見つかる。主要な西洋哲学者の思想を端的に表した60の名言と、その思想内容をわかりやすく解説した、哲学入門の決定版。
感想・レビュー・書評
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本書は「哲学が手っ取り早くわかる方法はないだろうか?」と言う問いに対し、哲学の流れがわかるように、哲学者の思想を端的に表現した名言と、その思想内容をわかりやすく解説したものだそうです。
しかし、どのような学問にも手っ取り早くわかる方法などなく、特に哲学は、「哲学史を学んだらわかる」というものではないのです。私が思うに「哲学がわかる」には、古代から現代までの哲学者が闘ってきた、哲学の難問と言われる「問い」について自分自身が疑問に思ったり、その疑問に自分自身の思考を駆使して答えをだそうとしたり、哲学の本を読んで学んだり、もがき苦しんだ経験が必要なのです。
そのような経験がある人たちにとって、この本は、哲学史の目次としての存在価値があるのではないかと思いますが、それ以上ではありません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代に至るまでの哲学者の思想内容について、コンパクトにまとめられた入門書だと思います。個人的には、考え方のフレームワークは、その時代の政治や歴史上の出来事とリンクしていると思うので、それらについてもコラムのようなもので言及されていると理解が進んだかも、と思いました。
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ん~やっぱり難解・・・。読みやすかったけど!