パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • 角川学芸出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094508

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった〜
    男に貢ぐ女はどうしても体を売りがち、逆バージョンは何故ないに等しいのだろうか…って考えてしまった

  • 19世紀パリに存在した「メゾン・クローズ」の歴史解説本。日本の吉原や島原と違って街中でひっそり営業する形が基本で、パリと地方で若干違ったり館やシステムの構造などが読める。またフランス文学に出てくる娼婦の姿なども紹介される。

著者プロフィール

1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、04年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設。書評アーカイブWEBサイト「All REVIEWS」を主宰。22年、神保町に共同書店「PASSAGE」を開店した。

「2022年 『神田神保町書肆街考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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