夜雨の声 (角川ソフィア文庫)

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著者 : 岡潔
制作 : 山折 哲雄 
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2014年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094706

夜雨の声 (角川ソフィア文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 岡潔の名前を見ると、つい手に取ってしまう。『春宵十話』も『春風夏雨』も角川ソフィアから発売されたことが実に嬉しい。

    数学の教科書に写真が載っていたほど有名な数学者なのだが、こうした著作を読んでいると、日々ほのぼのと、しかしながら心の眼は炯炯とした変わったおじいさんである。

    私が、岡潔に惹かれるのは、読んでいると自分の感じていることを一つ外側から見つめることが出来る時間に出会えるからだと思う。

    思う、とか、感じる、と言うことの大切さを改めて実感出来るのである。

    美しさというものの見つめ方、心というものの在り方、それらを分かりやすく伝えられることにいつも驚く。
    難しい言葉でごにょごにょ言うのではなく、親切で勤勉であれ、とはっきり諭してくれる。

    書物とは素晴らしいと思うのは、岡潔の言葉がそこに在るということだ。
    何年経っても消えない言葉と、私は向き合っているんだなあと嬉しくなる。

    どこかで何かがカチッとはまって、次に進めるようになる。

    良い本は、沢山読むべきである。
    そうして成り立つ自分というものが生きていることで、誰かに何かが出来たらと思う。

  • 自然の中に心があるのではなく,心の中に自然があるのだ,と説く.敬愛する岡潔先生が情緒をこそ深く重んじられてきたことは今更言及することではないが,それがどのように育まれ,数理や物理と有機的に繋がっているかを哲学や宗教(特に仏教)を用いて明らかにしようとする.背景基礎を理解していなければ,当然ながら岡先生の言動を理解できない.いつの時代も,自分の専門分野と専門外の分野とのハイブリッド化が思考の鍵.

  • 2014/12/13図書館から借りてきた。
    2014/12/14book-offで購入。
    情緒が真智を、の情緒の説明。
    購入したので、2014/12/14図書館へ返却。

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