マルチプル・モビルスーツ (角川スニーカー文庫 1-48 機動戦士Vガンダム Vol.2)
- KADOKAWA (1993年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044101480
作品紹介・あらすじ
地球連邦政府に反旗を翻した"ザンスカール帝国軍"の侵攻により、故郷を追われてしまったウッソとシャクティ。その混乱でふたりは、市民抵抗組織"リガ・ミリティア"のニュング部隊と出会い、行動を共にする。というシャクティの願いも虚しく、ニュング部隊は、ウッソのNT的な閃きに注目し、"Vガンダム"のパイロット候補にしてしまう。シャクティのために故郷へ帰るか、それとも戦士としてベスパと戦うか?そんな葛藤の中で、ベスパのMS群の攻撃が始まり、ウッソは、Vガンダムで出撃した。ますます白熱する第2弾。
感想・レビュー・書評
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ようやくウッソがガンダムに のるようになる
MS戦も増えてきた
この本を読んでいるとアニメでは途中と言ってることが違うぞ!
カテジナ!なんでてめえ、裏切ってるんだよ!と
つっこみたくなる声が溢れましたが、この本をよむと、
カテジナが裏切ったわけがよくわかりました。
前の巻より数段おもしろかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
富野由悠季という人は、優れた作家さんだとは思うんです。ただ小説家としてはどうなのかな? と思ってしまいます。文章が云々ではなく、物語やキャラクターの口を借りて、自分の主義主張をアピールしすぎているような気がして。もちろん、物語や小説はえてしてそういう物なのですが、富野さんの場合はそれがダイレクトすぎるというかなんと言うか。ガンダム的な表現をするならば「生の感情」をかなり強烈にぶつけてくるタイプだと思います。きっとそのストレートさが支持を受けているのでしょうね。
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シュラク隊登場!全員集合のカラーイラストがいい。しかし原作以上にあっけなく……。超人っぷりを発揮するウッソくんの『……ぼくは、助平なのかな……』にわろた。繰り返される戦闘シーンの合間に富野節のお説教。これがガンダムというものですよね。ザンスカール帝国成立の詳細がわかったり、カテジナさんのアニメと異なる展開などは、小説版ならでは。