花も実もない人生だけど (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044125288

感想・レビュー・書評

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  • 片づけられないことを女だと批判され男なら肯定されるというところ
    大きく納得。
    ほんとだよなーなんで女イコールハウスキーピング得意!が当たり前なんだろ。

    2013.9.12読了

  • 久々にうさぎさんの本。毎度ながら自己分析力がすごいと思う。

  • 「人生は、予想もしない物語を紡ぐ」

    久々にうさぎさんの本読んだ。
    ひやー、すっきり!!
    痛快なんだけど、どこかほんのり寂しい気持ちも残って。

    今作は雑誌の掲載らしく、ひとつひとつがとても短いです。
    だけど、吐き出しているのは本当にうさぎさんの「言葉」たち。
    私もコミュニケーションと言葉を信じる信者です。
    言葉にしないでも通じるなんて、
    どこか信用しきれません。
    だからって、言葉だけの詐欺師も嫌だけど。
    言葉が作用するって本当に大きいと思うから。

    前半~中盤はホストとの関係と整形について。
    中盤~後半にかけては幸せ・自己実現・自己肯定・女について。

    私もきっと自分自身や誰かに向かって見当違いな
    「ひとり求愛ダンス」を繰り返しています。
    独りでも、誰といても、
    自分自身を「幸せ」にしてあげられるのは、私だけ。

    「自分で自分を見切っちゃったら、
     それこそ人生の楽しみは半減しちゃう。

     自分を知りつくすのは、とうてい無理。

     あなたの知ってる“自分”が、ホントの自分。

     大丈夫、あなたの育てた“自分”が、
     あなたをきっと幸せにしてくれるから。」

    こんな素敵な言葉たちを発信してるうさぎさんが、
    がーーーんと落ち込んだり、むきーーーーと怒ったり。

    頭と心はいっつも矛盾するけど、
    それが人間らしくて滑稽で哀しくて愛しくて。

    私はこれからも「ひとり求愛ダンス」を踊っていくかもしれない。

  • 貰い物。全く価値観の違う人のエッセイって勉強になります。
    他人と自分を比べて凹むっていう体験と、嫉妬という感情が理解できないんだけど、うすらぼんやり理解。

  • 最近のエッセイでは、少しシリアスだったり
    探究的な考えに基づいている印象でしたが、
    このころの(中村)うさぎさんは、突っ走っている感じで
    これはこれで読み物としては面白いなと思いました

    さすが、女王様!

  • 最終的に中村さんはどうなるのか…

  • 面白かったし楽しかった。中村うさぎさんの頭の良さも感じられた。時々手紙ですか?っていう個人的すぎる回があったのが少し気になったかなー。

  • このくらい激しく生きる勇気がほしいー。

  • おバカなホストの話、笑ってしまいました

    うさぎさんが本当にかしこいから、馬鹿といても面白いと感じることができるんだろうなと思いました。
    そのおバカの中に自分を見出してしまうと、耐えられないものがありそうだから
    それを見いだせるレベルのおバカさんは普通近づきたがらないのだろうなと。

  • 母より。

    片付けられない女性 このくくりはおかしいというウサギ氏の指摘はもっともだった。なぜ女性限定なんだ。男にもいるぞ。

    これは、女性=片付け上手のきれい好きという前提が勝手に存在しているから、こんなことが言えるのだろう。

    ホストクラブの話も、あまり面白くなかった。全体的に拍子抜け。

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著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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