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- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044138080
感想・レビュー・書評
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マユリとサイの凸凹コンビに、キャラの濃い仲間達の話。この巻ではとうとうサイが何者かがしっかりわかります。そしてサイとマユリの今後も。冴木先生の作品は物語の間も最後も重い感じが漂うのですが、(カイルロッド王子の話など…)この作品、確かに2巻・3巻と家族の在り方について、男女の考えについて重い部分もありますが、この巻でマユリ・サイ、トライム・エスメラルダの4人は良い方向へ向かっていくのが分かるだけに明るい気持ちになりました。3巻まで面白かったです。
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この本はラブコメなんだろうけど、主人公(サイ)の家族やその関係について重点を置いているんだろう。しかしその関係に付いてはほとんど1巻ではふれずにただのファンタジーのラブコメと思わせるところが「にくい」と思う。冴木忍の本全部に言えるんだと思うけれど。
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