トリニティ・ブラッドRage Against the Moo (角川スニーカー文庫 84-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 669
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044184049

作品紹介・あらすじ

大災厄で文明が滅んだ遠未来。異種知性体・吸血鬼と人類の闘争が続く暗黒の時代-巡回神父アベルの新たな任務は、真人類帝国から逃亡中の重犯罪者を女吸血鬼アストのサポートをして追うことだった。だが、事件の背後には秘密結社ローゼンクロイツの謀略が!恐るべき陰謀を阻止するため、アベルは海の都を駆ける!大反響のノイエ・バロックオペラ『トリ・ブラ』R.A.M.(レイジ・アゲインスト・ザ・ムーンズ)バージョンついに登場!-汝、目をそらすことなかれ。

感想・レビュー・書評

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  • 再読はやはり時系列順で短編から。アストさん、めちゃめちゃヒロイン枠じゃないですか~!そしてケンプファー氏の怪しさ慇懃さ。はじめから飛ばしてたんでしたっけね
    本当に、シリーズの続きが気になってたまりません!
    どうか天国で続きを書いていらっしゃいますように。そして天国に本屋がありますように…

  • ライトノベル

  • 長編1〜5巻読了の上で短編シリーズに進む。短編と言っても長編と同じく作り込まれているし設定も細かく遜色が無い。長編を先に読んでいたので驚くポイントがいくつもあって楽しく読めた。ウイッチハントとフロム・ジ・エンパイアでの機械神父トレスのバトルシーンが特に好き。99の機械の振る舞いと1の人間を感じさせる揺れの部分があるのがいい。

  • R.O.Mが一つの長編だったのに対し、この一冊から始まるR.A.Mは短編集。

    4編とも独立はしているものの、それぞれに派遣執行官が出て来るし、R.O.Mよりも数年遡っていて”騎士団”とも大きく関わっているから、こちらのシリーズの方が好き。

    一番好きなアストさんが出て来るのもこの巻。
    アベルとの初々しいコンビにハラハラドキドキ(笑)

    R.A.Mの方が視点が派遣執行官(Ax)寄りだから、内容がギュギュッと詰まってて面白い。
    アベルのクルースニク化も多いのが特徴。
    それが結構好きだったりするんだよね。

    しかも、扉カラー絵が多いのも魅力!
    各編ごとの絵ってのもあるし、THORES様の超緻密な描き込みが凄い!!!

  • 再読している今回は、ROMを全部読み終えてからRAMを一気に読もうと画策していたのですが、他のAxの面々が恋しくなって敢え無く挫折。しかし後悔はしていません。

    Axのメンバーでも特に、ソードダンサー、プロフェッサー、ダンディライオンが好きだったので、ユーグが出てくると興奮しました。最後に、ダンディライオンの名前が挙がるのにも、わくわく。「ソードダンサー」はすべてが素敵です。ネーデルランド辺りの地名にもロマンがあって、カウント・フォーの名前も土地勘というか民族的にぴったりで。朝食を作った後に、腕一本で腕立て伏せを1000回し、汗をかいたのではないだろうかと思われるのにシャワーも浴びずに僧衣を羽織ってしまうユーグに、キュンキュンします。色素の薄い金髪、翠の瞳、長髪ウェーブ、貴族出身で背中は傷だらけ。ユーグに私の萌えがここまで詰まっていようとは。吉田先生亡き今、ユーグの復讐劇に幕が閉ざされなかったことが残念です。

    ROMでは全然姿を現してくれない、イザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー。同情の余地すらない徹底的な悪人ですが、格好良い。このシリーズを初めて読んでいたときはまだドラマCDを聞いていなかったのですが、あれを耳にしてしまったので、イザークのセリフがすべて脳内で速水奨ボイスに変換されます。素敵。エンドレの拭いきれない小者感と比較されて、さらに際立つイザークの黒さ。攻撃方法も最高に恐ろしくて、彼の一滴の善もない所業にしびれます。

    何度読んでも大好きだということを再確認しました。

  • Reige Against the Moons

  • Rage Against the Moons
    完読/既刊5巻・未完断筆

  • 世界観がきれい。

  • こちらはRage Against the Moons・RAMシリーズ。短編連作です。つながっていないものもありますが、つながってないようで実は段々ROM並みのスケールで話が進んでたりするのもいくつかあります。
    長編のほうのReborn on the Mars・ROMシリーズから3年くらい前だったかな?
    あわせて読むと尚楽しい!ってやつです。同時進行で読みつつ読み返しつつ〜が一番キャラの性格や深い話を知れてよいかも。長いシリーズものによくある、外伝出しまくって印税稼ごうという魂胆のものではなく、2シリーズを同時に書いてところどころ、少しずつ真相が明らかになっていくというもの。プロットなど設定が緻密でなけりゃできないことですよね。このシリーズにしか出ていないキャラなども居て、それがまた濃ゆ〜いメンバーで楽しいです。
    私は「ユーグの復讐」シリーズが好きでした。ヤン・ファン・メーレンという名前が何故か頭から離れないのですが、警視総監だったかの彼の子供と、ユーグを捕まえにきたトレスとの会話が印象的だったからでしょうか?

    1巻ではアストとアベルの出逢いと合同任務(?)というレアな、短編らしいお話があったような。ツンデレそのものでしたねアスラン嬢。

  • キエフ侯もアウグスタもブラザーマタイもペテロも、みーんな大好きだ!

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