多重人格探偵サイコ 2 (角川スニーカー文庫 91-2)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 236
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044191023

作品紹介・あらすじ

刑事・小林洋介は殺人犯の射殺をきっかけに多重人格を発症、別人格の雨宮一彦となった。府中刑務所に収監された雨宮だったが、彼に興味をもった精神科医の伊園磨知によって、医療刑務所に移管されることになる。だが、二人を乗せた護送車は何者かによって襲撃され、雨宮と磨知は連れ去られてしまった!犯罪専門の海賊FM局から雨宮の声が…。磨知の隠された高校時代は事件解決のキーになるのか?戦慄のサイコ・ノベル再び登場。

感想・レビュー・書評

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  • 【133】
    2016.3.27
    マチがサバイバーであるというのが、終盤の展開がわかってきて納得。
    漫画化して欲しい事件。

  • 雨宮と磨知の知られざる過去を少しだけ解き明かした本。乙女な磨知を見ることができます。しかし、初期の頃は何の疑問も持たなかったが、コミックスを19巻まで読んでから読み直すと色々と矛盾というか疑問点が…。

  • 1巻と比べると、どうしても劣ってしまうのだけれど、この作品も私は好きです。
    前作と同じように、マンガには描いていない、田辺知代の生い立ちについて書かれています。
    ここまでの設定を、しっかりとたて物語を作っている大塚英志には脱帽の一言。
    内容は、悪意しか書かれていないと言われるように、様々な犯罪ばかりの内容となっている。
    エンターテイメント小説として、十分な面白さは持っています。

  • こちらもたしか中学生のときに読んだもの。一作目に比べて印象が薄い。これもどこにしまったんだろう。

  • 大塚英志の作品に見るデジャブ→村上春樹。共通点「整理整頓」「理路整然」想像(創造)に過ぎない事実も真実に見せるマジック。個人的例:大塚氏→ルービックキューブ、村上氏→碁盤の目状の町並み

  •  原作と漫画が少し違う。誰かが何かを知っていたり、誰かのふりをしていたり。

  • 表紙がとにかくかっこいい

  • やっぱり大塚英志さんの本は凄い!惹き付けられる!
    一気に読んでしまいました。
    一連の死のエンターテイメント。
    その描写から犯人に至るまで、緻密で大胆な描写に息を呑みます。
    この巻では多重人格者である主人公の存在が一寸薄かったかな。

  • 未読

  • あとがきの速度の話が心に響いた。

  • そうなったら、誇るよ。届いたことに胸を張る。そのための速度だ。そのためのサブ・カルチャーだ。

    本文より何より、この言葉が、すごいです。

  • 不思議に面白いんです。

  • 原作とマンガだと、ちと違うね。

  • 表紙が好き!
    兎に角格好良かった雨宮。笑

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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