レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう (角川スニーカー文庫 113-20)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 328
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044231095

作品紹介・あらすじ

美麗な羽をきっかけに知り合ったベラフォード&ヴィンセントとケイティ。そこに猪を担いでやってきた"ごちゃまぜ"のダムーは、食料と共にトラブルも運んできたのだった!ご存じ用心棒四人組の初めての出会いを描く「そして四人は東へ向かう」ほか、"蛇"と"鰐"の種族を超えたラブロマンス「木に登る鰐」、空から舞い降りた"鳥"と若き"獅子"の美しき友情「蒼天に輝く」など全5編を収録。愛と冒険に満ちた珠玉短編集。

感想・レビュー・書評

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  • かつて登場したキャラたちが主人公になる短編集。四人の出会いも。

  • 肝心のガンナーは全く登場せず、どうなのかと思いましたが、
    異形種の人々に焦点を当てた短編が寧ろとても心温まる話であり、
    醸し出す雰囲気がどことなく童話を思わせ良かったです。
    茅田氏の描く作品の多くを占めているのが万能的な美形ばかりであり
    そちらの方はそれはそれで楽しめはするものの
    風情が感じられるというか、人間味があり、
    物語としてはレディ・ガンナーの方がメリハリがきいているよう感じられます。

    残念であるのは茅田氏が余りこちらのシリーズに力を入れていないのか、
    出版ペースがとても長いと言う事でしょうか。
    私個人としては既に落ち着いてしまった金銀黒天使達の話より
    レディ・ガンナーの方にもう少し創作を傾けて欲しいと願うところです。

  • [墨田区図書館]

    レディ・ガンナーの外伝。
    旧いだけでなく、他のシリーズほど著名でないせいか、なかなか揃っておらず、シリーズ順を調べてから個々に探す羽目に、、、、そしたらシリーズ前半では後版が出ていて、イラストはそちらの方が好みだった!ただこの巻ではどうせ後版が出ていないので良しとしよう。

    ミュリエルのことは気になっていたのでヘンリーとの話があって良かった!それにシルヴァ&ドーザ、更にドーザの息子とその母チェリーザや、そこに出て来た水牛のブローチの由来となるモームとセヴランの話。
    表題となっている四人のなれそめ話が載っているだろうことは分かっていたけれどまさか短編集とは知らず、色々と知っていることと絡めて世界が拡げられて、このシリーズの最後にふさわしい、読み応えのある巻で満足した。

  • 短編集。キャサリンのいないアナザーレイス達の物語ですが、恋愛に友情に、おなじみの4人の出会いに、読み応え十分でした。ヘンリーとミュリエルの今後がとても読みたいです。

  • 短編集。本編の主人公は1つも出てこないが、こういうのもあり。

  • ダムーたちの出会いのお話やアナザーレイズの人たちの恋愛や結婚、友情などドキドキの短編集。
    本編に出てきた彼らの若いころのお話はなんだかかわいい。

  • 四人の出会いの話など5編の短編集。

    どれも良かった。

  • カバーイラスト・口絵・本文イラスト / 草河 遊也
    カバーデザイン / はらますみ
    初出 / 『ザ・スニーカー』2005年8月号、2010年4月号、『ザ・ビーンズ』Vol.8・Vol.14、書き下ろし1本。

  • レディ・ガンナーの外伝。
    魅力あふれるサブキャラが主人公のお話や、4人がお嬢様に会う前の初接触を描いたお話が収録されています。
    正直、外伝が一番好きだったりしますw
    チェリーザの無双も見どころですが、モームの話がお気に入り。

    是非読んでみてください~!

  • レディ・ガンナーシリーズの第1作から登場している、用心棒のベラフォード、ヴィンセント、ケイティ、ダムーの4人がどのように出会ったかを描く表題作を含む、蛇とワニの恋愛など5つの短編集。
    一つの統一された世界観が、破綻なく展開されていて、用心棒それぞれの性格形成の歴史などが垣間見える点もあって面白い

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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