機動戦士ガンダム外伝コロニーの落ちた地で 上 (角川スニーカー文庫 111-1)
- KADOKAWA (1999年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044232016
作品紹介・あらすじ
宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦との戦い「一年戦争」のなかで、ジオン公国は地球への「コロニー落とし」を敢行。その結果、オーストラリア大陸は、3分の1が壊滅した。開戦後11ヶ月、この大陸でもジオン軍に対する連邦側の大規模な反攻作戦が展開。各部隊の華々しい活躍の裏で、連邦側の数々の危機を救い、兵士たちの脳裏に残る戦いを繰り広げた特殊遊撃部隊が存在した…。DC版3Dシューティングソフトの小説版、遂に登場。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
1999年にドリームキャストソフトとして発売された『機動戦士ガンダム外伝 ロニーの落ちた地で…』のノベライズ作品となっている。
このゲームはプレイしたことがないどころかドリームキャスト本体を所有していなかったのでゲーム内容もほとんど知らないが、一応、Gジェネのプレイ動画で物語の大きな流れは知った状態で読み始めた。
「ザ・ブルー ディスティニー 」とは異なり、主人公がジムから乗り換えるような事は上巻では発生しておらず、主人公が大活躍するというよりもホワイト・ディンゴ隊として上手に連携して戦っている印象だ。
それに「ジオン軍にいるのは軍人ではなく、武人か戦士である。」という皮肉はこの作品が端緒なのかはわからないがジオン軍のことをとく表し、作品内でよく再現されているのが印象に残っている。
また、小隊メンバー同士の交流やジオン側の状況などが丁寧に書かれているため原作を知らなくても十分に楽しめる内容となっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元になったゲームのファンなので読んでみたんだけど、これはあまりにも酷い。
曲がりなりにも殺し合いを描いた作品であるはずなんだけど、描写に緊張感が全くない。本当に、驚くほどない。ゲーム版は硬派な演出が魅力だっただけに非常に残念。下巻も買ってあるから読むには読むんだけど、この作家の著作は二度と買わないな。