レンタルマギカ 死線の魔法使いたち (角川スニーカー文庫 177-21)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044249267
作品紹介・あらすじ
ついに大魔術決闘が始まり、布留部市各地の戦闘は激化の一途を辿っていく。苦戦を強いられた穂波、アディリシアが、それぞれの決意を胸に切り札を切ろうとするなか、市内を巡る霊脈に異変が発生、戦闘中の魔術師たちの脳裏に、ある光景が映し出される。それは12年前-かつて、いつきが妖精眼と交わった記憶であり、それこそが、すべての"始まり"だったのだ!いつきを取り巻いてきた様々な因縁の謎が、いま明らかに。
感想・レビュー・書評
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シリーズ21作目。これまた結構長い。
が、そろそろ物語は終幕に向かっている。いくつかの戦いがあり、いくつかの決着があった。ちりばめられていた伏線も、回収され始めている。
二人の社長(現社長、前社長)の想いが、どのように結実するのか。非常に楽しみである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
21冊目。
大魔術決闘の中盤編。
オピオンにから脱落者が出始める一方で協会からは誰も脱落しないってのが一方的で少し残念。
協会とオピオンを正義と悪に置き換えると納得できなくもないんだけど。
アディリシアは魔神と融合して暴走仕掛けてこのあとどうなっていくか。
というか代償は自分自身だったのかな?
あと、いつきがグラムサイトを得たキッカケはてっきり外伝的な1冊にまとまると期待してただけにサラッと流されて少し残念。 -
がっつりバトルというよりは裏をかき合い、肚の探り合いといった印象。戦闘・闘争よりも戦争といった感じでスケールがどんどん大きくなっていきました。そして合間合間で語られる過去・真実。気付けば最後まで読み終えてました。次でラスト。どのように締めくくってくれるか、楽しみです。最後に、司さんマジかっけぇ。
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最終巻前。シリーズ最大の謎がついに明かされる。次で終わってしまうと思うと寂しい。
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ラスト手前。
物語が終わる前の種明かし。 -
グランフェーデも半ばまで終わり、戦いも二転三転という感じ。
やっぱり先代社長の伊庭司がキーパーソンという流れですが、それよりも いつきを含めて前アストラルのあの人物が意外なところで繋がっているというのにちょっとびっくり。
よく読んでいれば十分伏線は張られていたんだろうと思いますが、気づかなかったので意表を突かれた形。
あとは、アディの今後が非常に気になっていたりします。どうなるんでしょうね?
あとはクライマックスに向けて一直線という感じ。