GOTH 夜の章 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044253042

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    殺戮現場などのシーンは思わず「ヴッ」と目をそむけたくなるような描写があったりしましたが、最後まで読むと「そういうことだったのか!」と驚かされました。

    また「夜の章」というサブタイトルにも納得。
    最初は分からなかったけれど、夜という女の子の話だったのですね。

    後編も読むのが楽しみです。

  • 事件を起こす人より、主人公たちの心の闇が怖かった作品。特に少年の。
    2作品目の「犬」には、2回目にもかかわらず、凄く驚かされた。さすが乙一。

  • 叙述トリック。流行ってたな。

  • 暗黒系
    初っぱなからエンジン全開のグロさ
    読んで顔が歪むほどの表現のスゴさが際立つ
    そして結構なあっさり系で終わる


    いやー、叙述トリックとは言えさすがに無理がある
    他の作品と比べるとレベルが低く感じる
    むしろ森野を愛でる作品

    記憶
    姉妹そっくり=まぁいつものあれだよねっていうのは大体予想は付く
    とは言え伏線等はちゃんとあるので楽しめる

    上下巻共に言えるがエグい描写ありのため人を選ぶ

  • 恐る恐る読み進めていたのに、嬉々としてページを捲るようになっている自分が怖い。

    暗黒系、犬、記憶の3章。
    好きなのは暗黒系かな。
    『犬』最後まで読んでも、やはり悲しみが強い。

    犯人の免罪符がないのが好きです。

  • 単行本で一冊に内容が収められているより、文庫本で内容が分けられているところが区切りの良い感じで私は好きです

  • 短編それぞれにサイコパスと言える人々が登場する。個人的には1番最初の話がとても良かった。最初の短編以外は本格?ミステリーというよりは、叙述的な魅力などが目立った作品だったと思う。

  • なんで双子の姉が夜で、妹が夕なの?
    夕方のが先じゃない?1日遅れってこと?

  • 『暗黒系』と『犬』を読み終わったあたりでは、「サイコパス過ぎるし正直グロいだけな気がする…。『犬』の展開も無理やりじゃない?」と思っていたが、さすが乙一。最後のオチはだいぶ想定外でしっかり面白かった。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    連続殺人犯の日記帳を拾った森野夜は、未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘う……人間の残酷な面を覗きたがる者〈GOTH〉を描き本格ミステリ大賞に輝いた乙一の出世作。「夜」を巡る短篇3作を収録。

  • 絶対に森野は核心に関与しないのがいい。
    少し若いかもしれない

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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