GOTH 僕の章 (角川文庫)

  • 9071人登録
  • 3.69評価
    • (1074)
    • (1089)
    • (2138)
    • (127)
    • (26)
  • 782レビュー
著者 : 乙一
  • 角川書店 (2005年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044253059

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

GOTH 僕の章 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 黒乙一Ver.の連作短編集。前作の『夜の章』あっての本作。主人公“僕”と森野夜の異常な「興味」が、惨い事件に吸い寄せられる。サイコパス感満載で時折気持ち悪くなっちゃうのに魅せられる。どれも甲乙つけ難い作品。乙一作品は相変わらずあとがきが一番面白い。

  • 猟奇的。
    ミステリーは好きなのですが、あまりにも猟奇的で、、、´`
    ただ、世界観はすごいと思います!物語の登場人物が、実は…ということが多くて、なん度も読み返して想像を膨らませたり、予想をしながら読むのですが、良い意味で裏切られたり。
    話の作りがすごいのですが、ちょっと猟奇的な部分で感情移入ができず★2つ。

  • 短編集。
    叙述トリックが得意な作家は他にもいるけれど、乙一さん独特の世界観と相俟ってその効果は倍増しているように感じた。
    「騙されたっ!!」と気づいたときは悔しいけれど、「こうきたかっ!!」という楽しさの方が勝っている。
    短篇にもかかわらず妙に心に残る。
    そんな物語が収められている「夜の章」と「僕の章」。
    特に「土」が印象に深く残った。
    合わない人には徹底的に合わない作家なのかもしれない。
    それでも、読まずにいるよりは試しに1回は読んでほしいなぁと思う作家のひとりだ。
    もっとも時代小説などを普段読んでいる年配の人たちにはきっと無理だろうなぁとは思うけれど。
    あとがきもぜひ読んでほしい。
    乙一さんの作品が好きな人はきっと楽しめるはずだ。

  • やべ、下巻から買っちゃったよ。

  • この関係性興奮する

  • 終始、孤独がつきまとう感じ。「声」が一番印象に残ったかも。

  • GOTH[ゴス]

    「私の心は暗黒なの。」

    「この世には殺す人間と殺される人間がいる。」

    ゴスな少女と少年、そして少し狂った犯人たちの物語。


    【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
    https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7000174406&mode=one_line&pvolid=PV%3A7000300218&type=PvolBook

  • 夜の章とどちらが先かわからず、僕の章から読了。
    最初のリストカット事件の出たしがグロ過ぎて読み飛ばすものの、途中から結末が気になりどんどんハマった。一番ストーリーとして面白かったのは土。
    でも猟奇的な描写は好みが分かれるところ。

  • (20161017)久しぶりに読んだけど大体夜の章と同じ感想。最後だけ読み返したくなる混乱ぶりだった

  • 作者曰く「ラノベ」らしいけど、そんな雰囲気はあまり感じず、ミステリー文学として純粋に楽しめた。猟奇事件に魅入られた高校生を主人公としているので、そのトリックやネタの部分に新鮮味があって面白かった。

  • 僕の章も一気読みでした。
    真似したいわけじゃないのに、ここに出てくる犯罪者の行動にゾクゾクする。
    それにしても僕のカメレオン具合には驚かされる。

  • 『GOTH 僕の章』読了。
    夜の章ではただただすごいしか思わなかったけど、僕の章に限って不可解な死に方をする人たちが何かを残そうとしていることに心惹かれる「土」と「声」が上下巻合わせて好きな終わり方だなぁ。愛する人と一緒に死にたいと言って自ら死を選んだり、殺した人によって殺された人の最後の肉声を大切な人に届けたり、変な意味で愛がある。現実でありえないからなんだかおぼつかない。最後にはすごいってなる。

  • わー。まじかー!みたいな展開。
    こういうのが好きなんだな、ってわかるよね。笑
    先へ先へ、どんどん進みたくなる。
    展開に驚かされるだけではなく、描写もすごくきれい。
    乙一さんはすごい、と言わざるを得ない。

  • ミステリーはあまり詳しくないが、この作品は所謂叙述トリックに入るのかな?
    ところどころ会話の流れとかで無理なところはあるけれど、それでも全体的に見ればさほど違和感なく読み進めることができた。

    「夜の章」よりも犯人側に寄ってる作品。どれも犯人視点で話が進む。
    好きなのは「土」。この短編だけ犯人がとても人間らしいというか、犯人の心情が細かく描写されているので異色。他は単純な妖怪モノとして楽しめたが、これはともすれば純文学的な楽しみ方もできるかも。ラスト付近で犯人が土を掘り返す場面は秀逸。
    ラノベ×エンタメ(ミステリ)×純文学、ジャンルの垣根を越えた多角的な小説の面白さが詰め込まれた作品。

  • 2013/1 暇潰しに再読

  • 暗い、グロい、暗い。
    乙一ワールドが炸裂している。取り返しのつかない物語であり、またそれ故に何処までも純粋で、真っ直ぐで、無垢である。
    これぞ乙一。もう一冊と合わせてどうぞ。

  • しかしさすがに叙述系のトリック大杉で無理が目立つ。まあ、面白いけど。

  • 読んでて、ドキドキする。
    読んでて、期待に胸膨らます。
    読んでて、不快になる。

    けど、こういう殺しとか、
    残忍とか、
    虐げるとかを
    自分が求めてるのにも気付く。
    ちょっとキモチイイ。

    思いこみ。
    語り手。ちょっとズルイ。
    けどだまされてキモチイイ。

    ライトノベル。
    ちょっと偏見があった。
    ちょっとだけ反省します、
    他のライトを読んでみてから。

    「夜の章」 「僕の章」
    ○暗黒系  ○リストカット事件
    ○犬    ○土
    ○記憶   ○声

    乙一。
    ミクシィをまわって知った人。
    教えてくれたページに感謝。

  • !さわやかな朝をむかえたい方は読まないでください。

  • 【状態】
    貸出中(予約0)

    【内容紹介】
    世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だと自覚する少年「僕」。もっとも孤独な存在だった彼は、森野夜に出会い、変化していく。彼は夜をどこに連れて行くのか? 「僕」に焦点をあてた3篇を収録。

    【キーワード】
    文庫・ホラー・短編集


    ++1+2+1

  • ライトノベルミステリ投票の、ベスト3くらいは読んでみようシリーズ第三弾。第6位の乙ーの短編集は、猟奇殺人とか犬の死骸の山とか人の生き埋めとか、題材がどうにも気持ち悪くて、ランチ中には読めないな~。暗黒面の心理をとりあげるのはいいけど、キモホラーがメインでトリックがサブだと、逆だといいのに、って思っちゃう。同じ作家でも、ペンネーム中田永一の日常系のほうが、自分には合うのかも。6つの短編のうちのベストは「リストカット事件」。たった40ページの短さに、固執する不思議な人間心理、いきなり犯人が判明する巧みな構成、真犯人の意外な動機、と魅力が詰まってて、本格ミステリ大賞受賞もなるほどの出来映え。でもやっぱ暗い。

  • GOTH続編。
    しかし改めて見るとうっすい本ですね。
    カバンの容量を圧迫しないサイズとおもしろさが同居してるいい書籍。

    連作短編を3作品収録。
    篠原は人間の手を愛していた。人間という存在は手の付属品でしかないとまで思っていた。いつしか溢れた気持ちは、手の蒐集という形を伴って満足を与えた。ある日家に帰ると、大切な手がひとつ残らずなくなっていた。一体何故。あいつだ、あいつが盗んだんだ…―――――「リストカット事件」
    人間には、殺す側と殺される側がいる。森野は前者であり、僕は後者だ。惨殺された北沢博子の写真を彼女が見せてくれたとき、僕は彼女に嘘をついた。―――――「声」

    GOTHで主軸となる登場人物は2人。
    自分が殺す側の人間だと自覚しつつも、何食わぬ顔で日常生活をこなす「僕」と、猟奇的な事件に興味を持ち、僕とともに事件の情報を淡々と収集する同級生「森野 夜」。
    本作は「僕」に焦点を当てたラインナップとなっています。
    設定だけ聞くと、中二病的な雰囲気満々でイタい小説のように聞こえる方も多いかもしれませんが、この本の魅力はコンパクト・ミステリーにこそあると言えるでしょう。
    厚さ1㎝にも満たない書籍中、さらに分断されたボリュームの1編毎に、必ず何かしらの驚きを用意しておいてくれるのです。
    さっと読めるミステリーとして、今まで読んだ中でダントツのクオリティでした。
    前編「夜」の章も併せて読んで欲しいですね。

  • 図書館で借りた本。
    「リストカット事件」街で、人が襲われ、片手だけを奪われるという事件が連続で発生した。この事件に興味を持った僕の推理
    「土」どうしても人を土に埋めたいという欲望を満たすチャンスが訪れた。誰にも気づかれずに埋めるチャンスが。
    「声」2歳年上の姉が無残に殺された。ある日妹に接触してきた男は、姉の最後の声を録音したテープを持っていた。男は犯人なのか。

  • この、読んでいて胃が重くなって考えが止まる感じ、本から発せられる湿度はなんなんだろうねぇ。

    森野は普通の小説ならヒロインとして起用されそうなのに大して出て来ず、しかも知らない間に殺されかけてるってのは、、、いやでもだからこそのヒロインと言えるのか。

    僕は最近になってライトノベルを読み始めたというか、読んだ後で世間では「ライトノベル」に分類されてるらしいということを知ることが多い。
    でも所詮それは売る側の売りやすくする為の分類だから、「ラノベなんて•••」と思ってるひとには、ひとにこそ、読む側の時にはこの『ミステリ』を読んでもらいたい、、、って上から目線になっちゃった。

  • 夜の章のほうが面白かった。やっぱりちょっと怖いから深夜には読めないし、かと行って朝でもないから帰りの電車にちょうどいい作品。実際の殺人事件のニュースがあると、妙にリアルに描写が浮かぶようになってしまった。

全782件中 1 - 25件を表示

GOTH 僕の章 (角川文庫)に関連するまとめ

GOTH 僕の章 (角川文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

GOTH 僕の章 (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

GOTH 僕の章 (角川文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

GOTH 僕の章 (角川文庫)の作品紹介

この世には殺す人間と殺される人間がいる。自分は前者だ-そう自覚する少年、「僕」。殺人鬼の足跡を辿り、その心に想像を巡らせる「GOTH」の本性を隠し、教室に潜んでいた「僕」だったが、あるとき級友の森野夜に見抜かれる。「その笑顔の作り方を私にも教えてくれない?」という言葉で。人形のような夜の貌と傷跡の刻まれた手首が「僕」の中の何かを呼び覚ます。彼女の秘密に忍び寄った彼が目撃するのは…。圧倒的存在感を放ちつつ如何なるジャンルにも着地しない乙一の、跳躍点というべき一作。「僕」に焦点した三篇を収録。

GOTH 僕の章 (角川文庫)のKindle版

ツイートする