氷菓 (角川文庫)

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著者 : 米澤穂信
制作 : 上杉 久代  清水 厚 
  • KADOKAWA (2001年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044271015

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氷菓 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • かの有名な「氷菓」
    ようやく読む事ができました。
    高校を舞台にしてることもあって、とても読みやすい。
    ハラハラドキドキではないけれどちょっとした謎解きが楽しい。折木君の巻き込まれるのが満更でもない感じがとても共感出来る。
    「氷菓」の意味…私も折木君の苛立ってるあたりから分かってしまった…。切ないです。
    シリーズを追いかけていこうかと思います。

  • さくっと読める手軽さはよかったけど、引き込まれる感じではなかった。
    もうちょっと読み応えが欲しいかな…


  • 高校の古典部のお話。推理ものみたいだか、余り引き込まれなく、なんだか浅い。多分このシリーズはもう読まないかな。

  • 前から気になっていた本です。

    それぞれキャラクターが立っていておもしろいし、すらすらと読めました。

    主人公のブレたくないのに結局付き合わされてしまう憎めないキャラがとても気に入ったのでシリーズ全部読んでみようと思います!

  • 古典部シリーズ・第1弾。

    映画化されるらしいので読んだ。
    日常のちょっとした謎を解く話。
    読みやすかった。

  •  主人公の折木は性格がよろしくない。が、この性格のよくなさをスルーする友達や受け流す友人、性格はともかく推理力が優れているところを認める友人などに許されて生活が送れているところがある。
     まー、リアルにいたらそうとう面倒くさいだろうなぁ、と思いつつ、そういうあちこち偏ったパーツがうまいことハマりあうのが友人というものなんだろうな、と思わなくもない。

     ただただ、折木奉太郎のキャラクターに好感が持てない。

  • 安楽椅子探偵もの。のカタチなのだが、ミステリーかと言われると、特別考えるところもなく。。。気軽にサクサク読めるのは、幅広い人に興味持ってもらえるのでよいのではないかな。というか作中で全く触れられなかった、すっごく気になる点があるのだが、これは続編でかかれるのか?

  • 日常の中の些細な謎に、好奇心を巡らすことの面白さ。考えて調べて、謎を明らかにすることで、世界が少しずつ広がる。こういうタイプのミステリーってあまり読んだことがないかも。

  • 前から読みたいと思っていた作品。中3の女子に『氷菓』読んでいる、と言ったら、アニメや映画化の話をしてくれた。今読んでおいてタイムリーだった。
    主人公のホウタローは愛すべきキャラだし、ー手紙でしか出てこない姉との関係がキャラを際立ているーお話もサクサク読めた。私のようなおばさんには物足りないが、読書量がそこそこの中学生には、丁度良いかも。

    でも、この表紙だと手に取られない。映画化にあたり別バージョンが出るのでは。

  • アニメは好きだった。久々に読み返してこれを読書会で課題にあげる意味を考えてたんだけれど、この作品って本当に駄洒落づくしだと思う。暗号も好きだし。おとなしくひとの意見を聞く側にまわりたいと思う。

  • この作品の登場人物の設定やエピソードはタロットのアルカナが参考になっているみたいです。

    折木奉太郎
      力(8) 女性にコントロールされるライオン
      ○正位置 絆、意志 ●逆位置 無気力
    千反田える
      愚者(0) 旅人(目的を持つ、もしくは無計画)と一匹の犬
      ○正位置 自由、純粋、天才 ●逆位置 わがまま、無計画
    奉太郎とえるは二人一組として愚者と力のアルカナが割り当てられているようで、状況によっては奉太郎が愚者で、えるが力のアルカナとして描かれていると思います。
    福部里志
      魔術師(1) 派手な衣装を着た手品師
      ○正位置位置 創造、活力 ●逆位置 消極的、力不足
    伊原摩耶花
      正義(11) 正義を象徴する女神
      ○正位置 公正、両立 ●逆位置 片思い、多忙
    折木供恵
      女教皇(2) 知識を授けようとする修道女(少女)
      ○正位置位置 知性、直感 ●逆位置 わがまま
    遠垣内将司
      吊るされた男(12) 通過儀礼の儀式を行う男
      ○正位置 奉仕(壁新聞部の手伝い) ●逆位置 欲望に負ける
    関谷純 小木正清(死亡したり転校したりした人物のアルカナは新しい登場人物のために使われるみたいです。)
      塔(16) 小さな塔(プロパガンダの媒体)
      ○正位置 悲劇 ●逆位置 アクシデント
    糸魚川養子
      隠者(9) 後輩を導く老人
      ○正位置 真実へ導く ●逆位置 真実へ導かない

    善名梨絵・善名嘉代
      月(18) 月と一対の犬と2棟の建物と水の中の甲殻類
      ○正位置 不安定、見えないもの ●逆位置 好転
    入須冬実
      女帝(3) 玉座に腰掛ける女帝(母親像)
      ○正位置 才能、魅力、実利 ●逆位置 他人を使う
    本郷
      星(17) 大きな星と周りを囲む7つの小さな星と二つの壺から液体を注ぐ女性(仲介者としての能力を持っている)
      ○正位置 ひらめき、成功 ●逆位置 悲観的
    江波倉子
      節制(14) 杯から杯へ水を移し替える大天使ミカエル(仲介者)
      (古典部と探偵役との)仲介
    中城順哉
      教皇(5) 自らが法である教皇(書物の確認がいらない)
      ○正位置 優しさ ●逆位置 ひとりよがり(脚本無視)
    羽場智博
      皇帝(4) 玉座に腰掛ける皇帝(先導する指導者)
      ○正位置 行動力 ●逆位置 独断
    沢木口美崎
      戦車(7) 戦車(地上を走るための乗り物ではない)に乗った若き王
      ○正位置 突進 ●逆位置 暴走

    十文字かほ
      運命の輪(10) スフィンクスが操る輪の周りを4人の天使(天使は「世界」に向けて勉強中)が囲んでいる
      ○正位置 変化 ●逆位置 別れ、すれ違い、アクシデント
    陸山宗芳
      世界(21) 中央に描かれた人(男性もしくは女性もしくは両性具有もしくは神人合一)とその周りを取り囲む天使・鷲・牛・ライオン
      ○正位置 完璧 ●逆位置 調和の崩壊
    田名辺治朗
      審判(20) 空中に現れた天使と地上にいる老人・女性・棺からよみがえった人物
      ○正位置 復活 ●逆位置 執着
    あんじょうはるな
      死神(13) 死神(性別不明つまり両性具有的であり「世界」の完璧なる存在に近いもの)
      ○正位置 終わり ●逆位置 再スタート
    河内亜也子
      太陽(19) よく似ている二人の子供が太陽に仲介されて接触している
      対立する二人の接触、変革への第一歩
    湯浅尚子
      恋人(6) 男性とその両側に立つ二人の女性と頭上に天使らしきもの
      ○正位置 調和 ●逆位置 不調和
    谷惟之
      悪魔(15) 悪魔と拘束された男女
      執着

    「遠まわりする雛」まで

  • 折木くんのキャラがなかなかナナメで面白い。いきあたりばったりかと思いきや割りとちゃんとした事を言うあたり良いキャラだなぁと。お姉さんもなかなかで姉弟というのは根本やっぱり似るのねー、という感じ。古典部のメンバーもそれぞれ良い味が出ていてどんどん読めました。軽い謎解きのようにも見えるし、実際軽い謎解きもあるのだけど、本筋の謎解きはけどなかなか重い。氷菓の本当の意味は知ればとても悲しくてやり切れませんでした。続きも楽しみです。

  • アニメも有名。どちらも面白い。登場人物はみなスペックの高い高校生。学園ものミステリーで、サクサク読めるがたまに辞書を引かなければわからないような表現が使われており、語彙力アップ?にもなる

  • 古典部シリーズの始まり。
    読み終わって謎が解けてから、あらためて文集の表紙絵を思い描いてみると、事件そのものをこうもはっきりと表わしていたのか、と強く印象に残る。
    社会というものの、ある意味、嫌な本質を表しているのだ。
    その現象は、高校の中でも縮図として起こってしまった出来事だったのだろう。

    関谷氏の無念と、その後の人生はどうだったのだろうと想像すれば胸が痛む。
    古典部メンバーの謎解きは、少しは供養になったのだろうか(本当に亡くなっているのかどうかはわかりませんが)
    「氷菓」はずいぶんと苦いスイーツだった。

    謎の重さは別として、高校の部活動、それも、文化部というのも、運動部のよさとはまた違ってよいものだと思う。
    会話が多いということ、彼らがどんなことを考えて生きているのか、友達の言葉にどうこたえるのか、そんなやり取りが、懐かしい日々を思い出させる。

  • 米澤穂信作品は 「満願」に続いて2作目
    結構 粘着質な話を想像していたが、学園ものでサクサク読めた。

    なぞ解きはちょっとした身近な疑問で、登場人物が個性的で良い。

    題名「氷菓」の謎が分かってからも (おお~そうだったか)とはあまり感じられなかったが・・・・

    英語の得意な友人に話すと
    「ほら 郁恵ちゃんが歌ってたじゃん。♪アイスクリーム YOUスクリーム 好きさ♪」と。
    (おおぉ~)っと 心に落ちた。

  • 途中ちょっと内容が入ってこなかったけど謎を解いていくところは少し面白かった。

  • 面白かった。サクサク読めるのに、謎解き部分がしっかりしていて、登場人物にも嫌味がない。
    正直読み返す程深い作品ではないけれど、進んでシリーズの続きを読みたいと思える。
    ★3.9

  • 氷菓というタイトルの意味は重要でありつつ、個人的にはラストに至るまでの登場人物の感情の移ろいとでも言うんでしょうかね、そういったところを味わいたい作品かなぁと思う。

  • 面白かったー。さくさく読了。早速次を買ってきて読み始めたよ。

  • アニメ版がイマイチだったため、ずっと敬遠していたシリーズです。氷菓の意味に言及する後半までは、謎が謎とも思えない軽すぎる学園ミステリーでやっぱりイマイチ。「酸味を利かせたキリマンジャロの味がお気に入りの店だ」なんて言う高一男子(=奉太郎)、中二臭くて鼻つまみたくなるし。でもキャラ個性に慣れるとともに物語が33年前の事件と関谷純の本音に言及する段階になると、集中して一気に読めました。少し切ない真実が心に残るラストでした。ところで『神山高校50年の歴史』の亡くなった男子生徒は顧問と関係あるのかな。

  • 読まず嫌いだった。これは面白い。高校が舞台なのが効いてる

  • 米澤穂信作品は、最後にせつなげな後味を残していく。

  • 「わたし、気になります」
    千反田がつぶやくこのひと言が、謎解き開始の合図だ。
    世渡りが上手な人がいる。
    自分が非難を受けるような矢面には立たずに、自分の願う方向へ他の人たちを誘導していく卑怯な人がいる。
    騒ぎに便乗して許されない領域まで入り込み、到底許されないだろうとわかっている騒動を引き起こし姿を隠してしまう狡い人もいる。
    大抵貧乏くじを引くのは善良な人だ。
    個人が責められるべきことでなくても、たとえ名目上だけであったとしても、自分自身の責任を果たそうとする。
    古典部の個性的なメンバーのそれぞれがしっかりと描かれている。
    そのためかとても読みやすい。軽快なやり取りと、謎に秘められた苦い思い出。
    メリハリのある展開も、切ないけれどどこかで「あぁ~!」と腑に落ちてしまう結末もよかった。
    古典部のメンバーは日常の小さな謎を解き明かしながら、33年前に初めてつけられた文集の「氷菓」というタイトルに迫っていく。
    タイトルは作品の顔だ。
    インパクトがあればいいというものでもなく、作品の内容や世界観を示唆しつつセンスのいいもの。
    読み終わらなければ本当の意味が見えないタイトルもある。
    まさに「氷菓」はそういう作品だった。
    「氷菓」と名付けられた本当の意味を知ったとき、切なさが胸に迫ってきた。

  • たくさんの謎がそこかしこに潜んでいて、なんと言うか宝探しをしているような気分になった。
    まだまだ気になる謎がたくさんある。
    早く次が読みたいなぁ。

  • 米澤穂信さんの作品は2作目。
    日常ミステリーということで、章ごとの謎解きが、次なる謎に繋がり、最後は「氷菓」という古典部文集名の意味の解明となる展開は面白かった。

    この言葉、学生がよく知っているな!と内心ツッコみながらだったが、大変勉強になった(笑)
    アニメはこれから観るのでそちらも楽しみ。

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氷菓 (角川文庫)の作品紹介

何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。

第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作
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