氷菓 (角川文庫)

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著者 : 米澤穂信
制作 : 上杉 久代  清水 厚 
  • KADOKAWA (2001年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044271015

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氷菓 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「わたし、気になります!」を連発して、
    娘に「ママ、うるさい。。。っていうか、ウザイ!」と白い眼で見られる今日この頃。

    アニメ化前になんとか読破しようと思っていたのに、イナカの図書館には置いてなくて
    アニメ化の余波で、古書店ではあっという間に値上がりして、
    ようやく読めた古典部シリーズ第一巻。

    主人公 折木奉太郎の、イマドキの高校生にはあり得ないような、
    古き良き時代の文士崩れの如き独白。。。素敵です♪
    「高校生活といえば薔薇色、薔薇色といえば高校生活」
    と、遥か時の彼方に去った私の高校時代でも口にできなかったような台詞を
    冒頭で彼に呟かせる米澤穂信さんが、
    このデビュー作を書いた時20代前半であることに驚きます。

    学帽にマントを羽織っているほうがしっくりくるような
    奉太郎と里志のインテリゲンチャ風会話に
    オートロック、赤外線センサー、データベースなど
    いかにも現代らしい単語が飛び交ったり、
    里志ネーミングによる、大時代がかった「桁上がりの四名家」の一員であることが
    出自などまるで関心なさそうな今現在の高校での事件の発端になったりと、
    一見、パラレルワールド?と思えるような、その微妙なズレ感が素敵。

    人生の指針が省エネという奉太郎、自らをデータベースと言い切る里志、
    好奇心をエネルギーに生きる千反田さん、七色の毒舌を誇る摩耶花、と
    ちょっと毛色の変わった生徒たちが集うのが
    よりによって「古典部」というところも面白く、
    学校ならではの些細な謎が、やがては学校の歴史に眠る
    苦い真実に辿り着くあたりにも、米澤さんらしい緻密さが発揮されて
    アニメで大筋がわかってしまっていても、やっぱり続きが。。。
    わたし、気になります♪

  • おすすめされて読もう読もうと思っていたこの本、やっと手に取りました。
    へー、デビュー作なんだ。
    米澤さん、がっつりミステリ作家さんのイメージだったけど、こっちの青春ラノベぽい感じが定番なのかな。

    高校入学早々に、謎の古典部に集まったなかなか曲者ぞろいの4人の男女。
    登場人物の名前が難解というか不思議すぎる。
    ミステリーとしてはすごく軽いけど、豆知識的うんちくや小難しい語彙の連なりがわたし好みでした。

    薔薇色だろうが灰色だろうが、高校生活ってのはいいもんだなぁ。
    こんなお洒落な会話する高校生もないだろうけど。

  • ebookjapanの半額キャンペーンで購入。思ったよりライトな文体で集中力保つのに疲れちゃったけれど、プロットはやっぱりいい。アイスクリームだぜ……。せつない。この地味な作品をアニメ化しようと思ったスタッフえらい!

  • 一つ言及するなら、奉太郎は「省エネ主義」であって、無気力なわけでもないし、物事に無関心なのでもない。
    端的にいうと、そういう人間は自ら孤立を望むはずだからだ。

    その省エネライフに春風を届けたのが、我らがちーちゃんこと千反田える孃。

    この作品は、ミステリ(それもライト)モノと捉われがちだが、れっきとした青春エンタであると思うのですよ。

    実際、ちーちゃんによって、(だけではないが)奉太郎は徐々に行動も感情も変化させていく。

    人を変えられるのは出会いによるモノが多い、とは本当の事ですから。

  •  姉の命令で高校の古典部に入部することになった奉太郎が、古典部の仲間とともにさまざまな日常の謎に挑むミステリー

     奉太郎の持って回った一人語りが、ある意味とてもラノベらしいなあ、と思いました。なんとなく『涼宮ハルヒ』のキョンを思い出させます。(出版は氷菓の方が先みたいですが)

     古典部それぞれのキャラ付けが分かりやすかったので、読みやすく楽しめました。

     ミステリとしても、毎週なぜか借り出される本の謎や、古典部の文集のバックナンバーの行方など日常の謎らしいささやかな謎から、33年前の古典部の文集に秘められた真実などバリエーション豊かです。

     特に結末でわかる文集の謎の回答は、少しだけほろ苦さや痛切さを感じさせる真相でライトノベルの賞を受賞した作品ながら、その辺の味わいを残しているのはとても米澤さんらしいなあ、と思いました。

    第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞

  • 高校入学したての主人公の日常ミステリー。人が死んだりとかは無い、ほんの些細な謎を解いていくミステリー。でも高校時代ならそんな出来事が大きなことだし、人を変えていくのだと思う。 些細と書きましたが、氷菓にまつわる話は全然些細ではなく胸が締め付けられる様なストーリーです。

  • 振り回されてたほうが、楽しいでしょう。

  • 最初でた!ラノベって思ったけど、そうじゃなかった。
    日常の謎はすき。
    キャラもかわいい。
    アイスクリームは単純に感動。

  • 前から気になっていた本です。

    それぞれキャラクターが立っていておもしろいし、すらすらと読めました。

    主人公のブレたくないのに結局付き合わされてしまう憎めないキャラがとても気に入ったのでシリーズ全部読んでみようと思います!

  • 私が米澤穂信さんを好きになったきっかけになった作品。学生・学園ものは多く読んできたけれど、こんなに学生のできる範囲でさりげなく、そして予想するのも難しいトリックや謎を考えられるのはすごいな、と感嘆した。登場人物それぞれにしっかりと個があって、シリーズで人気があるのも納得だな、と。

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氷菓 (角川文庫)の作品紹介

何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。

第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作
2012年4月より、京都アニメーション制作でTVアニメ放映予定!

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