愚者のエンドロール (角川文庫)

  • 7774人登録
  • 3.63評価
    • (489)
    • (1218)
    • (1332)
    • (144)
    • (21)
  • 865レビュー
著者 : 米澤穂信
制作 : 高野 音彦  清水 厚 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2002年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044271022

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
米澤 穂信
有川 浩
米澤 穂信
米澤 穂信
ZOO
乙一
有効な右矢印 無効な右矢印

愚者のエンドロール (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前作より主人公が振り回され、いろんな感情が見られて面白かったです。

    話自体もテンポよく読めるし最後にあーなるほど!!って気持ちよく終われる作品でした。

  • 前作より、随分と面白い。繰り返される小さな疑問に対して、きっちり伏線入れられててよかった。日常ミステリならではの楽しみ方が出来たと思う。とりあえず、毒入りチョコレート事件読まなきゃならん。

  • アニメ「氷菓」が面白かったので読んだ本。未完成のクラス制作の映画の結末を古典部が推理するという話。面白かった。登場人物の推理の矛盾を指摘して真相に近づくという展開が「逆転裁判」みたいな展開だと思った。

  • 2作目もとても面白かった。最初なんの始まりかと思いきやそういうサイトなんですね。多少時代を感じます。軽いけど学園で起こるミステリーとまでもいかない、謎解き。1作目より後味の良い読後でした。登場人物のキャラはそれぞれ濃いけど、私はどうも千反田さんが苦手。入須さんは好きなキャラでした。それにしても、下手なディナーより高価なお茶ってどんなん。それを持てる財力の高校生ってのもすごい。

  • 古典部シリーズ、第2弾。
    この作品自体、「人の死なないミステリ」ですよね。

    文化祭に出展する予定の、2年生の作品の試写会に招待される、古典部の面々。
    それは、脚本担当の事情で未完成だった。
    在るべき結末を予測して欲しい、と『女帝』に頼まれる奉太郎。

    前作の『氷菓』事件を解決したことで、奉太郎の推理能力が周囲に「評価」されつつあった。
    彼も、それを認めるにやぶさかではな…くなってきたのかな?

    「アバンタイトル」と「エンドロール」も含め、とんだ入子細工なつくり。
    女に御されるホータロー、お疲れ様です。

    しかし、なんというか、ここにも姉の影が?
    …私の思いすごしでしょうか?
    『氷菓』のような悲惨なお話ではないところが、安心して青春を楽しめました。

  • 大袈裟な茶番に付き合わされている気分で読んでいましたが、それは古典部にとっても同じこと。2年F組の(いやその大ボスの)謀った茶番です。実際主人公が関わるミステリーの方が好みなので、こういう論理だけを追求するような展開には少々退屈しました。謎解きに付き合うだけなら面白いのかもしれません。里志と伊原の「館ものか!」「館ものなの?」には笑いました。そして表題になっているLとほうたる(笑)のチャットも面白かったです。このシリーズは途中はイマイチに感じるのに、ラストでしっかり締めてくるのが良い。

  • 面白かった。
    前作が短編なのが長編だったのと、
    軽くてとても読みやすいので期待はせず油断していたのだが、
    伏線に見えないところが実は伏線になっていたり、
    最後はそこが綺麗に回収されていたりしてとても満足感があった。
    うまいなーという印象。

    続編を読むのが楽しみ。
    ★4.2

  • 米澤穂信作品としてはなんとなく王道的な作品かなぁと思った。主人公のおれきほうたろうの後悔(でいいんやろかと思うけども)というようなあまり多くは描かれない状況が、彼を高校生たらしめているような気がした。

  • これは面白い。このシリーズ自体面白いけれど、今作は中でも素晴らしい。色々と物足りないところも、主人公の味だし。

  • 古典部、2作め。
    えるちゃんの知り合いの先輩からの頼まれごとで夏休みの何日かが消化されちゃったけど古典部の文集「氷菓」は本当に完成するのかな。
    どうなることやら続きが気になる。

  • ホータローがついにやる気を出して、今後のストーリー展開も省エネではない感じに変わっていくのかと思いきや、そうは行かず。女帝恐るべしです。

  • 古典部のメンバー
    あの、高校の…
    この空気感は、大好き。

    ただ、ぬる感のミステリー…
    なん、だろ。ふむ、と、思いつつ。
    あっという間に読了‼︎

  • 読めるんだけどやっぱり微妙に好きになりきれないやつ。内容と言うよりキャラクターの問題で。

  •  ミステリーの多重性、多義性をメタファーした、なかなか面白いプロットに彩られる作品である。

     正直、登場人物の言動・態度は余り好きではない。また、好奇心の乏しい省エネタイプの人物が探偵役というのも、ストーリー進行上、かなりの無理を感じる。
     その意味では、ミステリーという単なる謎解きを超える部分、その構成に魅かれるところだ。

     また、タロットカードの「力」に準え、あるいは暗喩された主人公奉太郎の背景事情は、人物造形として気にかかる点だ。もっとも、えるや入須先輩を対手とする理由・必然は、物語りないでも未だ不明であり、納得できる描写は乏しい(逆に、説明文章が不自然に感じられるほど多い)。
     姉の存在が関わるのだろうか?…。

     さらに言えば、奉太郎とその姉は別儀として、古典部の他の登場人物はゲームキャラのような見え見えの配置にしか見えず、神(つまり著者)の御手が見え過ぎである。この点は、やや興ざめでマイナス要素。

  • 高校の文化祭の出し物に自主映画を作ることにした。ところが、撮影などある程度進んだところで脚本が未完にも関わらず脚本担当の生徒が病でリタイヤしてしまった。その脚本の続きを第三者の古典部の主人公たちが推測する。

    人が死なないミステリー
    読み易くて面白い
    叙述トリック

  • 自身の才能と向き合うのは、青春時代を経験した人なら珍しいものとは思わないだろう。主人公が、そうする場面は共感などもあり、非常に心が揺さぶられた。謎はすべて解けたのに、それまでの道のり故にどこか晴れ晴れとしない主人公は、まさに思春期といった感じだ。青春の爽やかさと鬱屈さが楽しめる素晴らしい一作だった。

  • 1作目「氷菓」を読んでから随分と間が空いてしまったがようやく読了。ちょっと手の込んだ青春ミステリ。シリーズものなので、やはり1作目を読んでから読むことをおすすめするし、今後の展開も気になること間違いないですね。

  • 古典部シリーズの二作目。今回はミステリー色が強い。

    【あらすじ】
    「女帝」の二つ名を持つ入須先輩から、クラスで創った文化祭用映画の視聴を依頼された千反田える。古典部員を誘って欲しいと頼まれ、奉太郎・里志・伊原も同席する事になった。
    映画の内容は、廃墟の劇場で起こる殺人事件。しかし、犠牲者が出たところで映像は終わる。怪訝に思う奉太郎達に、入須は真犯人は誰が妥当かと問う。

    【感想】
    素人集団が作った解決編不明のミステリーに奉太郎の推理が冴える。その彼を誘導する入須の曲者振りが凄い。冒頭と末尾に挿入されたチャットもとても効果的。やさしい人であれば真実に辿り着けやすいかも。前作より推理小説色が濃いのが個人的には良い。
    あとがきによると、アントニー・バークリーの「毒入りチョコレート事件」が元祖、我孫子武丸の「探偵映画」が先例とのこと。プロットに前例があると知らず、読破後は新鮮さと機転の良さを感じて大変面白いと感じた。これらの作品を読んでから、改めて本書に戻ろうと思う。

  • 伏線に全然気がつけない。悔しい。わかる人だけにわかるようなネタがちょいちょい挟まれてるのもよいですねをミステリはまるで読まないのでその辺のネタにはまったくわからんけども。

  • 平成29年1月4日読了

  • 再読

    奉太郎が手のひらで踊らされてて

    でも最終的には色んな情報を元に真実に辿り着くのはすごいなと思う

    『氷菓』のアニメが好きで

    小説で最新刊が出たので改めて古典部シリーズを読み直し

    やっぱ面白い
    アニメのイメージが強いケド(笑)

  • 読んでいてとてもつらかった。
    ホータローに任せきりで古典部のほとんどが動いていないのに、いざ推理がずれていると辛辣に否定をしていて読んでいて悲しくなる。
    いつもながらホータロー姉の策略であるわけだけど、掌で踊らされていてピエロになってしまっているホータローを見ているようで自分を傷つけられたような悔しさがある。

  • 本と関係ないけど、アニメ版見たくなってBD探したけど、見つからなくて超へこんだ…
    そういえば、HDDにおいてる状態で見まくって、もういいだろう+1話消えてたってことで焼かなかった気もする…

    内容はまあアニメと同じ。
    前半読んでる時に犯人思い出しちゃって、おもしろさ半減した気も。
    まあミステリーだとこういうのは仕方ないけど。
    どっかで書かれてたけど、人が死なないミステリーってのもいいもんだね。

全865件中 1 - 25件を表示

愚者のエンドロール (角川文庫)に関連するまとめ

愚者のエンドロール (角川文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

愚者のエンドロール (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

愚者のエンドロール (角川文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

愚者のエンドロール (角川文庫)の作品紹介

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。

愚者のエンドロール (角川文庫)のKindle版

ツイートする