赤×ピンク (角川文庫)

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著者 : 桜庭一樹
  • 角川書店 (2008年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281021

赤×ピンク (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • どの女の子にも、少し感情移入できる部分があり、最後はそれぞれ「良かったね(^-^)」と思える結末でした。

  • 全3編の短編集。

    「まゆ十四歳の死体」
    「ミーコ、みんなのおもちゃ」
    「おかえりなさい、皐月」

  • 生きるということは即ち、戦い続けることなんだなと思いました。

  • 皐月の話が凄く好き。

  • なんか不思議な感じ?
    真由ってきっと可愛いいコなんでしょうねー
    けど、結構サラッと読めたかなあ

  • 好きです。桜庭一樹。

  • タイトルだけを見ればガーリーで、一応はラブストーリーです。
    しかし、普通ではない世界観になっています。

    舞台は廃校になった小学校で、催されるのはガールズファイトです。
    そこで戦う三人の女のコ達の物語です。

    ◆まゆ十四歳の死体
    タイトルを見ると物騒ですが、当作の中では一番ロマンチックな内容かもしれません。

    まゆは二十一歳だが小動物のようで、ワザと幼く見せている。
    まゆは戦いの最中、リングから救いの目を向けていた。
    その仕草が客のハートをガッチリ掴んで、「ガールズブラッド」では一番の人気を誇っていた。

    まゆは格闘技の経験がないのに、「ガールズブラッド」に参加している。
    まゆは過去に、母親に閉じ込められたことがあった。
    弟が生まれるまで、ベビーサークルで檻のように閉じ込められていた。

    父親は見て見ない振りをしていた。
    ベビーサークルなので出ようと思えばたやすいが、まゆは檻に甘んじていた。
    父親に出して貰うことを、ずっと待っていた。

    まゆは高校卒業後、上京して自由な身になったが、檻がないと不安になる。
    だから、「ガールズブラッド」の檻で戦っていると、生きている気がした。
    一方で、「誰かに檻から出して貰いたい」と望んでもいた。

    そんなまゆを救い出してくれる人物が現れた。
    結婚マニアの男性で、しかもその日に会ったばかりだった。
    まゆは、彼の手を取る。

    「死体」と表現されたものは、まゆがつけていたグローブだった。
    檻の象徴だったものを捨てて、まゆは「ガールズブラッド」を辞めてしまう。
    その後のことは語られていませんが、(皐月の話で、電話があったようですが)まゆちゃんが幸せになれたらいいなと思います。

    ◆ミーコ、みんなのおもちゃ
    当作の元レーベルはファミ通文庫のようです。
    ライトノベルでこの設定は過激だと思いますが、最近のラノベはエロがえげつないようですからねえ(笑)

    ミーコはSM女王のアルバイトをしている。
    奴隷として通っているのが、廃校の体育館でやっている道場の師範代だった。
    まゆの話の印象では、「ミーコと師範代はデキているのかな」とは思っていましたが、主人と奴隷関係だったとは驚きだよ!!!!

    ミーコは見た目は派手だが、実は真面目で几帳面である。
    試合でも、実力はあるのに客を喜ばせる演出を優先にさせていた。

    ミーコは昔から、相手の夢や物語に付き合っていた。
    それは、今も続いている。

    「赤×ピンク」というのは、母親に二階から投げられた時に咲いていた花のことかな。
    ミーコは、全編を通しての主人公かもしれません。

    可愛がっていたまゆが檻から逃げて、ミーコはショックを受けます。
    皐月のところに転がり込んで話をするうちに、ミーコは何をやりたいのか考えるようになります。
    SでもMでもなかったミーコは、「ミルコのような格闘技をやりたい」と思います。
    女王様のアルバイトは辞めましたが、プライベートで師範代とのプレイを続行しているのかが気になるところです。

    ◆おかえりなさい、皐月
    皐月は女嫌いで通っているが、性同一障害だった。
    自分は男だと思っているのに、裏切るように体は女性化していく。

    エロ本を母親に見つけられたことで、皐月は己を恥じて家出し、空手を辞めていた。
    千夏という女性と出会い、彼女に本性を見破られたことによって、皐月は両親にカミングアウトする決意を固める。

    両親の反応が気になるところです。
    レンタル屋のオッサンが鬱陶しいと思いました。

  • 読了

  • とても好きな桜庭さんの作品。
    少女から女性へと変わっていくような
    特殊でありながらも、なぜか共感できる。

    ミーコが救われないような気がしてしまうのが悲しかった。

  • 未知の世界、格闘技。

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