赤×ピンク (角川文庫)

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著者 : 桜庭一樹
  • 角川書店 (2008年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281021

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赤×ピンク (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • とても好きな桜庭さんの作品。
    少女から女性へと変わっていくような
    特殊でありながらも、なぜか共感できる。

    ミーコが救われないような気がしてしまうのが悲しかった。

  • 未知の世界、格闘技。

  • 廃校になった校舎で行われる女性のレスリング。登場人物の三人はそれぞれに悩みを抱えている。女性を愛せない女性、高校生から娼婦になりSMクラブで働く、年齢を詐称する女性。女流作家ならではだろうか。女性の視点を重視しており、私にとっては新鮮さを感じる。惜しいのは、結末が短すぎることだろう。最後に各々のエピローグを用意して欲しかった。

  • 今まで桜庭さんの描く少女に若干の違和感を覚えることが多いのですが、今回はしっくりきました。皐月の話はちょっとわかりやすすぎたな~。この頃の独特な感性って、大人になるとやたらに愛しいです。

  • 東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を―彷徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

  • 皐月のストーリーにキュン!

  • 普通に面白かった
    それぞれが内面的なものを抱えつつ、関わって戦ってという話し
    見ているものや感じているもの、他人や自分に対してのそれが全然異なる辺りが実にっぽい
    舞台や設定はフィクション臭がパないけどね
    (観ている人を満足させる様な試合を毎日続けるのは無茶やろう…流石に)
    とはいえ、駆け足で3人の話が語られた、その速度はとても良いペースだった

  • OL辞めたまゆと格闘技が好きなミーコと性同一性障害の皐月の話。

  • 『赤×ピンク』読了。
    タイトルからもっと華やかな世界観を想像してたけど泥臭い少女たちのお話だった。
    ガールズファイトで戦う泥臭い少女たちが垣間みせる華やかさが際立ってちょっとドキドキした。少女であることで無敵になれるあの頃に戻りたいよ

  • 同性愛、SM、性同一性障害...抱えるものは人様々だね。
    全編に登場する師範代と武史が良いアクセントになってます。

  • 28.3.13読了。
    5冊目の桜庭一樹さん。3人の主人公の視点で書かれた連作短編集。舞台はキャットファイト。うーん、さすが桜庭さん、変態な雰囲気が濃い!もうお腹いっぱい!
    話自体や登場人物たちの抱える悩みや人との繋がりは安っぽいんだけど、やっぱり文章が好き。きれい。

    今度から悲しいときはコーラを飲もう。

  • 内容は結構強烈なんだけど、なんかすんなり感情移入してる作品。
    本当になんかすごい。
    読んでいて楽しいし。
    キャラクターの様々な視点で話が切り取られていく。
    ハラハラしながら読み終わるとストンと何か腑に落ちるものがある。
    なんか心のつっかえみたいなものがデコボコのちょっと飲み込むと痛そうな硬いモノが胸の中を通り過ぎたことでゴロンと取っていっちゃった感じ。
    面白い。

  • タイトルについての考察はそのうち。
    非合法のファイトクラブで闘う三人の少女(?)の物語。
    それぞれ異なる「傷」を抱えており、それが自己を「檻」の中に閉じ込めている。
    解説の山崎ナオコーラの何言ってんだろう感が半端ない。
    展開が簡単に予測されてしまう割に描写が長い印象を受けたのと、強引と安易な場面変換であまり楽しめなかった。

  • あんたのその体に、いつかあんたの彷徨う魂が追いつくといいんだけどねぇ。


    彷徨う魂は少女である証拠だ、とおもう。
    いつか追いつくといい。入れ物でしかない身体にしっくりくるときが、いつか、来るといい。
    存在の理由なんてわからなくていい。好き嫌いだけで無茶苦茶したっていい。そういうときが、わたしにも、あったんだ。少女だったから。

  • 設定にチープさや悪い意味での今時感があるフィクションだが、これでもかというくらいになされた比喩による味付け盛り付けと散りばめられた情景描写などが相まってそこに描かれている葛藤はしっかりと心に来るものである。ただ、そんな美しい表現をこんな人たちがするか?と思ってしまうような不釣りあいさはあるし、こねくり回さなくてもと思わなくはない。

  • いい意味でも悪い意味でも、"女の子"がぎゅぎゅっと詰め込まれてる。ラノベ作家と文芸作家の中間って感じで読みやすい。

  • これはひどい。

    檻のなかでのガールズファイトをショーアップし、客がファイターの女の子たちを指名して一緒に酒も飲める秘密クラブ。

    秘密クラブ、のあとに(笑)を付加する衝動を抑える。
    こういうお道具立ては嫌いではない。
    でもお粗末なお道具立ては大嫌いだ。

    秘密クラブの運営も少女たちの痛み苦しみも、もう少しそれらしくなんとかならなかったのだろうか。


    アイデンティティの危機にもがき苦しみながら、そのクラブで生きる力を見出す少女たち。
    なるほど。

    しかし少女たちのじゃれあう場面、ふわふわべちゃべちゃした喋り方には「かわいいでしょ?萌えるでしょ?」という商売気しか感じない。
    檻のなかで少女たちの闘う様を売り物にするより、もっとずっとグロテスクに感じてしまって私はダメだ。
    昔々に少女だった頃の自分、子ども時代に味わった苦しさを思い出すと「バカにすんなよ」とつい、思ってしまう作品がある。
    これもそうだった。

    『私の男』が大きな力をもっていたので、いろいろ読んでみたくなった。
    桜庭一樹がラノベ出身作家とは知っていた。
    私はラノベがラノベであることを理由に否定するつもりはないのだけれども、もしかしてそうしてしまっているだろうか。
    作者も10年以上前の作品にとやかく言われるのは不本意でしょう。
    ともかくまだたくさん買ったので、引き続き読み続けることにする。

  • このあたりを転機として桜庭一樹はラノベ作家から文芸作家へ移行していったようなので、軽いタッチの読み物ではある。3人の少女を主人公としている。少女は桜庭一樹の得意とする描写だろう。「まゆ、14歳」はわくわくしてよかったのだがそれだけかなぁ。

  • 毎夜、色とりどりの衣装と設定を身に纏い檻の中で激闘を演じる少女らはきっと夜の蝶。
    しかし闘いはお客の為のショーから自分の為の物へと変わっていく。
    自分と向き合う。
    格闘技を愛している。
    それぞれに事情があり、秘密があり、居場所を探している。
    慟哭。
    境界の淵を行き来しながら、今日も痛みを超える。

  • こんなに!清涼感と官能が共存して引き立てあう文章!好きです
    個人的にむちゃくちゃ千夏さんが可愛い。軽くこまされたい。オワタ

  • 挿絵が高橋しんだったので買った気がする。gosickの人だったんだな。

  • 読んだつもりで読んでいなかったらしく、本棚を探しても探しても見つからなかったので雪の中買いに出た。

  • まゆとミーコと皐月のお話。
    やってることはちょっと性的なのに、純粋な女の子だなぁと思いました。

  • 桜庭さんの作品は私にとっては当たり外れのある作家さんなんですが、これはまだ読める方だったかな。

    深夜六本木の廃校舎で行われるガールズファイト。
    そこに出場する少女(?)達の物語。

    基本軸に女の子に恋する女の子っていう設定がありますね。
    主人公を入れ替えながら、皆なにかしらから卒業していく訳ですが、なんかとんでもなく軽い。

    20歳前後の女の子ってこんなもんかなぁとも思いながら読み進めていました。青春小説ってやつ?

    読んだは良いが、後になにも残りませんでした。

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