- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044281069
感想・レビュー・書評
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アニメの一話を観て面白かったから、小説に移行して読み始めましたが、想像以上に面白くてはまってしまいました。少しグロめな表現があるけれど気にならないほどには練られた展開にひたすら惹かれる一方でした。ヴィクトリカのかわいらしさも言葉だけでよくここまで表現できるなと感心するほど伝わってきましたし、全体を通して良い作品だなと思いました。
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この本はアニメやコミックで見る前に読むべきである。小説だからこそ人物の姿を想像できるわけで、それが実はこの豪華客船で起こる事件に大きく影響する。皆無分からない状態で読むことを勧めたい。
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金髪に碧の瞳、ゴスロリに身を包んだお人形のような容姿に天才的な頭脳と
ドSを併せ持つ美少女ヴィクトリカと、日本から留学してきた日本の男の子、久城 一弥。
ちょっと頼りないところもあるけど、強い正義感と誠実さで
ヴィクトリカに振り回されつつも、2人で難題の事件を解決しながら絆が
生まれていくのも読んでいてうれしくなったり[*Ü*]
難事件の混沌をヴィクトリカの天才的な頭脳の中で再構成して言語化していく過程が、
ライトノベルならではのラフだけどドキドキしながら楽しめるバランスですごくよかった~!
学園内にあるヴィクトリカのいつもいる図書館塔最上階の風景や2人のまわりの
空気や光を想像することにたっぷりと時間をかけて楽しかったし静かなおもしろみと一緒に
いつも同時に存在している孤独の色もこれからどう変化していくのか
シリーズを読み進めるのが楽しみです[*Ü*]-
こちらの本をあやたんの本棚で見つけて、すぐに図書館で借りて読んだのですが、本当にこの物語は楽しくって、わくわく度が高い作品でした。
えぬは...こちらの本をあやたんの本棚で見つけて、すぐに図書館で借りて読んだのですが、本当にこの物語は楽しくって、わくわく度が高い作品でした。
えぬは推理ものとか読んだことがなかったので、刺激的でこの本に出会うことができなかったらずっと推理ものを読まないでいたと思います(><)。
あやたんに感謝です♪。2012/09/12
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軽い読み心地なのに緊迫感もミステリ情緒もいっぱいの小説。
生徒から借りました。
ヴィクトリカが可愛いです。
かしこくてかわいくて婆さん声で小さくてふてぶてしい。
主人公二人組が、二人揃って愛らしくていい。
舞台設定が素敵。続きが気になります。 -
マンガ化、アニメ化された、ヨーロッパの架空の小国リヴェールを舞台に真面目で心優しい留学生、久城と「灰色狼」と恐れられる頭脳明晰な美少女ヴィクトリカの2人を中心に次々と事件を解決していくミステリー小説。
日本には無いヨーロッパの優雅な雰囲気と久城とヴィクトリカの初々しさがとても純粋で可愛さがあります。それと裏腹に事件をひも解いてゆく中で一貫された残酷さが、甘いお菓子としょっぱいせんべいを交互に食べているような感覚で病みつきになります。非常におもしろい作品なので、是非みなさん読んでみてはいかがでしょうか。(テン) -
ヴィクトリカが凄く可愛い。天才的頭脳を持ち、自信に満ちあふれた女王様のような態度を取りつつも、本心では一弥に心を許し、甘え、自分なりに守ろうとしている姿が意地らしくてたまらない。強さの中にほんのちょっぴりの弱さが垣間見える桜庭氏の少女像が大好きだ。ヴィクトリカの出生には多くの謎が残されているので、これからこの長いシリーズを少しずつ、味わいながら読み進めていきたいと思う。
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読了
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ずっと気にはなっていたのだけれど、なんとなく手をつけないでいた本。あー、なんでもっと早くに読まなかったんだろう。と後悔するくらい面白かった。
ミステリー、ホラー、グロ、ラブコメすべてがぎゅっと詰め込まれていて、それなのにすべてが活きているのだから本当にすごい。
一弥とヴィクトリカの会話がかわいらしくてくすりと笑わせてくれるのが良い。テンポが良いから、読んでいてとても心地よい。
この本と出会えてさらに読書の楽しみが増えたな。シリーズ制覇するのが今から楽しみすぎる! -
前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した九城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次次解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫った時いくヴィクトリカはーー⁉ 直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリシリーズ。
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初めての作家さん。表紙のイラストにつられて購入。久しぶりにライトで読みやすい推理小説。本を読み始めた頃の赤川次郎氏の様な雰囲気で、シリーズ全てを読んでみたいと思う。旅のお供に最適な一冊。