GOSICK II ゴシック・ その罪は名もなき (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281076

作品紹介・あらすじ

「"灰色狼の末裔"に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する」不思議なその広告を見たヴィクトリカは夜、学園を抜けだし山間の小さな村にやってきた。時が止まったようなこの地で、またも起こった惨劇。それは、かつて彼女の母・コルデリアが巻き込まれた事件と呼応するかのように続いてゆく。そして、最後にヴィクトリカが見抜いた真実とは…!?直木賞作家がおくるダーク・ミステリ待望の第2巻登場。

感想・レビュー・書評

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  • 一巻がすごくおもしろかったから、すぐ二巻に手を出してしまったけれど、もっと期間をあけて読めばよかったなあ。

    途中から、一弥とヴィクトリカのやりとりに飽きちゃった!
    トリックも、一巻と比べると、ちょっとインパクトに欠けていたような。

    ということで、三巻を読むのはもう少ししてからかな。

  • ヴィクトリカの母親コルデリアの無実の罪を証明できてよかったよかった。

    本編とはあまり関係ないけど、占いで久城とヴィクトリカが実は同じことを聞いていたのがほっこり。

    2021年5月5日

  • ヴィクトリカのツンデレ(?)が可愛いかった♪

    ちゃんとしたミステリーだけど、ところどころほのぼのしてて幅広い年齢の人が楽しめると思います

  • 学園を出れないはずのヴィクトリカがあっさり外出、ゆるいな。
    このシリーズは舞台を想像するのが楽しい。
    図書塔はもちろんのこと今回の世間と断絶した村もなかなかいい。

    ミステリー初心者に向けて書かれてあると解説されてるので物足りなさを感じるのは無粋なのだろう。
    が、緊迫した場面での登場人物の会話は緊張感に欠ける事この上ない、残念。

  • 土日はまってしまってせっせっと読みました。主人公ヴィクトリカの母親にかかわるお話。一弥との仲の良いけれどけんかする関係に、ニヤニヤしてしまう。

  • 夏至祭意外は閉ざされた謎の村そこはヴィクトリカの母親の故郷でした。
    今年の夏至祭、母親が村を追放される原因となった事件の真実を解き明かそうとその村に一弥と乗り込みます。
    そしてそこで、殺人事件が・・・・
    ヴィクトリカは過去と現在の不可能犯罪を解き明かせることができるのか?
    一弥はヴィクトリカにどれだけ振り回せられるのか?
    そして、二人の固い絆を感じるすばらしいシーン!!
    GOSICKシリーズらしい面白いお話でした。

  • 野兎走りの次に覚えてた話。
    トリックとか動機とかミステリとしては緩いけど、ヴィクトリカが可愛いしサクッと読む分には丁度良い^^
    いつもは開いてるけどシオドアの気分次第で時々閉まる程度の鍵なら到底密室とは呼べないのに、視野が狭い上に頭が固くて前時代的なセルジウスが結論を出すのが性急過ぎたせいでコルデリアが無実の罪で追放されたなんて遣る瀬無いな。

    同じ我が儘でもヴィクトリカのは可愛いと思えるのにアブリルのは何か無理…
    それに人の郵便物勝手に開けたり生垣の枝鉈でへし折ったり色々有り得なくて嫌い…そういうキャラも必要なのはわかるけど(ー ー;)

  •  第一次世界大戦後のヨーロッパの架空の国を舞台にしたライトノベルの第二巻。第一巻の雰囲気をそのまま引き継いでいて、そのいかにもライトノベルのようなところも、ちょっとミステリーの要素があるところも第一巻と同じような感じ。なので実は私はあまり好きではなかった。

  • いつも喧嘩しているヴィクトリカと一弥だけど、毎日一緒に過ごしているためか確実に二人の間に絆が生まれていることが分かってほっこりした。好奇心から飛び出した先に希望があるのか絶望があるのかは分からないが、その状況を変えるにははじめの一歩をまず踏み出してみることが大切だと思った。

  • お菓子入れがいじらしいというか、目をつぶって火の海を走れるのがすごいというか。ただ、ミステリー自体はたいして。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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