GOSICK 3 ゴシック・青い薔薇の下で (角川文庫)
- KADOKAWA (2010年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044281083
感想・レビュー・書評
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なんと、ヴィクトリカが(大きくは)活躍しないなんて……!!
この巻では久城くんが大まか1人で奮闘していました。直接的な2人の会話が少なかったのは少し残念ですね。
でも、改めて、久城一弥の人の良さを実感しました。こんな久城だからこそ、ヴィクトリカも懐くんでしょう(笑)
あっさりことが進んでしまった感じはありますが、キャラを深く知ることが出来たいい巻だったのでは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回はヴィクトリカは動かず、安楽椅子探偵です。椅子というよりベッドで寝込んでいたようですが…。ブロワ警部の恋や変な髪型の理由等々、警部への愛着が湧きました。ストーリー自体はデパートで人間が消えるという恐ろしげなものでしたが、相変わらず一弥が元気なおかげでコミカルに読み進めることができました。
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デパートで消える人の謎を解く話。
まあそうよね、な結末だったけど。
お兄さんのあの髪型の謎が少しだけ解ける。
にしてもヴィクトリカの精神的なところがちょっと大丈夫なのか心配になる。 -
今回は久城1人で単独行動、前回までと比べて若干の成長がみられた。
やっぱり毎回、ヴィクトリカの推理を聞いていると多少なりとも推理力がみについたのだろうか?
また前巻の最後での反省なのか、以前より動けるようになっていたのには驚いた。
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ヴィクトリカは風邪を引いた上に1人でいるからだろうか?いつもより弱気になっていたように思える。そんな中で久城からの電話に律儀に答える辺りが可愛いね。
それにしても事件解決の裏でヴィクトリカとブロワ警部の関係を示すエピソードが多く含まれていて、今後が気になる。終わりはアニメと違うんだろうな。 -
2010-07-00
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可もなく不可もなく/ 傑作では決してない、しかし暇をつぶせる程度のクォリティは持っている/ 今回は特に安楽椅子探偵だった/ 終盤、カーテンが閉まっているからこそ見つけたあの部屋で、雲が晴れて月明かりが中の人間を照らすの描写に違和/