GOSICK 3 ゴシック・青い薔薇の下で (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2926
感想 : 185
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281083

感想・レビュー・書評

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  • なんと、ヴィクトリカが(大きくは)活躍しないなんて……!!

    この巻では久城くんが大まか1人で奮闘していました。直接的な2人の会話が少なかったのは少し残念ですね。

    でも、改めて、久城一弥の人の良さを実感しました。こんな久城だからこそ、ヴィクトリカも懐くんでしょう(笑)

    あっさりことが進んでしまった感じはありますが、キャラを深く知ることが出来たいい巻だったのでは?

  • 今回はヴィクトリカは動かず、安楽椅子探偵です。椅子というよりベッドで寝込んでいたようですが…。ブロワ警部の恋や変な髪型の理由等々、警部への愛着が湧きました。ストーリー自体はデパートで人間が消えるという恐ろしげなものでしたが、相変わらず一弥が元気なおかげでコミカルに読み進めることができました。

  • 今回は風邪のためにヴィクトリカは家でお留守番。一弥が電話でヴィクトリカに助言をもらって謎を解いていく。
    今回は電話越しでの会話が中心なので、やや2人のやり取りは少なめ。風邪で少し弱きなヴィクトリカと逆に、電話越しだと強気な一弥のやり取りはやっぱり微笑ましくてかわいらしい。
    今回の事件にはあまりそそられなかったけれど、ブロワ警部の髪型の謎が解けたことと、意外にも一途な一面があることを知れたのは良かった。変人キャラでしかなかったけれど、一気に好感を持てたよ。

  • 再読。ヴィクトリカのツンデレぶりが可愛らしい。久城一弥のヘタレぶりも可愛らしい。ツンデレとヘタレのコンビは探偵ものでは意外に定番の関係なんだな。

  • デパートで消える人の謎を解く話。
    まあそうよね、な結末だったけど。

    お兄さんのあの髪型の謎が少しだけ解ける。
    にしてもヴィクトリカの精神的なところがちょっと大丈夫なのか心配になる。

  • 今回は久城1人で単独行動、前回までと比べて若干の成長がみられた。
    やっぱり毎回、ヴィクトリカの推理を聞いていると多少なりとも推理力がみについたのだろうか?
    また前巻の最後での反省なのか、以前より動けるようになっていたのには驚いた。
    [more]
    ヴィクトリカは風邪を引いた上に1人でいるからだろうか?いつもより弱気になっていたように思える。そんな中で久城からの電話に律儀に答える辺りが可愛いね。
    それにしても事件解決の裏でヴィクトリカとブロワ警部の関係を示すエピソードが多く含まれていて、今後が気になる。終わりはアニメと違うんだろうな。

  • ブロワ警部、今まではただただ嫌なやつだったけど、今回で印象が良い方にだいぶ変わった。
    久城とも睨み合いつつ協力して事件解決に奔走したし、2人のコンビも悪くないんじゃないかな?

    ブロワ警部の髪型の謎が明かされた時は思わず笑った。彼も苦労しているのね。

    今回はヴィクトリカと久城は離れた地にいたけど、電話でのやりとりで見事謎を解くのはさすが。
    風邪をひいたせいでいつもより素直なヴィクトリカが可愛かった。

  • 2010-07-00

  • 可もなく不可もなく/ 傑作では決してない、しかし暇をつぶせる程度のクォリティは持っている/ 今回は特に安楽椅子探偵だった/ 終盤、カーテンが閉まっているからこそ見つけたあの部屋で、雲が晴れて月明かりが中の人間を照らすの描写に違和/

  • まだまだ読みたい第3弾。

    風邪をひいたヴィクトリカ。
    いつもの町を出て、青い薔薇を求め都会へ出かけた一弥。
    豪奢な巨大デパートに潜む都会の闇に
    飲み込まれてしまうのか。

    ヴィクトリカの可愛さにニヤケます。

    セシル先生が意外と男前でした。

    ヴィクトリカのプライベートが垣間見れて
    得した気分になりました。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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