GOSICK VII ゴシック・薔薇色の人生 (角川文庫)

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著者 : 桜庭一樹
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281151

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GOSICK VII ゴシック・薔薇色の人生 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが、外の世界では「2度目の嵐」が迫りつつあった。父ブロワ侯爵によって首都ソヴレムに召喚されたヴィクトリカ、心配で後を追う一弥。ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ=ローズの首なし死体事件に挑むふたりに侯爵の謀略が…。豪華劇場に過去と現在が交錯し、大いなる罪が暴かれたとき、世界はその様相を変える。ヴィクトリカと一弥の運命は―。

  • 面白かった。
    コルデリアの出産は辛い。

    ソヴェール王国の伝説の王妃、ココ・ローズ。
    彼女の首なし死体の謎。

    ココは大人しい女性だった。
    流産したショックからカントリーハウスで暮らすようになり、それからの彼女は性格ががらりと変わり派手になった。

    ニコル・ルルーは踊り子。
    王妃に似ていた。

    ココは出産していたが、生まれた赤子は錬金術師のリヴァイアサンとの間の子ども。
    それが引き金となり陛下はココを殺してしまう。
    それを隠すためにニコルは死んだことにして、ココの変わりをさせていた。
    しかし変わりが続けられなくなりニコルも殺されてしまう。
    ココを知る人物に顔を見られないよう首なし死体に。

    真実。
    似た女性は三人いた。
    王妃ココ、踊り子のニコル、そして王妃の付き人。
    ココの出産のとき、付き人は身代わりになり殺されてしまう。
    ニコルの墓には付き人の遺体が。
    三人のうち、生き残ったのはココ王妃。
    リヴァイアサンの思い出の場所で子どもと共に生きている。

  • 少女は母になる。
    あっという間に母になってしまう。
    では男は?父になっていますか?
    このお話には、母は沢山出てきても、まともな父は誰も出てこない。

  • ヴィクトリカを取り巻く謎から段々と大きな展開へ
    今回はソヴュールの過去を暴く話
    皇室殺しの謎、時代背景もたっぷり含んだ悲しい話だ

    登場人物も勢揃い(グレヴィール若干空気)でいよいよ終わりに向かっているのが分かる

    ただ、今巻も無事に終わって良かったと安堵

  • 10冊目で長編7巻目。
    父によって首都に召喚されて、国の中枢に関わる10年前の謎を解く話。


    今回はいつものメンバーの他、寮母さんやセシルも加わって少し賑やかな感じで(グレヴィール警部は若干空気でしたが)。
    ヴィクトリカはついに国王にまで存在と力を知られてしまってもう抜け出せない感じだなあ。
    それにしても久城はヴィクトリカを守るために強くなってるな。

    一番最後の展開は良かったと思いました。

  • 懐かしいなぁ
    ゴシックはこの作品の途中で読むのやめたんだ
    昔は飽きちゃったんだよな

    今は内容はちょっと眠たいけど描写が綺麗だ
    普通の一樹作品とはまた違う
    それが可愛らしいイメージを強く印象づける
    よくこんなたくさんの表現が思いつくなぁと感心する

  • 今巻の舞台は首都 ソヴレムにある劇場“ファントム“、この場所でヴィクトリカはソヴュールでかつて起きた最大の殺人事件に挑むこととなる。

    ある冬の日、ヴィクトリカの兄 グレヴィール・ド・ブロワ警部が聖マルグリット学園を訪れ、ベルゼブブの頭蓋の時と同様に、再び父 ブロワ侯爵の命令でヴィクトリカは学園から連れ出されることとなる。今回連れ出されたのは首都「ソヴレム」にある劇場“ファントム“、ここはかつてヴィクトリカの母親 コルデリア・ギャロが踊り子として働き、そしてブロワ侯爵によって連れ去られ、ヴィクトリカが誕生するきっかけとなった、灰色狼の母娘にとっては因縁の場所であった。
    ここでブロワ侯爵はヴィクトリカにかつてソヴュールで起きた最大の未解決殺人事件、すなわちソヴュール王国 王妃ココ=ローズ殺人事件を解き、犯人が誰かを明らかにすることを課す。
    一方でヴィクトリカが再び連れ出されたことを知った一弥は寮母ソフィとともにソヴレムへ向かうことになる。
    果たしてココ=ローズを殺した犯人は誰なのか、そしてその真相に迫ったときヴィクトリカは驚愕の真実に辿り着く。
     
    今巻はヴィクトリカの母親であるコルデリアの過去についての記述を含みながら話が進み、今回のココ=ローズ殺人事件と上手くリンクしていて読んでいて次はどうなるのかドキドキした。一弥とヴィクトリカの絆を感じさせる場面も多く盛り込まれていて、この二人はずっと一緒にいてほしいと個人的に願った。また徐々に2度目の嵐への突入を予感させる展開になってきたなと感じる。さらに個人的にはラストの部分で少し裏切られたなと感じられる展開もあり、やはりこの作品面白いなと改めて思った。

    次巻はどんな展開が待ち構えているのか、ヴィクトリカと一弥は果たして最後まで一緒にいられるのか、期待したい。

  • ココ王妃の謎を解明するヴィクトリカ編。
    内容が濃い作品。

  • 聖マルグリット学園のヴィクトリカのもとを、ブロワ警部が訪れます。彼は父であるブロワ侯爵から、ヴィクトリカを連れて帰るように命じられていました。首都ソヴレムで娘と対面したブロワ侯爵は、10年前に王妃ココ=ローズが殺害された事件の謎を解くように命じます。そんなヴィクトリカを追って、一弥やセシル先生、寮母のゾフィさんまでもがソヴレムにやってきますが、今度の事件の背後には大きな闇が隠されていることに感づいたヴィクトリカは、彼らを事件に巻き込んではならないと考えるようになります。

    折しもソヴレムにある劇場「ファントム」では、王妃の生涯を描いた「ソヴレムの青い薔薇」が上演されることになっていました。この劇では、2人の役者が王妃の役を演じることになっていました。ヴィクトリカたちはファントムの関係者に聞き取りをおこない、事件の謎に迫ります。

    そしていよいよ開演の当日、ヴィクトリカとともに観劇に出かけたブロワ侯爵は、そこでヴィクトリカの推理を聞くことになります。ですが、王妃を殺害した犯人については、ヴィクトリカは口を閉ざします。じつは彼らの近くに、ヴィクトリカの推理に耳を傾けていた男たちがいました。科学アカデミーのジュピター・ロジェと、彼が「陛下」と呼ぶ紳士です。2人は、真実に近づきすぎたヴィクトリカの命を奪おうとしますが、そこに一弥が駆け付け、ヴィクトリカを守ります。そしていよいよ、ヴィクトリカの謎解き第2段が始まります。

    今回はミステリ要素がいつもよりしっかりしていたように感じました。もちろん、ウサギや鳩を追いかけて可愛らしく動き回るキャラクターたちも楽しめます。

  • 人間関係が明らかになってきた。

  • ブロワ侯爵に呼び出され、ソヴュール王国王妃ココ・ローズ殺人事件の謎を解くことになるヴィクトリカ。
    二人一役は早くから分かった…と思いきや最後の最後でどんでん返しだった。
    舞台に沿って謎が明かされる推理ショーのシーンは結構好き。
    コルデリアの過去も明らかに。
    ママンは苦労人だな…。
    何が何でもヴィクトリカを守ろうという久城の気概も感じられてよかった。

  • みんなに愛されたお姫様のがなくなった10年前の謎を解く。そこには国の大きな秘密が隠されていて、ヴィクトリカ達も巻き込まれていく、って流れ。

    国の陰謀より、一人の少女を思う一弥の姿とか、グレヴィールの頭に乗るウサちゃんとか、気になるポイントは大筋よりささいなとこだったり。

  • 最終巻半分読んでから抜かしてたことに気付いて読了。なんか知らない話出てくると思ったら大事な布石がいっぱい詰まってる巻じゃないですか!ウサギと共に行動する久城と鳩連れて歩くヴィクトリカが可愛かったです。話の内容自体はドロドロですね。。

  • 再2015/5/11(月曜日)

  • ヴィクトリカがどのようにして生まれたのかとか、そもそもどうしてコルデリアさんがヴィクトリカを産むことになったのかとか、そういったヴィクトリカの出生の謎が明かされた巻でした。コルデリアさん、あんな目にあって産んだコなのに、ヴィクトリカへの愛情が深くて強くて泣ける。

    今回のお話の大元になっていたソヴュール王国・王妃ココさんの事件。最後の大どんでん返しには、「うわぁ~!!」ってなった。でも幸せな大どんでん返しだったので、私的には有りです。でもよくよく考えると、犠牲の上での幸せなんだよなぁ…って思って、段々複雑な気持ちになりました。

  • ソヴュール最大の謎。ココ王妃の死の真相に迫る。

    ヴィクトリカの母、コルデリアがブロワ侯爵に捕まる前まで踊り子として立っていた劇場「ファントム」が、今回の舞台。
    華やかな登場面々と国を揺るがす謎。

    娘への熱い想いを覗かせるコルデリア。
    母への秘めたる愛が垣間見得るヴィクトリカ。
    離れていても、強き絆がそこに確かにある気がした。

    終盤まで予想通りの謎解きが進むけれど、最後のエピローグで予想を引っくり返されてしまった。
    作者の意図にまんまとハマった感。笑

  • 皆さんも仰っていますが、物語が核心に近づいてきた気がします。コルデリアの出産、ココ=ローズとニコル=ルルーの生死を巡る謎。手を下したのは名を呼んではいけない、この国の最高権力者?彼はココ=ローズを愛していたのか…とても不思議です。分からないこともあるのだ!と宣言しながら全てを見通していたヴィクトリカは本当に流石です。不器用だけど九城くんを巻き込むまいとするヴィクトリカと、離れないと言い切る九城くんはもう思いきりイチャイチャしてください、って感じです(笑)ジンジャーとコルデリアの再会が感動的でした♪

  • 母国の王妃の首なし死体事件。
    今回は過去の謎解きだった為、珍しく死者がいないお話でした。
    でも、今までの中で一番惨い殺され方だったのではと感じました。

  • コルデリア・ブライアンコンビの登場が多くなって、物語に深みが増した気がする。描写も心なしか前作よりよかった。そろそろ二人は名実ともに…かな、という感じ。

  • 角川ビーンズ文庫のVII以降が出ないのでこの巻からこちらで。
    挿絵がないのは残念だけどそれを補って余りある文章力の高さ! ミステリーと謎解きも面白くてシリーズで1番好きな話かも。
    にしても一弥の成長ぶりには目を見張るものが……いつの間にか頼もしくなっていたんだなぁと実感。

  • 追加するの忘れてた・・・。
    母国の王妃の首なし死体事件の解決がメインの巻。
    細かい事を言えば、トリックなんかはつっこみどころが色々あるのですが
    やはりこれは雰囲気を楽しみながら読むのが一番なので
    それを踏まえて面白かったです。
    最後の最後には意外な展開もありつつでしたし。

  • なるほど、なるほど、カオスの欠片が全ての物語を大団円に畳み込んでいく。よく出来てる。

  • 佳境というか、ラストにむけていろんな勢力が動き出しつつ、悲しいこととか切ないこととかぐっとくることとか、全部紡ぎあげてくるのがさすが桜庭さんだなと…。久城たのもしくて泣けてくる。ヴィクトリカかわいい。
    あとはわたしは王族エピソードによわいのでこの巻は尚更ずるい。『愚者を代弁せよ』もっかい読みたい。

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