GOSICK V ゴシック・ベルゼブブの頭蓋‐ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.11
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本棚登録 : 218
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281250

作品紹介・あらすじ

父・ブロワ侯爵の思惑により、突然遠く異国の修道院"ベルゼブブの頭蓋"に幽閉されてしまったヴィクトリカ。一弥は、衰弱していく彼女を救うべく、ひとり大陸横断列車で修道院へと旅立った。その日、魔力の祭典"ファンタスマゴリアの夜"で起きた、不審な殺人事件をきっかけに、裏の顔が見え隠れし始めた修道院-。その水面下では巨大な陰謀が進行していた。果たして、二人の運命は…。極上ミステリー、緊迫の第5巻。

感想・レビュー・書評

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  • コルデリア遂に登場⁉︎の巻。名もなき村での大きな嵐が今回でないことに心底ホッとしつつ、次回のマスカレード号が気になる。読書が捗る。

  • いつもより話が短い…?と思いきや、続くのか!列車の中での事件なんて、これまた面白そうで楽しみ。今回は事件自体はおとなしかったけど、これまでに分かっていた断片的な情報が少しずつ繋がって、ぼんやりと全体の背景が見えてきた。次の巻でまた明らかになることもありそう。それだけでなく、2人の距離もグイグイ近付いているのが感じられて微笑ましかった。もう告白してるのも同然なんだけどなぁ…笑。独特な距離感がクセになるカップルです。唸り声で返事をするヴィクトリカが可愛い。

  • ヴィクトリカの母親・コルデリアが登場。えっと、この人は死んだのでは無かったのだね。話自体は6巻に続く。

  • 一週間は確かに長かったろう。
    ちゃんと言わなきゃ伝わらないからね。ちゃんと書かなきゃ伝わらないよ。
    言語化ってとても大事なんですよ。
    それをしないと、どんな知恵の泉も、ただ流れ出るだけ。

  • 2014年5月12日読了。

  • ソヴュール王国への留学生・久城一弥と、灰色狼と畏れられる金髪少女・ヴィクトリカの物語。シリーズ第5巻。幽閉されたヴィクトリカを救いに、一弥は修道院「ベルゼブブの頭蓋」に足を踏み入れる。第一次大戦下の陰謀と現在の陰謀とが交錯するなか、本巻でもヴィクトリカの「知恵の泉」は冴え渡る。苦難を経て、二人の距離もより縮まってゆく。

  • コルデリアさん若っww
    第5巻。囚われのヴィクトリカを連れ戻しに、単身ベルゼブブの頭蓋へと出立する一弥。
    2巻で無くしたペンダントもここで活きてきます。
    陰謀の渦中にいるヴィクトリカの立場を再確認すると同時に、GOTHICは一弥の成長物語でもあったんだと気付かされました。
    故郷から遠く離れた異国の地で、祖国を想いながらも、今ここで生死を共にしたい存在が居る。
    1巻での曖昧さが嘘のような男らしさです。

  • 突然ベルゼブブの頭蓋に幽閉されてしまったヴィクトリカ。 そこに一弥が助けに行き列車に乗り込む場面はアニメでも見たけどいいシーンだったなぁ。
    科学アカデミーやオカルト省などの組織も出はじめ、そしてあの人物の登場も。 最後にヴィクトリカが分かりやすい解説つきで言語化してくれたおかげで事件の謎もスッキリだ。
    いつもながらの美麗イラスト、武田日向氏ありがとうございます!

  • いきなりヴィクトリカがさらわれてしまう。
    ブライアン・ロスコーが再登場したり、今回は遂にコルデリア・ギャロ本人が登場する。

    オカルト省だの科学アカデミーだのといった組織も出てきて裏方がなにやら賑やかになってきた。
    これらが一体本編にどう関わってくるのか気になるところ。

    てかこの巻は101ページのイラストだけで充分なのではないかと。
    これぞボーイ・ミーツ・ガールだと思わず感動してしまったであります。

  • さがせ、さがせ。
    フリルを、さがせ。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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