涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044292072

作品紹介・あらすじ

年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒涛の第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は寒さ厳しい2月、タイムリープがメインのお話。キョンと朝比奈さんのドタバタを中心に描かれる。細かなタイムリープの理屈はわからないのですっ飛ばしても、日常と非日常のバランスは相変わらず良く、オチはキレイに決まる。
    ただ、主人公キョンの独白が長く、物語がやや冗長になってしまった。

  • 伏線の回収が気持ちいい!
    そこはやっぱりタイムトラベルものの一番の魅力ですよね!

  • 長編回。アニメ化されていない暴走、動揺ときて3冊目。1番面白かったように思う。これこそハルヒシリーズという感じがする。ある程度伏線が回収されたり設定がいろいろ見えてきた感じ。推理小説回よりも個人的にはこっち。どんなに奇跡的な確率で起こったことでも後から見れば当然起こるはずの規定事項。一つの出来事をどの視点から見るかで温度差がだいぶ違うということがフィクションながら面白いと思った。

  • もうすぐ1年も終わり、な3学期。
    掃除入れから出てきたのは、8日前から来た先輩。

    そうしてつじつま合わせに、東奔西走。
    間を縫いまくって、しかもばれないように偽装工作。
    ばれそうなのに、何故だかばれそうではない??
    という理由が、後々分かりますが
    そういう事ですか…と。

    しかし今回、未来人の友人ものすごく縁の下!
    これほどまでに、突っ込まないでくれるのは
    有難いような、びくびくもののような?
    途中で出てきた、うっかり殴り倒したくなる男は
    これからも出てきてしまうのでしょうか?
    彼女以上にいらっとする存在はないだろう、と思ったら
    案外ひょっこり出てきてびっくりです。
    もしかして、いらっと度が低くなってきたから?

  • シリーズ第7弾。『消失』以来の長編で、ストーリーも『消失』で決着をつけないままになっていた問題を片付けるところからスタートします。

    大枠としては、キョンと朝比奈さんが、未来からの指示に右往左往する話になっています。今回はハルヒがかなり控えめで、ありがちなツンデレ少女のような役回りに終始しています。キョンに対する朝比奈さんと長門のアピールもかなり積極的になってきて、キョンがありがちな鈍感男子高校生に近づいてきているのも、少し残念な気がするのですが。

    次回以降への伏線もかなり張られているようですが、本巻の中でひとまずの決着は与えられているので、もやもやした感じが残るということもなくすっきりした読後感が得られるのは好印象でした。その一方、『消失』のようにクライマックスをきっちり張っていないせいなのでしょうか、400ページ超という分量が長すぎるようにも感じます。

  • なかなか見通しの立たない中盤、最後に明かされる謎、そして次の作品に引き継がれるであろう伏線。
    オムニバスじゃなくて、長編もなかなか良いですね。

  • 年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒涛の第7弾。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    順不同で読んでしまったことがくやまれる巻…
    これで驚愕で出てきたキャラとか、亀とか、なんかその他色々すっきりした。
    しかし時間軸が変わるとわかりにくくなる……アニメで見たい笑
    鶴屋さんが大活躍だったね!お金持ち!

    あと話に関係ないが、こないだテレビではじめてのいぢさん見たんだけど、綺麗なひとだねー!びっくり!

  • #読了

    安定のドタバタ。謎な人が出てきたなぁ?
    どちら様で?笑
    それと鶴屋さんは何者なの?笑

  • 複雑になりすぎるとダメだね。

  • いいですね。長編タイムトラベルもの。巨大な敵も現れてきて、今後さらに盛り上がりそう。

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著者プロフィール

2003年、第8回スニーカー大賞<大賞>を『涼宮ハルヒの憂鬱』で受賞し、デビューをはたす。ほかに『学校を出よう!』(電撃文庫)などがある。

「2019年 『涼宮ハルヒの驚愕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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