- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044341046
感想・レビュー・書評
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表題作、受けがエイリアンなんて萌え所あるんかいなと思っていたけれど、微笑ましかった。お父さんと一緒にいてはいけなかったのかと反省するサミアが可愛すぎる。最後は切ない。2話目の『影法師が~』よくこんな視点考えついたなと感心してしまった。人間同士、守護霊同士の二段構造というか、それぞれの同時進行のやり取りが面白い。なるほど人間同士の相性というか、上手くいくいかないというのは守護霊様にも依るんだなと妙に納得してしまった。3話目『暗珠』これはなかなか痛烈な最後。3話とも良い! 新装版の方は収録作がまた違うのかな。
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新装版とは収録作品が違うのでこっちも。
サミアは幸せハッピーな話ではないものの、爽やかで切ない読後感だけど、あと2本は気持ちいい後味の悪さ。
人を愛するということは幸せなだけじゃないんだなあと。
影法師は泣いているは稔くんのかわいらしさに溢れる強さが救い。
美春ちゃんかわいかった。
BLに素敵な女の子が出てくるのはいいね。
暗珠は恋愛のエゴの話。
相手を思うだけじゃ何も幸せにならない。 -
つい最近になって初めて読んだ須和雪里先生の本。
そうでなくてはならない・どうしようもないことがらに満ちていた。
感動なんて薄っぺらな言葉じゃ表せない……。
崇めるべき本。 -
切ないラブストーリーです。絶品!!
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泣けるBLです。受験を前にした高校生と美しい異星人との純愛。ラスト数ページほんと泣きました。考えてみたらBLで泣ける作品って案外少ないような気がするので貴重。また読んでみたい作品です。
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JUNE名作。表題作は、孤独について書きたかったんだなと思った。
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この本の中に入っている短編「いつか地球が海になる日」がすき(タイトルちょっともじらせてもらった)
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死刑よりも重い刑、永遠に死ぬこともできないエーリアン”サミア”。読んでいてせつなすぎて涙なしではみれない作品です。BLが苦手な方でもおすすめします。もう性別とかエーリアンとか本当どうでもよくなるぐらいにいい作品です。