アレグロ・アジタート―富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第2部〉 (角川ルビー文庫)
- KADOKAWA (1997年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044346157
作品紹介・あらすじ
新人演奏家の登竜門・日本音楽コンクールに挑戦するため、恋人の指揮者・圭の見守る中、音大時代の恩師から苛酷な猛特訓を受けるバイオリニストの悠季。その甲斐あってこぎつけた第2次予選当日、圭から結婚指輪を贈られた。これをお守りに全力で審査に臨んだ結果は…!?(表題作)。その他、悠季の故郷を2人で訪れ、亡き両親の墓前で結婚を誓い合う外伝など、若き青年音楽家たちの恋と成長の物語3編。
感想・レビュー・書評
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富士見シリーズ第二部6巻目
コンクールまでの2ヶ月あまりを禁欲したいと申し出る悠季。
バレエ団との共演で小夜子嬢との音あわせ。
そしていよいよコンクール。
外伝は夏に帰省して墓前結婚をした様子を圭目線で。
エチ無かったなぁ(笑)
コンクールに落ちてしまった誕生日の夜、悠季視線だったので圭がどういうつもりだったのか、圭の涙の意味が外伝でやっと分かった。
同じように相手を愛してる、相手のことを考えていると言ってもやっぱり正確には分かっていない、それが人間関係というものよね、と感じた話でした。
どんどん内面的に面白くなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二人の関係がぐっと強くなります。これからの二人にどんな運命が待っているのか…でも、ひとまずオメデトウ…(エロアリ★★)
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<初出誌>
アレグロ・アジタート 「小説ジュネ」'96年8月号
王女のための前奏曲 ハ短調 「小説ジュネ」'96年10月号
八月十二日(晴れ) <外伝> 「小説ジュネ」'96年新年号 -
小夜子さんとのバレー共演
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守村くんの実家に二人で帰る外伝つき。うむ「結婚」かぁ。で、結婚指輪かぁ…。ゲイのカップルで「結婚」って言葉が出るのが不思議だが、まぁわかりやすいもんねぇ。で、ちょっと前にジェンダーだぁって言ってましたが、ここにきてジェンダーから脱却しました。うむ、やっぱりこうじゃなくっちゃね。
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借本。
少々飽きてきたので、若干読み飛ばし。
「ごちそうさま(ハート)」な一冊。 -
富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第2部〉-06
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なんか短編集みたいでした。いつも思うけど、人間てここまで複雑なのかな?複雑だよなぁ…でもなぁ。みたいな。面白いんだけど。
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富士見二丁目交響楽団シリーズ。守村さん、日コン挑戦中です。外伝の8月12日(晴れ)は桐ノ院視点のお話ですが、彼の一途な想いが感動します。