グーグーだって猫である2 (角川文庫 お 25-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044348038

作品紹介・あらすじ

1997年12月、卵巣腫瘍の手術をした。12月だったので、普通の師走を通り越して、人生そのものの大晦日といった感じになってしまった。グーグーとビーの世話を託した後、入院、手術、抗ガン剤投与…と、果てしなく続くかと思われた過酷な治療がようやく終わった頃、またもや新しい猫たちが仲間入りすることとなった。スリルとサスペンス(?)に満ちた、大島弓子のエッセイコミック第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • 入院生活、退院、クロとの出会いにタマとの出会いと大忙しな第2巻。
    大島さんの優しさに心が温まる。
    入院中にラーメンが食べたくなったエピソードを読んで、私までラーメンが食べたくなった。
    また、念願叶った時の表情がいいんです。にこにこ。

    家に来たクロをかいがいしく構うグーグーにもときめく。
    優しいなぁ。
    家族って似るんだなぁ。

    そしてタマ。
    3巻でタマが大島家の一員になるのが楽しみで仕方ない。
    グーグー達はどんなふうにタマを迎えるのだろう?

  • ほのぼのしたマンガ。タマの疥癬が気になる。

  • 前半は作者の闘病記。いまもお元気そうでよかったです。

  •  著者自身の卵巣腫瘍の治療(手術&数回にわたる抗がん剤治療)とクロ、タマの仲間入りが描かれる2巻。猫に出会う人はよく出会うなあと思う。そういう人はだいたい、町田康先生もだけれど、拾った猫に対してここまでしてあげるなんて!と驚くほど献身的に尽くす。猫は、人間を見極めて姿を現わすのではないかと思う(私は野良猫を拾ったことがない)。

     白血球の数値が上がって、超人ハルクになって、病院の実験病院舎に走っていき、彼らのケージを壊して抱きしめて開放する妄想のところが一番すき。

  • 文庫だとやっぱりちょっと小さいのでもとのコミックスの大きさのほうがいいな。病人あるあるがちょっと胸に来た。

  • 口が悪く可愛い顔のアシスタントNさんがおもしろい。

    皮膚病に侵された猫(のちのタマ)との出会いは、なんだかすごく、きた。
    ホームレスの男のひとが、お金がなくても与えてきた愛情のわかるシーンが特に、きた。

  • 猫だよ。

  • 古本屋には2巻まであったので、購入しましたですよ。

    今回は1巻にも出てきた、大島弓子さんの闘病記がメイン。

    いや~、入院の話は、やっぱりドキドキしてしまう。
    もう自分も決して若くはないので、「明日はわが身…」
    という気がして。

    だけど大島さんは見事生還されて、よかった。
    グーグーもビーも、そしてクロもタマも安心だね。

    それにしても2巻でも森三中に該当するような人たちは
    現れなかった…。
    気になるので続きも買うか。

  • 前半は卵巣腫瘍で著者が入院した話。後半は新たな二匹の飼い猫についての話。猫が好きな方にオススメ。新たな飼い猫「タマ」の疥癬治療の話が持ち越しになってしまったので3巻に期待。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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