グーグーだって猫である2 (角川文庫 お 25-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044348038

感想・レビュー・書評

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  • 2巻目読了、大島さんの猫に対する思いが静かにしかし熱く描かれている。僕とは動物に対する温度差がかなりあるけど、2巻は作者の闘病エピソードと絡めてかなり刺激があったように思う。なかなかの読み応え。

  • 2009購入。文教堂@遊園。
    普通。この作家とは相性悪そう。
    (文体は「ハケンは見た!」同様、押し付けがましい印象)

  • 猫の無償の愛ってたまらない。。。
    そして、浮浪者さんとタマの絆にキュンときた。
    切ない。

  • 猫や犬にまったく興味がない。
    むしろ苦手だし、どちらかというと嫌いです。
    でもこの本を読んで心境に変化が。

    何だかよくわからないけど、グーグーって可愛い。

    とても魅力的。人間くさい。

  •  1巻は、サバが死んでグーグーがやってきて、ビーがやってくる話。
     2巻は、大島弓子のガン闘病記@猫中心、の話。

     サバの話が大好きだった。
     なので、実はグーグーを読むつもりはなかった。なんかね、サバの思い出が褪せてしまう気がしてた。
     
     時間は偉大だね。

     でもって、サバとは違って、グーグーたちは擬人化されてない。
     大島弓子が、サバとグーグーは全く違うとはっきり主張してる感じがする。
     
     やっぱりいいなぁ。大島弓子。
     感性豊かっていうのは、こーいうのを言うんだよなと、つくづく思ったっすよww

  • 1巻のかわいらしさが忘れられずに、2巻も読みました。
    1巻の後ろの方にちらっと出てきましたが、著者は子宮筋腫で入院しています。
    その間の話を、2巻では詳しく追っていました。

    入院の支度や、遺書まで用意しながらも、家に残す猫たちが気になって仕方がない様子が、ひしひしと伝わってきます。
    かなり病状についても詳しく説明されており、大変な一大手術だったことがわかりますが、のんびりした描き方のおかげで、暗く深刻な雰囲気にはならずに済んでいます。

    家猫は、飼い主がいないとたちまち餌に困ってしまうんですね。
    無事退院した著者は、また新しい猫を飼い始めます。
    この子猫は、井の頭公園(多分)でホームレスと共存していましたが、治療の必要な皮膚病だったため、ホームレスから譲り受ける形になったそうで、その辺りの話も誠実に描かれていました。
    猫を愛する気持ちがあれば、人は交流し合えるし、子猫が唯一の友達かもしれなかったホームレスも、悲しみをこらえて託すことができるものですね。

    その子猫の名前が、黒いから夜汽車にしようとしたけれど、容疑者みたいだから止めたとか、「黒猫」にちなんでポーにしようとしたけれど、当時世間を騒がせていたオウムのポアに似ているから止めたなどと書かれていて、悩みっぷりがおもしろかったです。
    あれこれ考えて、結局クロになったそうな(笑)。
    「ねこにゃん」よりも「ねこぢる」よりも、猫マンガではこの作品と「猫村さん」が好きです。

  • この人の作品はもう漫画から逸脱していて、もうそういうくくりではなくなっていて、大島弓子作品としか言い様がない。この自由さ。このゆるさ。これが許されるのは今この人くらいなんじゃないのってくらいに力の抜け加減がいい。でも2巻に入ったら闘病漫画みたいな一面も帯びてきて、虚を突かれた。(08/11/15)

  • ★ミニ猫本フェア
    この表紙がかわいいので2巻。

  • 21/10/29 たんたんと優しい

  • 此もブクオフで??と揃えでゲット。猫派犬派といえば、確実に犬派。でも猫も欲しい。スコティッシュホールド、マンチカン、ラグドール、バーマン、ピクシーボブ、ノルウェージャンフォレストキャット、うーん、欲しいのがいっぱい。でも、まずは引越しかな…

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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