緑翠のロクサーヌ: 王を愛した風の乙女 (角川ビーンズ文庫 40-2)
- KADOKAWA (2004年7月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044405038
作品紹介・あらすじ
戦いの日々の中、アルカシアの若き王ライアスは、思い出の少女にそっくりな舞姫ロクサーヌと出会う。勝気で明るい、しかしどこか傷つきやすさを抱えたロクサーヌとライアスは、少しずつ心を通わせていくが、実は彼女は、敵国タウに雇われライアスを暗殺するために潜入した、暗殺集団『風のバスパ』のスパイだった!任務と恋のあいだで、引き裂かれるロクサーヌ。敵味方でありながら、惹かれあってしまった二人の運命は-。
感想・レビュー・書評
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戦いの日々の中、アルカシアの若き王ライアスは思い出の少女にそっくりな舞姫ロクサーヌと出会う。勝気で明るい、しかしどこか傷つきやすさを抱えた彼女とライアスは、少しずつ心を通わせ惹かれあってていく。しかし彼女は敵国タウに雇われライアスを暗殺するために潜入した、暗殺集団『風のバスパ』のスパイで…。
黄金のアイオーニアの数年後、別主人公のお話です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作の『黄金のアイオーニア』を読んだのが、かなり前なのでリンク点を思い出せず; でも続きものではないので、この1冊でも充分面白かったです。スパイとしてスレているようで純情なロクサーヌが可愛くて、過去の哀しい恋に囚われつつもロクサーヌに惹かれていくライアスに「早く幸せにおなり〜」とか、老婆心的に共感(笑) ロクサーヌを娘のように可愛がっていたギロスの最期はちょっと泣けました。そしてラストの戦闘シーン。戦女神として兵を率いるロクサーヌの鮮やかな姿が、とても印象的でした。
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