少年陰陽師 闇の呪縛 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044416447

作品紹介・あらすじ

時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫で、見習い陰陽師・昌浩は、異邦の大妖怪・窮奇を退治するため、毎夜都を見回っていた。そんなとき昌浩は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。一方、左大臣・藤原道長の姫で見鬼の力を持つ彰子に、妖に取り憑かれた遠縁の姫から魔の手がのびる。ところがそれらはすべて窮奇への贄として彰子を手に入れようとする妖異の企みで-!?新説・陰陽師物語第2弾登場。

感想・レビュー・書評

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  • 十二神将どんどん出てくる。
    この巻で半分ぐらいの名前は出てきたんじゃないかな。
    もっと十二神将出してほしい。

  • 読書録「少年陰陽師 闇の呪縛」3

    著者 結城光流
    出版 角川文庫

    p18より引用
    “ 闇にまぎれて京の街を散策するのが趣味
    のおとなしい妖怪「車乃輔(仮名)」さんは、
    思いもかけずにばったりと陰陽師に遭遇して
    しまい、慌てふためいて脱兎の如く逃げ出し
    た。が、それを見た少年陰陽師は条件反射で
    車乃輔さんを追いかけ、追い詰められ足留め
    された憐れな車乃輔さんは、必死に助命を乞
    うのだった。まる。”

     安倍晴明の孫を主人公とした、和風ファン
    タジー長編小説。シリーズ第二弾。角川ビー
    ンズ文庫「少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け」
    改題作。
     都の異変は他国の妖怪の存在が原因である
    ことを知り、夜毎に街を見回る主人公・安倍
    昌浩。相棒の物の怪と共に、出会った妖怪を
    追いかけるのだが…。

     上記の引用は、見た目に反して害意を持た
    ない妖怪を祓いかけた場面の一節。
    昼間に公園を散歩しているだけで、警官に職
    務質問される、見た目いかついおじさんといっ
    たところでしょうか。公の場でゆっくり出来
    ないような、息苦しい世の中ではなくなって
    ほしいものです。
     主人公・昌浩だけが「清明の孫」と呼ばれ
    るその理由が、良く描かれた巻。王道少年漫
    画的な展開に、胸が熱くなること請け合いで
    す。

    ーーーーー

  • 少年陰陽師第2弾。
    今回も良かった。昌浩と紅蓮の絆が泣ける。
    紅蓮の孤独に気づき、手を差し伸べる昌浩と晴明が良い。

  • 時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫で、見習い陰陽師・昌浩は、異邦の大妖怪・窮奇を退治するため、毎夜都を見回っていた。そんなとき昌浩は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。一方、左大臣・藤原道長の姫で見鬼の力を持つ彰子に、妖に取り憑かれた遠縁の姫から魔の手がのびる。ところがそれらはすべて窮奇への贄として彰子を手に入れようとする妖異の企みで―

  • 物の怪と昌浩の結びつきのはなし。前半がだらだらしていて読み飛ばした。終盤は泣ける。

  • 昌浩ともっくんの絆がよいね。
    異邦の妖怪は何故、彰子をねらうのか?
    ここぞて時に登場する清明がかっこいい!

  • アニメーション化されていて見てた筈なのに、読みながらシーンが蘇る訳ではなく、ドラマCDを聞いていた故か音声だけが再生されるという…。
    アニメーションのキャストはドラマCDのままだったのですが、もっくんだけはドラマCDと変わっていたので楽しみにしてました。CDもっくんとアニメもっくん、どっちも好きです。

    晴明ブームもあったし、ビーンズ文庫版の「闇の呪縛を打ち砕け」の表紙に惚れて、買って読んでみたらガッツリハマってしまった、という経緯なので思い入れの強い一冊です。

  • 晴明の孫、凄い。ハラハラ、ドキドキの闘い。ほんのり恋心。どんどん面白くなってくる。次巻も楽しみ。

  • 少年陰陽師シリーズ第2巻
    ビーンズ文庫のほうを図書館で借りて一度読んだことあるけど、こういう歴史モノ好きだし気に入ったので角川文庫版で購入。

  • シリーズ2作目。

    またひとつ物怪のもっくんの過去が明らかに・・・
    他の十二神将も登場してきました!
    ストーリーはあんまり進まなかったような気がします(・.・;)

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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