夜伽の条件 (角川ルビー文庫)

著者 : 黒崎あつし

• 角川書店 (2005年7月30日発売)

作品紹介・あらすじ

両親を相次いで亡くした高校生の佳希は、父の残した借金をタテに、叔父から売られるようにしてベンチャー企業のオーナー・正見の家で暮らすことに。華やかな美貌の為、以前にも男に売られそうになったことのある佳希は、諦めとともに正見に抱えれることを選ぶ。そんな生活の慰めは、独特なテンポの持ち主で端正なハウスキーパーの加瀬。仕方なくだった筈の正見との行為にカラダが溺れていく一方で、加瀬への想いは募り…!?ミダラで一途なロマンティック・ラブ。

感想・レビュー・書評

[sariさんの感想 · 2019年5月16日]

カップリングはハウスキーパー加瀬×高校生の佳希。
母が事故でなくなり、父親が失踪。父の妹の叔母の家に引き取られます。それなりに不自由なく育てられますが、叔父に売られてベンチャー企業のオーナーの正見の家でお世話になることになります。夜のお相手に引き取られたと思っている佳希は肝が座ってるのか誘い受けです。
そこの家政夫の加瀬に惹かれていきますが、夜は目隠しで正見に抱かれている佳希。
自分の気持ちを偽れなくなって、正見に好きな人がいると伝えますが、酷く乱暴に抱かれてしまいます。
家も出ていくことになり加瀬に告白しますが、実は加瀬は・・・というオチが非常にわかりやすいお話です。

加瀬（当時大学生）が佳希に目を付けたのが、小学生の頃・・・・・ちょっと犯罪臭がします・・・・というかまだ佳希は１５歳なんですけどね（笑）
加瀬は優しい世話やき攻めで佳希はクールな受けですかね。
結局、佳希の父親はどっかで生きてるんでしょうかね、それとも・・・・そこをきちんと知りたかったですかね。
本編の他に短い番外編が入ってます。佳希の共同経営者の社長×秘書のお話です。こちらは余裕な大人攻めとツンデレ受けです。

[kokeisiさんの感想 · 2011年11月28日]

年上攻　主×従　すれ違い　健気受　正体バレる系　高校生（受）

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月15日]

　佳希が王子様系なのに、こういうことにあんまり抵抗がないのは、びっくりです（苦笑）
　まぁ、生い立ちが生い立ちだからね……。
　佳希の父親が今、どうしてるのかは、知らない方が無難だろうね……うん。
　でも、もうちょっと早く気付いてもよかったと思うよ、うん。佳希よ……（苦笑）
　きっといっぱいいっぱいだったことの証明なんだと思うけどね。

[chibilaさんの感想 · 2010年4月28日]

いくら真っ暗な中でも、一緒に住んでる人と肌を合わせれば、わかるでしょ。って突っ込み処満載。
でも、面白かった。

[hpsさんの感想 · 2008年5月25日]

出オチなのでどうにも‥‥。キャラが好きじゃないと面白くないかも。

[飴子さんの感想 · 2006年3月3日]

このシリーズ好き。とくにこの次の巻。