黄金の都のスルタン: ローゼンクロイツ (角川ビーンズ文庫 3-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044451066

作品紹介・あらすじ

「…どうして!なにも思い出せない!なにも!!」セシルが目覚めたのは、東大陸の帝国ナセルダラン。黄金のドームの神殿を戴く君府だった-。記憶を失い奴隷商に売られてきたセシルは、偶然出会ったアルマンによって、銀の髪の若き大君ファルザードに進物として献上されてしまう。かつて唯一愛した女の面影を見たファルザードは、セシルを側室として離宮に迎えいれるが…。激動のグランドロマン、第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 正直なところちょっとがっかりしました。
    アルビオンの王子様に続いて今度セシルを奪ったのは東帝国の大君。確かにセシルはヒロインとしても主人公としても非常に魅力的、その上美人の中の美人ですけど、一応男です。って男が男に心を引き寄せるってそんなに簡単なのか?!しかも王族ばかりです。どうにも不自然と思いませんか?
    中身について、セシルは記憶失ったと言っても今作のパターンはアルビオンの騎士とほぼ同じ、いくらロマンチックファンタジーの定番だとしても同じ作品で二度目のも呆れます。
    三つ星はセシル探しに苦労した黒公爵のためです。

  • せっかく異国の祭りに来ているのに楽しもうとしないオスカーとケンカしてはぐれてしまったセシル。迂闊にも奴隷商の手に落ち、アルマンによってスルタンへの貢物とされてしまう。スルタンはセシルが男であると知るが、彼を暗殺しようと画策する皇太后への意趣返しにセシルを側に置く事に。

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