セイント・バトラーズ 菫の大公と黒の家令 (角川ビーンズ文庫 3-24)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 87
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044451257

作品紹介・あらすじ

闇を退け、人の世を造った賢者・聖エディスの末裔である、エディス大公家の若き当主・アンドレア。少女めいた可憐な美貌と聡明な頭脳に加え、卓越した魔術の腕を持つ彼の悩みは、生まれつき体が弱いこと。一年の半分を病床で過ごす彼に、悪友の伯爵ヒューバードと大公家の執事たちはいつも心配顔。だけど、大公家の領地で若い女性を狙った怪事件が起こり-!?志麻友紀×つだみきよが贈る華麗なる王宮事件簿、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がつだみきよさんだったので、読んでみました。
    主人公(?)が病弱設定だったので弱々しいのかと思ったら、そうじゃなかった。
    確かに病弱ではあるのだけれど、真っ直ぐに生きている姿が良いと思う。

  • 表紙に引かれて買いました。
    つだ先生のイラストが綺麗で、挿絵は非常に満足でした。
    話の内容は、個人的には盛り上がりに欠けると感じました。
    主人公以外のキャラはかっこよく、面白いのですが、主人公にもっと魅力と意外性、多少の面白さがあってもいいかな、と感じました。
    面白い話は休憩もなしにひたすら読むのですが、この本の場合、途中で飽きてしまった感があります。
    序盤がすこし退屈かもしれません。
    しかし、雰囲気やイラストは非常に好きです。

  • 角川ビーンズっぽくて良かったです。
    天然美少年とおてんば姫と個性豊かな五人の執事。キャラクターがすごくしっかりしてた。
    ラストも続きが気になる終わり方で、これは読まないといけないね。
    少しくせのある文章だなぁ、というのが全体的な感想。
    書き慣れてる感じがする。と思ったら、すごい冊数出してる作家さんでした…。

  • 16歳大公とその使用人(執事・執事補・フットマン)と親友のお話。
    最初なので、キャラ設定とかそういうことに話の重点が置かれていたように思いました。
    とゆーわけで、お話自体は結構こんなもん?って感じで深みがない感じ・・・。
    城下で娘が消える事件が相次ぎ、捜索に乗り出した大公。しかしそれは大公をおびき寄せるワナだった・・・!?

  • ザビに載っていた短編読み切りがおもしろかったので購入。
    志麻先生は久しぶり。ローゼンクロイツ、読み切ってない……。

    執事は5人。個性と共に、才能豊か。(正しくは、執事、だけではなく家令・執事補・執事・フットマンなんですが、纏めて執事)ご主人様は16才、天使の容貌の誇り高き文武両道天才少年。ただし、HP:1。

     前半を聞かせて、パスといった友人やら、ありがちだねぇという人などが、最後のHP:1。で、吹くし食いつく。面白いです。HP1は、どうやら家系の模様。年上の親友氏との関係とか、丁寧。そして、志麻先生なので、この点はもとより安心してましたが、読みやすい文章です。ちょっと癖はあるけど。そして、王宮舞台・陰謀もの、はお手の物な方なので、その点も期待。

    しかし、ビーンズでははじめて、さいとう先生挿絵じゃなくなったなぁ。

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