今夜は(マ)のつく大脱走! (角川ビーンズ文庫 4-3)
- KADOKAWA (2001年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044452032
作品紹介・あらすじ
先日ひょっこり魔王に就任しちゃったおれ、渋谷有利。水族館でイルカちゃんと握手!しながら水に落ちたおれは、そのまま真魔国へと逆戻り。今度は魔王だけが吹けるという至宝・嵐を呼ぶ「魔笛」の行方を追うことに!?…ま、それはともかく問題は、指名手配の駆け落ちカップルになっちゃったおれとグウェンダル(趣味・あみぐるみ)の行く末だよな…。抱腹絶倒ハイテンション・ファンタジー、まさかの第3弾。
感想・レビュー・書評
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#読了
別離は突然訪れる。
準備も覚悟も、許されない。
という訳で丸マシリーズ3巻読了しました。
尻軽ゆーりくんは今回も色んな人をたぶらかして…(語弊がありまくる文章)って感じで。
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「まるマ」シリーズの本編第3弾。
村田健と二人で水族館に出かけたユーリは、イルカショーの舞台からプールに落ちてしまい、みたび眞魔国にやってきます。
そこでユーリは、眞魔国の隣国スヴェレラで、魔王のそっくりさんが現われたという情報を知ることになります。しかも、そのそっくりさんは魔王にしか使いこなせない魔族の至宝「魔笛」を持っていたとのこと。
魔笛を求めてスヴェレラへと向かったユーリですが、グウェンダルとともに指名手配の駆け落ちカップルに間違えられ、二人は手鎖でつながれたまま逃げ出すことに。
やがてユーリは、彼のそっくりさんとされた女性・ニコラと出会います。しかも彼女は、グウェンダルの従兄弟で、20年まえに魔笛の探索に出かけたゲーゲンヒューバーの子どもをお腹に宿していました。
今回は、グウェンダルがデレる巻といったところでしょうか。 -
茶色の小瓶、吹けますか?
私は吹けない。というか習った記憶もあんまりないのだけど…。
それにしても、歪んだ教育を受けてしまったあの子は一体どうなったのだろう。父親は地位を保ち続けられるのだろうか。
結局は眞魔国の民が増えただけだから、法力の国は今まで通り、この政策を続けて行くんだろうな。 -
3巻
BLありの国だったらしいよって話?(笑) -
長男とユーリの駆け落ち?編。
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未読な筈なのに既読な気がするのは、先にアニメを見てるせいか。
今回は内容よりも、作者あとがきの同人誌関係云々の方が非常に気になった。なるほど、やっぱりそっち方面のお方でしたか、納得。個人的にはそっちの中身の方に興味津々です(笑) -
ついに魔王のニセモノが出現?
なんとっ!無銭飲食で捕まったとか。
そいつが持っていたと言われる、失われた(ともっぱらのウワサ)の魔笛を求めてユーリくんはいつもの面々(ギュンターを除く)を引き連れ砂漠に乗り出した。
あいかわらず軽すぎて読みにくい文章でとうとうと語られる一大叙事詩?
(2006年11月23日読了)