きっと(マ)のつく陽が昇る! (角川ビーンズ文庫 4-6)
- KADOKAWA (2002年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044452063
作品紹介・あらすじ
真夏の海でアルバイト中、またまた流されて真魔国にたどりついた毎度おなじみ、おれ・渋谷有利の職業は魔王。ところが出迎えてくれたコンラッドたちの様子が変だ。どうやら今、こっちの世界では大変なことが起こっていて、俺が喚ばれたのもその陰謀によるものらしい。-なんて言ってるうちに、おれは敵国のどまんなかに転送されてしまった!おいおい、笑えなくなってきたぞ!?痛快ファンタジー、驚愕の新展開。
感想・レビュー・書評
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#読了
コンラッドぉー!(´;ω;`)
村田までやってきて、これからどうなるのかしら…って感じ少しずつ重たい話になってきたなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「まるマ」シリーズの本編第5弾。
夏休み、ユーリとムラケンの二人は、海の家「M一族」でアルバイトを始めます。そしていつものようにユーリが眞魔国にやってくるのですが、今回は、そこに駆けつけたコンラッドとギュンターが、いきなり戦闘に巻き込まれてしまいます。ギュンターは仮死状態に陥り、コンラッドは片腕を失って行方不明になってしまいます。
何とか窮地を脱出したユーリは、小シマロン領カロリア自治区にたどり着きますが、なぜかムラケンもこちらの世界に流れ着くことになります。
カロリアの領主ノーマン・ギルビットの邸へやってきたユーリとムラケンですが、ウィンコットの血縁者と名乗ったために、「ウィンコットの毒」をめぐるノーマン・ギルビット夫人フリン・ギルビットとアーダルベルトの抗争に巻き込まれてしまいます。
この巻から物語はシマロン編に入ります。これまでとは一転して、一気にシリアス方向にストーリーを振ってきたのでちょっと戸惑いましたが、ギャグを散りばめたゴタゴタした文章はいつも通りです。 -
多分今までが平和すぎたんだよ。
そんなに強くない魔族。だけどやっぱり普通ではない。
その普通ではない部分を遊ばれてしまう魔族。
ちょっと人物がごちゃごちゃしてるので整理したいところです。 -
5巻
新章突入らしい -
真夏の海でアルバイト中、またまた流されて真魔国にたどりついた毎度おなじみ、おれ・渋谷有利の職業は魔王。ところが出迎えてくれたコンラッドたちの様子が変だ。どうやら今、こっちの世界では大変なことが起こっていて、俺が喚ばれたのもその陰謀によるものらしい。―なんて言ってるうちに、おれは敵国のどまんなかに転送されてしまった!おいおい、笑えなくなってきたぞ!?
痛快ファンタジー、驚愕の新展開。 -
ギュンターが矢でうたれ、コンラッドは左腕を切り落とされ行方不明。ユーリは村田とカロリア領でピンチ。そんなシリアスな巻。この先どうなってしまうんだろう?(アニメで大体知っているけど)と思わずにはいられない。ウィンコット家のことはほとんど知らなかったから、今回「なるほど」と思った。アーダルベルトも登場。体育会系な感じがいい。
雪ギュンターにしたときの、アニシナとグウェンダルのやり取り、グウェン作「雪うさぎ」が笑える。かわいそうに・・・ギュンター。
ヴォルフラムがとにかく男前。感情的になるシーン、兄に探索を申し出るシーンは何度読んでもいいなと思う。
スザナ・ジュリアとアーダルベルト、コンラッドの関係を早く読みたい。次回の展開も気になる。 -
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