- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044452186
作品紹介・あらすじ
禁忌の箱のひとつ「凍土の劫火」があるという聖砂国で、ピンチに見舞われ、途方に暮れているおれ・渋谷有利の職業は魔王。一筋縄ではいかない同行者・小シマロン王サラレギーを牽制しつつ、頼れる仲間たちと何とか合流したおれは、砂の途の先に現れたオアシスに辿りつく。一方、おれの安否を気遣う友人の村田やうちの兄貴も、何だか大変なことになってきて…!?シリーズ待望の本編第14弾登場。
感想・レビュー・書評
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ヴォルフラムとの再会。そして騎馬民族の救世主との・・・。
久々のユーリの魔術シーン。本人は大失敗といっているけど、結果として火を消せたわけだし、そんな失敗ではなかったと思うのだけど。時々ユーリの中にあらわれるジュリアがいいなぁ・・・。
アーダルベルトが料理が得意というのが驚き。料理を手づかみで食べるシーンがあるんだけど、番外編でのジュリアとの出来事を思い出していたのかもしれない。自分も手づかみで食べるあたり、優しいなと思う。
番外編がいい。アーダルベルトとジュリアがなぜ?もしかして政略的に?そのわりには、アーダルベルト愛しているよね。っていうのがずっと疑問だったので。素敵な話だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ本編第14弾。
ヴォルフラムと合流した有利は北へ進路をとるも、北方の騎馬民族の襲撃を受けることになります。村に火が放たれ、逃げまどう人びとのすがたを目にしたことで、有利の意識は途絶え、魔王として覚醒します。そして彼は、地球で彼との再会を願う兄・勝利とアビゲイル・グレイブスと一瞬だけの遭遇を果たします。
その後有利は、騎馬民族の「救世主」にまつり上げられているアーダルベルトと合流し、彼の協力をとりつけることに成功します。
一方聖砂国へとやってきたムラケンは、イェルシーによって操られるヨザックによって捕らえられてしまいます。
巻末には、アーダルベルトとスザナ=ジュリアの出会いを描いた「恋に落ちて」が収められています。こちらは短いながらもきれいなエピソードに仕上がっています。 -
14巻
魔王の心が強くなっていっておる -
もうアーダルベルトがすべてを掻っ攫っていった感がすさまじい!
おまけとか!アーダルベルトお前いい奴(?)だなっ。
次男頑張れ!
そして帰ってきたあの男。
安心したっ。でも完全には安心できない畜生!でもよかった! -
砂はマのつく途の先読了。ヴォルフラムがユーリと会わない間におそろしいほどいい男になっていて戦慄しました。次男、もっとがんばらないと……。地球と異世界の境もどんどん近づいてる感じでワクワクです。でも一番グっときたのは本編でもおまけでもアダジュリでした。ウオオオ!!
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2010年4月17日
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(2007.12.1 初版)
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先にこの次を読んだときの?は解決。
目が見えるようになったいきさつはわかった。
拍子抜けだけどそれがマルマらしくていい。
三男坊はどこかの直江に見えてしかたがない。
そのうち「換生させてあげる」とか言いだしたらどうしよう(←それはない)
(09.03.12)
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図書館(09.02.28) -
マ王の最新刊です。
最近3冊ほどサボっていたので、これを機会に5冊ほど復習しながら読んでみました。
うーむ、昔は断トツで次男が好きだったのだが、最近どうにも三男が気になる。
プーのくせになんだあの男前っぷりは。惚れるだろ!
相変わらずムラケンも好きです。寧ろ前より好きです。
外伝の夢の話はゆーちゃんにはサラッと流されてましたが、重いよね…。
幸せになって貰いたいものですが、誰なら幸せにしてくれるのかしら。
ゆーちゃんは無理だろな(笑)
お庭番はまた……厄介なところに出てからに……。
そんなトコまで上司のマネしなくて良いじゃない!
次の新刊はいつだろな……。