魔石の宝冠: リストワール・デ・メルゼス (角川ビーンズ文庫 14-4)

著者 : 流星香

• KADOKAWA (2003年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「じーさん、おはよ。ってゆーか、オレって、誰?」メルゼス史上、前代未聞の事件がおこった。先王の急死をうけ、新たな王が"王様の卵"から誕生…のはずが、間違った卵からでてきたのは、なんの力も記憶もない少年王様・ポルトス!!がっかりする人々を尻目に、ポルトスは決意する。「わけわかんなかろーと、オレには王の義務がある」王の証をたてるため四人の近衛を連れ、魔物に奪われた王冠を取り戻す旅に出るが-。

感想・レビュー・書評

[times10さんの感想 · 2009年10月17日]

この世界では４種族から成り立っている
未熟のまま生まれてしまったお人よしの王様が
獣・羽根・人間・人魚とそれぞれの近衛をつれて証を取りに行く物語だったような
挿絵に惹かれた記憶
懐かしい

[藍月さんの感想 · 2009年10月3日]

リストワール・デ・メルゼス　シリーズ１
急な病で王が他界し慌てて新たな"王様のたまご"が孵化させられたのだが、手違いでそこから生まれたのは何の記憶も力も持たない、出来損ないの少年王だった。ポルトスは王の証をたてるため四人の近衛を連れ、魔物に奪われた王冠を取り戻す旅に出るのだが…。
挿絵に惹かれて購入。

[時夜さんの感想 · 2007年6月11日]

図書館で一目惚れした作品。
ポルティスは、記憶が無かろうが半熟だろうが、それでも王様でした。

[千樹さんの感想 · 2005年4月2日]

半端な王様と四人の近衛のお話、犬耳・鰭・発明家・翼と様々な種の人が出てきて意外なおもしろさでした。