ミルククラウンのためいき (角川ルビー文庫 83-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 372
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044468019

作品紹介・あらすじ

叔父の口利きでジャズバーのバイトをしている高校生の雪下希。ある夜、バーのサックスプレイヤー・高遠の淫らなキスシーンに遭遇してしまい、おまけにそれを気付かれてしまう。高遠に密かな憧れを感じていた希はショックをうけるが、混乱する彼をさらに翻弄するかのように、高遠は希に口づけ、そして-。ミダラな大人の手管に翻弄される、エクスタシーラブロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 甘々なのにドキドキも一杯で、やばいほど面白かったです♪つい読み返したくなる本^^

  • ⇒『ミルククラウンのためいき』
    『ミルククラウンのゆううつ』
    『ミルククラウンのとまどい』
    『ミルククラウンのくちびる』
    『ビターショコラの挑発』 スピンオフ

  • 読んだことをあまり覚えていなかったけど、読み始めたら思い出すもので、結末は覚えてた。続きは読んでないと思うのでシリーズ追いたいな

  •  事情があって、両親と暮らさず、学校にもあまり行っていない雪下希。そんな希を面倒見てくれ、自身も勤めるバーでアルバイトをすることを勧めてくれたのはおじだった。
     その店は通常のバーとライブバーを兼ねていて、希はそこで時々サックスを演奏している高遠のしっとりした演奏とその絶妙な表情に密かにファンになる。
     ところがある日の帰り道、高遠が女性と歩いているところを見てしまう。
     その時の高遠は店とはまったく違う表情をしていて、希は思わぬ欲望を引き出される。
     それ以来、希はなんとか高遠と距離をおきたいと考えていたが、それも保護者二人の出張etcでうまくいかない。
     おまけに自宅にいたずらを仕掛けられるようになって……という話でした。

     続きがまだあるようなので、穏やかに見ていますが、この二人の愛にはなぜ? と思うようなことが入っています。
     最後は希の過去に関わることが背景だったことがわかって、何とか守ってもらって、高遠の本心も聞けて、ハッピーエンド。
     まだまだ、希の保護者二人の関係とか、気になることはたくさんありますが、そんなに分厚くもなく、さらっと読めるかと思います。

  • 攻めがちょっと好きになれなかった。
    健気な受けが可哀想としか思えなくて・・・・
    好きな子苛めるタイプなのはわかるけど、苛めるのと傷つけるのは違うし。

    続き物だし、クチコミ読むとまたちょっと違う感じになるようだからとりあえず手元にある次作は読む。

  • ミルクラシリーズ1作目
    希の傷つきやすい心が凄く丁寧に書かれている作品。

  • 高校生の望は事情があって親元を離れ叔父の玲二と暮らしている。学校でも浮きまくりの望は玲二の働いているジャズバーでバイトを始めて、テナーサックス奏者の高遠を知り憧れる。ある日その高遠の色濃いキスシーンを見てしまい…。


    トラウマ物。崎谷先生初のシリーズ物でもあるらしい。ちょっと古い作品だけどいかにも崎谷作品らしい。
    きっちり読ませる、読者を引き付ける書き方はやっぱりすごい。
    望の抱える過去がトラウマとなっていて今の望を形成している。

    Hシーンは崎谷作品にしては普通。それなりに濃いけど。

    イラストの高久先生の絵が今と違ってクセが無く少女マンガ風なのが逆に新鮮でした。

  • ミルクラシリーズ1巻。
    言葉が足りなすぎてすれ違い?
    攻さんは内心激甘…(笑)

  • 私の初崎谷本。それぞれの人物がしっかり書かれていて、過去から現在への流れもドラマチックだけど、無理がない。重くなりそうで、そうならない書き方が上手い!!Hシーンもいい。
    この年頃の子がいるので、希の親子関係に対して、母親の気持ちに思いを馳せてしまうので、★5がつけられない。

  • あらすじ:クールなオトナの手管に翻弄されて……!?
    高校生の希は、バイト先のサックスプレイヤー・高遠の淫らなキスシーンに遭遇した挙げ句、それを気付かれてしまう。彼に密かな憧れをもっていた希は困惑するが、高遠にされるがままになってしまい……!
    叔父の口利きでジャズバーのバイトをしている高校生の雪下希。ある夜、バーのサックスプレイヤー・高遠の淫らなキスシーンに遭遇してしまい、おまけにそれを気付かれてしまう。高遠に密かな憧れを感じていた希はショックをうけるが、混乱する彼をさらに翻弄するかのように、高遠は希に口づけ、そして―。ミダラな大人の手管に翻弄される、エクスタシーラブロマンス。

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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