ミルククラウンのくちびる (角川ルビー文庫 83-4)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044468040

作品紹介・あらすじ

恋人の高遠が帰国し、以前にも増して甘々な日々を送る高校生の希。しかしそんな彼の現在の悩みは、案外嫉妬深かった、その恋人のことだ。希が友達の話をするだけで、何故か不機嫌になってしまう大人げない恋人のことを、叔父の玲二達に相談しても、逆にからかわれてしまうばかり。そのうえ、久々に高遠が参加したステージで、妖艶な女性ボーカリスト・唯川真帆とのあまりにも官能的なパフォーマンスを見てしまった希は-。

感想・レビュー・書評

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  •  こ、こう来たか……ってなってしまいました。

     アメリカから帰って来た高遠とラブラブな日々を送る希だが、懸念点は高遠が希の周囲に嫉妬をしまくること。
     クラスメイトの話をするだけで不機嫌になり、希はほとほと困り果てていた。しかしながら、そんな嫉妬が嬉しいのも本当で――
     そんな時、希は高遠が女性シンガー・唯川真帆と共演するライブを見に行ったところ、高遠と真帆が舞台上でキスをして――

     という話でした。
     なんかまた、ドシリアス展開でまた希が泣いてしまうのかと思いきや、前編と押してただのろけだった!
     びっくりしました!!!!

     いやー……互いが互いの周りに嫉妬しまくってるだけの話で、なんかもう、当てられた内川がただただかわいそう……ご愁傷さまです……

     なんかもう、馬に蹴られて死んでしまえ!!!! って思ったんですけど、シリーズ最終巻だし(番外編はあるらしいんですけど)、たまにはこういう話もあっていいんじゃないかなあ……って思いました。

     はた迷惑なバカップルののろけ話に付き合える勇者にオススメします。

  • ミルクラシリーズ4作目

  • ミルクラシリーズ 4作目。

    番外編と呼べるもので希や高遠のトラウマ物ではなく、純粋な恋愛物となってる。とはいえ、一回り近く違う年上で華やかな才能や容姿を恋人に持つ希は自分に自信が持てない。なので高遠の勘違いに近い自分の友人関係などへ対する嫉妬心を受け止める術を持たず。
    単なる甘いすれ違い的な話なんだけど恋愛の渦中にいる二人にはそれだけで世界が違うのよね、みたいな?
    高遠は実はベタな甘さを持っていて、自覚なくフェロモン振りまく年若い恋人の気持ちをつなぎ止めておく自信がないだけ、とか?
    振り回される周りが大変そう。


    今回もHしまくりでした。や、開発したのは高遠だし、勝手に二人で盛り上がってください(笑)

  • 『ミルククラウンのためいき』
    『ミルククラウンのゆううつ』
    『ミルククラウンのとまどい』
    ⇒『ミルククラウンのくちびる』
    『ビターショコラの挑発』 スピンオフ

  • ミルクラシリーズ番外編。
    お互いがお互いを好き過ぎて…な激甘話でした。
    ウッチーもなかなかおいしいポジションにいるキャラなので、たくさん出てて楽しかったなぁ。

  • ミルクラ4
    妬いて妬かれて、あまあまです。
    魔性の希を垣間見たウッチーのシーンがお気に入り。

  • あらすじ:ようやく学校にも馴染めるようになった希の目下の悩みは、案外嫉妬深かった恋人の高遠のこと。叔父の玲二達はアテにならないどころか、かえって高遠を煽るばかりで……?『ミルクラシリーズ』待望の第4弾!!
    恋人の高遠が帰国し、以前にも増して甘々な日々を送る高校生の希。しかしそんな彼の現在の悩みは、案外嫉妬深かった、その恋人のことだ。希が友達の話をするだけで、何故か不機嫌になってしまう大人げない恋人のことを、叔父の玲二達に相談しても、逆にからかわれてしまうばかり。そのうえ、久々に高遠が参加したステージで、妖艶な女性ボーカリスト・唯川真帆とのあまりにも官能的なパフォーマンスを見てしまった希は―。

  • ミルククラウンシリーズ-04

  • 恋人の高遠が帰国し、以前にも増して甘々な日々を送る高校生の希。しかしそんな彼の現在の悩みは、案外嫉妬深かった、その恋人のことだ。希が友達の話をするだけで、なぜか不機嫌になってしまう大人げない恋人とのことを叔父の玲二達に相談しても、逆にからかわれてしまうばかり。そのうえ、久々に高遠が参加したステージで、妖艶な女性ボーカリスト・唯川真帆とのあまりにも官能的なパフォーマンスを見てしまった希は――!?

  • 番外編とゆうことで……。さいごまでおもしろかったです……(^v^)ずっとしあわせでいてください…的な…。あーでも終わっちゃってさびしいなーーー。かといってズルズル続くようなアレでもないんだろうけど……さびしい…。

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著者プロフィール

小説家。3月16日生まれ、九州出身。
1998年、『楽園の雫』でデビュー。
ブルーサウンドシリーズ」や「白鷺シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」など、多くのシリーズ作品を生み出したほか、漫画原案なども手掛ける。代表作として『トオチカ』など。

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