瑠璃の風に花は流れる 灰国の逆臣 (角川ビーンズ文庫 50-13)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044471163

作品紹介・あらすじ

「芦流は-私の大切な芦流以外の何者でもない…!」黒嶺の王太子・芦流と、緋奈の弟・水稀の対峙によって現れた闇の炎は、紫洞の王都を焼き払おうとしていた。炎を止める手立てを必死に探す緋奈たちは、暁槻時代の水路に向かう。だが、仇敵・雷音が行く手に立ちはだかり、隠されてきた真実が次々と明らかになり-!?ついに、黒嶺と紫洞の戦いに決着が!!大人気エイジアン・ラブ・ファンタジー、衝撃の本編第十弾。

感想・レビュー・書評

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  • 大きく話が動いて来た!
    ここまで読んで良かったかなー。
    これは予想外。彼の好感度、上げたくないけど上がっちゃったよね。まぁ、今までがアレだったけど。
    芦琉がんばれー。

  • 9巻の最後で、紫洞に向けて、闇の炎を向けた芦琉を止めるため、緋奈と光夜たちは、紫洞の別の水門の遺跡に向かいます。
    と、ここで、雷音登場!えーー、急いでいるのにーーーって思ってたら、紫洞王妃も出て来て、二人の関係が明らかになります。

    謎が解け、紫洞王妃への憎しみが消えたのか、急に雷音がいい人になってしまって、ちょっと拍子抜けしますが、命を落とすのが分かっているのに水門を開けるために芙葉(飛葉)と共に残ったのを知ると、それほど悪い人ではなかったのかなと思いました。

    一方、芦琉はイラストからも以前の明るい芦琉ではなく、黒芦琉になってて、怖いです。これまでの芦琉はほんとにどこに行ってしまったのか。

    後半は、怒濤の展開です。
    この巻っていろんな人が死んじゃったり、深波を操っていた本当の黒幕が出て来たりと、忙しいです。水稀の闇は朱根王の決死の覚悟でなくなったのはいいですが、最後、芦琉がいなくなってしまって、黒嶺と朱根の本当の謎まであと少しというところでしょうか。

    次巻が楽しみです。

  • 意外な人が、意外な役割を・・・ですね。
    やっと紫洞との戦いは、決着を見ましたが、芦琉はまだブラックのままだし、どっかへ行っちゃうし。
    緋奈ちゃん大変。

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