光炎のウィザード 追憶は五里霧中 (角川ビーンズ文庫 42-12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044495121

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  • いつも傍にいた、かの人の残像を手掛かりに脇目も振らず一心不乱に追い駆ける。探し求めるものは掻き消えそうな記憶。互いの本当の想い。隠された真実。少女は溢れる強い想いを胸に占め、うつつの世界に彷徨う彼女が去る前に告げた問いに答えを出す。そんな少女達を弄ぶ謎めいた金色の瞳は無邪気に笑う。◆実は弟子を大切にしてるってことが地味にわかるヤムセの態度が好き。ドSのゼストガさんがまさかリティーヤに…!?今回二人の友情に泣いた。記憶操作にはキツネが絡んでそうだなぁ。ああ、もうこの世界観にすっかり入り込んでるよ、自分(笑)
    http://ututusamayouhisseki.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

  • リティーヤが成長している・・・

    今まで、自分が落ちこぼれであることに甘んじ、
    前に進もうとしなかったリティーヤが、
    自分の行動が周囲に迷惑をかけていることを自覚し、受け止め、
    自粛しようと思う(結局は仕切れないけれど)

    それでも無茶してしまうのは、親友や大切に思った人のピンチにはなりふり構わず走っていけるまっすぐさ。

    それがリティーヤの魅力だと感じた。
    今回の成長が観られたことで、
    今後どうかわっていくのかがまた楽しみになった。


    ヤムセとリティーヤの曖昧な関係も
    うまい感じににおわせている作者さんの手腕がニクイ。
    この二人がどうなっていくのかも気になるじゃないかい!!


    そんでもって
    ゼストがさん。

    どーしたいのよ!
    あまのじゃく〜〜〜

著者プロフィール

北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞にてデビュー。代表作に「光炎のウィザード」シリーズ、「デ・コスタ家の優雅な獣」シリーズなど多数。

「2023年 『弁当屋さんのおもてなし 新米夫婦と羽ばたくお子様ランチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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