白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫 44-17)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044497170
感想・レビュー・書評
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正統派お姫様!と聞いて購入。
身分違いの恋とか切ないすなぁ。
ストーリーの最後も、シリーズがこれから面白くなる
予感でいっぱいになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
姫と騎士、身分違いの恋、この王道がたまらんではないか。
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姫、騎士の身分あり恋愛もの。
どちらも互いが互いを想っている事に気が付いて…ないんですよね、これ。
という事は、中間地点な侍女は美味しい存在?!w
違う意味で侍女も美味しい存在です。
むしろ敵の男…もよく分かりません。
不老不死ですから常識が欠落してるのは仕方がないとはいえ
あんたそれってどうなのよ、と突っ込まずにはいられません。
しかも最後!
侍女の『己仮説』が非常に正しい事が判明してしまいました。
いや~本当にすごいですね、王道?
残り4年の間に、どうにか頑張ってください。 -
この作者さんの前シリーズ「マギの魔法使い」は
1巻目だけ読んであんまり好みじゃない気がして、
結局そのまま先は読まずにおわってしまった。
だから、この「バイレ」もあんまり期待しないで読んだんだけど、
いかん、これは好みだ〜。
マジにはまった!
ウリは「年の差カップル」みたいで、
作者さんのツボもそのあたりにあるようですが、
わたし的には「身分違いの恋」が「どストライク」!
世間的な「お嬢様と執事」の流行りは、もう終わったのかな〜?
ドラマにもなった某マンガなんか、
周囲もお嬢と執事がくっつくの煽動してたし、
他のラノベやマンガでもそのあたりは奨励されてる感じで、
そんなんでいいのか〜?と常々不満に思ってました。
身分違いで惹かれあうのは、いいのよ。
でも、それは結ばれないからいいのであって、
さっさとくっつくことを選択したり、
実際にくっついちゃうのは、違うんじゃないの?
その点、この「バイレ」はよくわかってらっしゃる。
ブランカとセロの苦悩具合が、もういたれりつくせり。
すっかりうっとり堪能いたしました。
彼の目つきの悪いトコもツボ。
白い犬(じゃなくて、狼だっけ?)も、モフモフ具合が良い。
悪役・脇役の配置が絶妙。
わーん、早く次でないかなあ。
楽しみだあ。 -
気付けばリリアナに様付けしていた。登場人物の中で彼女がダントツに格好良いと思うのは私だけだろうか?
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シリーズ1作目
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魔王さまが可愛いんですが(笑)。
まだ一冊目なのでどっちに転ぶのかわかりませんが、ヒロインの相手は護衛なのか魔王なのか。私の好みとしては魔王がいいんだけど、スタート地点は護衛に恋しているっぽいので無理かなぁ。
とりあえず、購入続行。 -
表紙のインパクトがいい。内容も表紙を裏切らない。これは良い融合。
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個人的にここ半年で最高のヒット作!文句なしに面白かった。構成とか色々勉強になる点も多かった。続きも絶対買う。
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姫と騎士の禁断のLOVEで歳の差カップル。
セロがカッコイイ。
ブランカのこと大事にしているセロの姿に胸キュンです。
立場的に結ばれないのに、想いが通じ合っている、
でも、一線を越えられない、そんな二人の切なさ。
若返りの呪いをかけられ、12歳の身体となっても、
芯の強さを見せるブランカの気高さ。
呪いをかけた魔王の見せる意外な姿や、セロと共にブランカを見守る侍女など
登場人物が魅力的で、今後が楽しみです。
読了1/12