彩雲国物語 朱にまじわれば紅 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499068

作品紹介・あらすじ

即位間もないダメ王様・劉輝の側近に抜擢された、文官の絳攸と武官の楸瑛。けれど肝心の劉輝には逃げられてばかりで目通りすら叶わず、不毛な日々を送っていた。そんな折、城内に幽霊が出るというウワサが立って…?(「幽霊退治大作戦!」)ほか、杜影月との出会い、風邪ひき秀麗の周囲で繰り広げられる珍騒動など、彩雲国の裏に隠された4編の秘密のストーリーを収録。大人気・極彩色ファンタジーに待望の外伝登場。

感想・レビュー・書評

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  • #読了

    別冊、短編集のような1冊。
    最後の薔薇姫の話が凄く切なかった。
    幸せでいてくれるならそれでいい、と
    いつかあたしも思える日が来るのかな。

  • 年内全巻読破計画、外伝忘れてた。

    ちょうど影月くんたち同僚など
    ある程度キャラが出揃ったあたりの番外編ね。
    風邪で寝込んだ秀麗を心配して
    主要キャラがドタバタするお話が
    外伝っぽくて楽しかったわ。

  • 短編集読了。

    秀麗が風邪をひいて、見舞いに来る人々。
    それぞれの掛け合いが面白かった。
    そして、父君お強いw

  • 4-04-449906-3c0193¥457E.


    角川ビーンズ文庫BB46-6.

    彩雲国物語 【外伝】 ⑥朱に交われば紅

    著者:雪乃紗衣(ゆきの さい)
    イラスト:由羅カイリ(ゆら かいり)

    発行所:株式会社角川書店
    2005年5月1日 初版発行
    2005年7月5日 3版発行

  • 5巻を読んで次巻の前に外伝集。良い意味でクールダウンできると思ったらば…そんなことはなかった!外伝侮れない

    第1話。幽霊の正体、初読ではあんまりつれなくされ過ぎて兄の仕事場に忍び込みに行ってるブラコン弟を察した養子が止めに行ったのかと。違った!さすがにそこまで変態じゃなかった!ごめん!
    そしてまさかのあの人登場。驚。

    感想:これ番外編でいいの!?

    第2話。
    「こんなところにこなくても自分のところでいくらでもできる!」
    確かにそのとおりだけどさあw
    個人的密かな見所は武闘は無理せず見守り後方支援な絳攸が覆いかぶさって盾になるところ。

    感想:これ番外編でいいの!??

    第3話。はじまりはちょっとしんみり。でも平和だった。
    父登場、平和は短かった。上司達なんだかんだ仲良いな。
    紅兄弟。もうさあ、もうさあ!

    黎深が名乗れたら、わたしお赤飯炊くわ

    大きな伏線きてるなって予感バシバシ。これ読んでいるか否かで今後の解釈かわる

    第4話。
    1巻の薔薇と棘。あーーーーーー
    今まだ謎が多いけどきっとシリーズ全編読了後に読み返すと色々みえてるんだろうな
    3巻ラストはこれほど思い詰めた覚悟の言葉だったのね読んでいて切なくなったよ…

    表紙は基本のふたり
    この一冊さいごまで読んで切ない余韻で本を閉じ、表紙を見ると。
    いちゃいちゃしてる!
    劉輝、よかったね!

  • ・絳攸(萌えキャラ)
    ・作中屈指の二大ブラコン劉輝さんと黎深弟君ハッスル回
    ・静蘭と秀麗コンビ随所に窺えて嬉しい
    ・やっぱり邵可父上無双じゃねーか!!
    ・エッ黄奇人・・・秀麗とそんな・・・フラグ立てて・・・ええぞもっとやってくれ
    ・秀麗のお母様がああいう豪快なタイプなのは当たりだよな・・・やっぱファンタジーヒロインの母親は人外でないと・・・

  • 番外編だったのねぇ。

  • 秀麗が風邪をひいたエピソードは逆後宮か!と突っ込みたくなる感じだけどその中の紅兄弟の会話が良かった。
    あとはすべでかっさらった黄奇人が素敵でした。

    でもなにより、あとがきのあとに書かれた薔薇姫にかかれた主上の気持ちが切なくて、それがこの外伝のハイライトでした。

  • シリーズ初の短編集。主に紅秀麗が国試を受ける前の話が中心。どの短編もキャラクター同士の会話劇のテンポが良く、いい意味での罵り合いが爆笑を誘う。最後の短編の薔薇姫のエピソードは劉輝の秀麗への愛情の深さを垣間見ることができる。報われてほしいなとも思う。本編はこれからどう展開していくのだろうか?。引き続き読んでいきたいと思う。

  • 本編の続きも気になるけれど、楽しい外伝でホッ一息つけて嬉しい一冊(^^)♪胡蝶姐さんも大好きだけど、秀麗の母もかなり好きになった(*^^*)「薔薇姫」ってあの人のことだったのか!(゜▽゜*)

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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