彩雲国物語 隣の百合は白 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499150

作品紹介・あらすじ

年末武術大会の賞品は、アノお方の恋愛指南!?秀麗を振り向かせるため、国王・劉輝が男を見せる!?(「恋愛指南争奪戦!」)それは、少年・邵可が修羅の道を行く理由となった、たった一つのお伽噺。(「お伽噺のはじまりは」)他、悪鬼巣窟の吏部尚書にして、天つ才を持つ男・紅黎深が、大ボリューム書き下ろしで登場。妻・百合姫との数奇なる物語、絳攸との運命の出会い、そして悪夢の青春時代が今ここに。超豪華外伝集。

感想・レビュー・書評

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  • 秀麗が国試を受ける直前の頃
    年末武術大会の優勝賞品が恋愛指南ということで
    王様までいそいそとご参加。

    邵可パパの三兄弟の子供時代とか
    絳攸が紅家の養子になったいきさつとか
    昔話の多い、外伝らしい外伝かな。

  • 番外編です。
    齢80を過ぎてもなおモテモテ櫂州牧による恋愛徹底指南を餌にした武術試合編と邵可の話、黎深とその妻百合との話の三つですが、やはり百合姫との話に若い頃の黄奇人なんかも出てくるのが面白かったです。
    黄奇人が仮面をかぶることになったきっかけや何ゆえ女性に振られたか。全て黎深のせいだとは…爆笑でした。

  • 雪乃先生の性癖なのか何なのか、イケオッサンならぬイケご老体萌えで最初からぶっ飛んだな…
    いや、オタクはみんな好きですよそんなもん

  • #読了
    短編集。
    なんか可愛らしかったかな。
    ひねくれ者は昔からひねくれてて我儘ぷー笑

  • 久しぶりにあの方々の出会いが読みたくなって再読。何度読んでも同じところで笑ってしまう自分がいる

  • 番外編。本編はまぁまぁ重たい話が多いので、箸休めに和むお話。主に黎深の過去話。若い黎深、悠舜、鳳珠が出てきて、幼いな~と感じる笑今じゃ、ありえない気がする。絳攸も小さくて可愛い。黎深の奥さま、百合姫を薔薇姫同様、勝手に亡くなっていると勘違いしていた私は後半だいぶ混乱してましたが、無事読了。百合姫生きててよかった

  • 黎深と奇人好きなので、この巻はとても好きです。

    ちょっと奇人かわいそうだけどね。。。

    最初の恋愛指南のやつも面白かった。
    ただ、何度読み直しても日記帳だけ秘密がよくわからなかったんだけど。。。どうして大将軍達は凍りついたのかしら

    2017.7.9

  • シリーズ3つ目の短編集。ゲラゲラ笑いながら読んだ「恋愛指南争奪戦」が個人的には一番良かった。(そのおかげで電車の中など外では読めないのが難点)黎深と百合姫の馴れ初め(というか殆ど腐れ縁)を描いた「地獄の沙汰も君次第」はこんな人いないかなあと思う。うらやまし過ぎるぞコンチクショーと言いたい。感想はこんなところです。

  • 本編で一山越えた後の短編!和むわ~(*^^*)「恋愛指南争奪戦!」優勝者に納得(^^)「お伽噺のはじまりは」と「地獄の沙汰も君次第」は紅家の過去が良く解る!(^^)黎深と百合姫の切なくも面白い(?)なれそめが好き♪それにしても彩雲国物語に登場する女性はみんな強い(--;)

  • 久々の彩雲国。久々の短編集。
    本編が本編なので、とっても癒された!みんな愛おしい。
    2015.09.19

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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