彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1559
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499204

作品紹介・あらすじ

異能の一族・縹家の宮で目覚めた秀麗。外界と隔絶された宮から出るには、大巫女・瑠花に会わねばならない。けれど彼女の居場所は分からず、異能「千里眼」を持つ珠翠を探すことに。一方王都では、史上最悪の大災害、蝗害に対し、重臣たちが協議を重ねていた。しかし対処の全権を委任した国王の劉輝は、ただ見守るだけ。珠翠探しと並行し、蝗害の対処法も探る秀麗は、劉輝の救いとなれるのか!?クライマックス直前の第16弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第16作。

    蝗害が明らかになり、国中がてんやわんや。

    紅秀麗が本来の職務を思い出し、ずばずばと言い、動き回る。
    まわりの人間も、求めるもののために本格的に行動する。

    停滞していた事態が動き出した感。

    テンションの高さとアクティブな感じが、このシリーズらしかった。

    旺季の政事への覚悟には、ハッとさせられるものがある。
    だからこそ、悲しいほどに劉輝が無能に見えてしまう。

    第1巻の終わりは、劉輝がよき王となって、秀麗も官吏として活躍する、といったものだったような。
    もうすぐ完結だというのに、どうもその着地点に行ける気がしない。

  • もはやライトノベルの域を超えている気がする。

    後半の旺季の見せ場に不覚にも涙。

    社会人で働いているとかなり心にくる名場面なのでは。

    世の中ポジティブ思考が絶賛されているけど、
    「嫌いなものがあるからなんとかする」
    というマイナス思考からのアプローチがもっと一般的になってもいい。

    就職の面接でそんなことを言う人がいたら、むしろ歓迎される世の中に早くなって欲しい。

  • #読了

    事態がゴロゴロと動き始めて結末までもう少し!
    残り2巻楽しんで読む!!

  • Twentieth book.

    Getting more and more anxious... How is it all going to end? I'm counting down the days of when I'm able to purchase the LAST TWO BOOKS LEFT IN THE SERIES. Oh my god, I don't know if I can take the pressure.

    On a happier note: I'm glad that Mr. 藍楸瑛 finally got to save his girl 珠翠. Now that I'm more used to the pairing, I find that they make quite a cute couple.

  • うん。落ち着け。一体何ページに渡って、政治の会議をしているんだ?それでいいのか?それでいいのか少女小説!ここまで動きのないストーリーでこの長さに文量を書けることが反対にすげぇと思う。

  • だるい展開。さて、いいヒトしかいない物語のラスボスは誰なんでしょうかね?
    精神と時の部屋かぁ。

  • 2023/03/20
    楸瑛がドンドンアホキャラになってる。

  • 蝗害…現実にもニュースになる
    バッタが作物を食い荒らすやつか。
    私、脳内映像化しちゃうタチなのですが
    虫嫌いなんで、そのあたりは
    スルーしながら読みました(汗)

    なんかすっごい政治的な陰謀術数が
    ウエイトを締め出したぞ。
    頑張れ、劉輝〜!

  • 楸瑛様が結構カッコいい^^かな。相変わらずタンタンもいい感じ。それぞれの登場人物のもつそれぞれの意味が少しずつ見えてきた感じ。後は、劉輝が輝いて欲しいな・・・

  • 徐々に真相解明しつつあるのですが、
    これで本当に1巻(2巻だったか?)の記述どおり
    王様は賢王になれるのか?
    甚だ心配になってきました。

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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