彩雲国物語 紫闇の玉座(下) (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1510
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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044499228

作品紹介・あらすじ

-残り時間は、一日足らず。それ以上は生きられぬ。縹家の大巫女・瑠花の力を借りて蝗害を鎮めた秀麗。しかしその決断は秀麗に残された時間を侵食し、生命を蝕んでいく。同じ頃、勢いを増す旺季を前に、国王・劉輝は苦悩していた。強力な後ろ盾も、官の信頼をも失った自分が、果たして玉座にふさわしい者なのか。そして、彩雲国最大の危機が訪れる-。シリーズ第18弾、怒涛の最終巻「紫闇の玉座」(下)、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 2023/05/05

    一番好きな本の一番最後の話。

  • 本編全18巻、学生時代に読んでいたけれど再読。
    中華風、後宮もの……という言葉がつくと、まず彩雲国物語が頭に浮かぶ。たぶん私の中ではこれが基準になっている。
    とにかくキャラがどれも魅力的で、一癖二癖どころか三癖ある人たちばかりが集合したような話。全員過去に色々なものを抱えすぎてて、もう本当に濃い人たちが多い。

    久方ぶりに読んだら、あれ?こんな話だっけ?となる部分も多かったけれど、どんどん読み進めるほどに面白かった。
    また、数年後くらいに読みたい。

  • 長かった!!でも読み切りました。後半、話が重めになってきたあたりからだんだんと登場人物に愛着が湧き始め(1日の中で物語にさく時間が長いから)、最後まで見届けれました。
    アニメ版は途中で挫折して結末はどうなるかと思っていましたが、王様とくっつきましたね。(ただし亡くなる1年前だけ。想いあってはいた。)秀麗は官吏として大変強い人になったんじゃないでしょうか。
    あと、最後までずっと引っ張られていた王様だけの素質は「戦をしない、争わない」でした。血で血を贖うのが王座ですが、それを選択しないやつですね。現実でもそんな人ばっかりなら平和なのにな。

  • #読了

    長かったー!

  • なんかもう胸が熱くなりました…。
    あんなさんざん言われてた劉輝が後の世ではめちゃくちゃ称えられてるのに思わずニヤける←
    今までとんと出てこなかった影月くんもいい所で登場!ナイス!
    悠舜様はもう……信じてましたからねっ!!(嘘です疑いましたごめんなさい)
    あと旺季様&晏樹はどうなるんだろうって思ったけど結果オーライでしたね。良かった。
    最後に秀麗、お疲れ様。

  • ずいぶん昔に途中で挫折した少女小説。
    例の『大人だって読みたい!』ガイドで
    思い出して再チャレンジしてました。
    また途中で投げ出したら…と
    心配したものの、無事?完走したので
    全巻アップしまーす♪

    最終巻の、劉輝編。
    秀麗はずっと変わらないのが
    良いところだったけど
    王様は変わったなぁ!
    こんなにいろいろ考えるようになって
    自分の言葉でものを言うように(涙)

    ずいぶんと厳しい政争劇で
    どうやって収束する気?と思いましたが
    物語として大団円だったのではないかと。
    最後の「伝聞」調の締めが
    格好良かったっす。

  • もう少し、らぶらぶの2人の様子を読みたかった気がするし、リオウくんの成長の様子も知りたかった気がした。1巻から読み始めて1カ月余。楽しかったぁ♪

  • 秀麗とともに、駆け抜けた気持ちにさせてくれる作品。何度読んでも面白い。

  • 偶然か、必然か、王様を核に情勢が少しずつ変化し・・・
    オセロというか、リバーシというか、
    ああいうゲームみたいで、
    全敗モードが少しずつ逆転していくのが心地よかった。
    フラグもほとんど回収、あぁこういう裏のドラマが
    あったか?という、驚きも秘めて。
    (秀麗の夢見?で垣間見ている・・・タンタンや玉華の行動)
    まぁ取り敢えずのハッピーエンド…ということで。
    でも、まだ語られていない話がありそう。
    その後の、またその後・・・真の意味での王様と秀麗の事!

    外伝とか、短編集とか、出して欲しいなー。

  • 落ち着くとこに落ち着きました。

    綺麗に収まりすぎるのはご愛嬌ですかね。
    そこが物足りなさでもありつつ。

    なにはともあれ全巻通して楽しませてくれました。
    ありがとうございます!

    骸骨を乞う読んで終わりにしましょう。

    2017.8.15

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著者プロフィール

茨城県生まれ。2002年10月「彩雲国綺譚」で第1回ビーンズ小説賞の読者賞・奨励賞をダブル受賞。03年11月、受賞作をもとに改稿執筆した『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』で作家デビュー。同シリーズは11年7月に本編が完結し、累計650万部を超える大ヒット作となる。他の著作に「レアリア」シリーズ、『エンド オブ スカイ』がある。

「2023年 『彩雲国物語 十六、 蒼き迷宮の巫女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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