バルハールの姫君 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 91
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044507053

作品紹介・あらすじ

王弟アレクシードは、幼い花嫁ユスティニアと、港町・バルハールの離宮で暮らすことに。遊び仲間(=夫)が一緒で嬉しそうなユティとは反対に、アレクは穏やかな生活に馴染めない。そんなある日、バルハール最大の祝祭で、アレクはユティの危機を救った剣士と出会う。燃えるような紅い髪を持つ彼の、剣の腕に驚くアレクだが、彼のせいである事件に巻き込まれ…!?一方ユティに恋の予感も!?アダルシャン・シリーズ新章開始。

感想・レビュー・書評

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  •  王都を追われたアレクシードは、ユスティニアと港町・バルハールの離宮で暮らすことになった。
     そのバルハールの町では「夏至」を祝う祭りが行われいて、そこでのんびりとした休日を過ごすが、ユスティニアがトラブルに巻き込まれて……?

     という話でした。
     裏には、何かが起きそうな予感がプンプン漂っていますが、この巻は完全に次巻へ向けての伏線の巻ですね。

     ユスティニアを助けてくれた剣士とアレクシードの出会い。
     絵を描く少年とユスティニアの出会い。

     相手の正体もわからず、この出会いがどうなっていくかはわからないけれど、裏には何か複雑に絡むものがありそうです。
     大きなトラブルの予感もしますが、楽しみに読みたいと思います。

  • 小休憩。色々フラグが立ってます。

  • アダルシャンシリーズ5巻
    新展開というか、嵐の前の静けさというか。

    王都を出て、田舎暮らしを楽しむ主人公夫婦&フラッド。
    夏至のお祭り、ユティの初の男友達、麻薬密売の行方と、
    マッタリムードながら密度の高い1冊です。

  • 2008年10月20日

  • アダルシャンの花嫁シリーズ5
    アレクシードはユスティニアと港町・バルハールの離宮で暮らす事に。遊び仲間(夫)が一緒で嬉しそうなユティとは反対に、アレクは穏やかな生活に馴染めない。そんなある日、バルハール最大の祝祭でアレクはユティの危機を救った剣士と出会う。燃えるような紅い髪を持つ彼の剣の腕に驚くアレクだが、彼のせいである事件に巻き込まれ…。

  •  アダルシャンシリーズ第5巻。アレク、ユティ、フラッドは港町バルハールの離宮で暮らしていた。祭りにでかけた3人だがユティとはぐれてしまい、事件に巻き込まれる。ユティを助けた紅い髪をもち、どこか憎めない感じのカジャ。絵がとてもうまい謎の少年セオに出会ったユティ。<br>
     新章開始ですが、まだ序章という感じです。またアレクはぐるぐる悩んでます・・・。今回兄とのかかわりはないんですが、頻繁に思い出して悩んでるのはもういいよって感じです。セオとユティはなんだかいい雰囲気。ユティのお父さんはなかなか面白い人みたいでした。幸せそうな2人の日常を読める巻です。

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