アネットと秘密の指輪 お嬢様とロンドン塔の王子 (角川ビーンズ文庫 52-13)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044507138
感想・レビュー・書評
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アネット4巻目です。
ついにリチャードが表紙からドナドナされました、笑。
でも、王子かっこいいね!!
社交デビューを果たした庶民派お嬢さまアネット。
ロンドン塔に現れるという旧王家の王子の話を聞いて大慌て!
だって、旧王家の王子は、彼女の屋敷の執事なのだから!
真相を突き止めるべく調べ始めるアネット。
でも、ひょんなことから王太子の恋人のふりをすることになり…。
まさかの王太子のターン!!
ここででてくると思わなかったよ。
ユージンのシャーリーとのラブラブぶりに吹きました!
シャーリーは本気だけど、ユージンは絶対ふざけてるところが。
アネットとシャーリーの会話も微笑ましい。
リチャードにぞっこんなアネットは、彼の話になると顔つきが変わります、笑。
アネットとユージンも巻が進むごとにほのぼのしていきますねー。
その気はないとわかってるんだけど、リチャードより良い雰囲気なんだよねぇ~、笑。
あ、肝心のリチャードは執事の仕事に専念しております。
またお留守番ですか!
で、謎を解明すべく、王子さまと一緒にロンドン塔探索です。
めちゃくちゃ探すとこ間違ってるし、灯台下暗しなんですけど、笑。
全て見終わった後の王子様の台詞が印象的だった。
なんか悲しい。
で、渦中の重要人物リチャードは、ある決断をします。
気になるところで、待て次巻!
今まで読みきり形式だったので、ちょっと新鮮。 -
表紙の殿下に惚れましたw
「(前略)そんなことを言われたら男はみんな勘違いするよ。
僕を好きって言っただろう」
ごもっともです、サー・ユージンw
ユージンに対する好きと、リチャードに対する好き
それぞれの意味が激しく違っている気がするから、
このお嬢様は。
アネットのリチャード激LOVEっぷりが魅力なのかもしれない。
ユージンだと普通にほのぼのなカップルになるのに勿体無い。
気の強い、貧民育ちの成り上がりお嬢様なアネット。
リチャードが好きだからって彼のことしか考えていないな、この子。
でも、どうしてか憎めない。
シャーリーとのガールズトークが可愛い。
読了 11/23