貴族探偵エドワード 白き古城に眠るもの (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 278
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044516024

作品紹介・あらすじ

金髪碧眼の美少年・エドワードは、頭脳明晰、家柄最高のお坊ちゃま。大国アングレの首都ロンドラで、名探偵として大活躍!(…の予定!)そんなある日、古城ホテルの持ち主から、ホテルで起こる怪しい事件の依頼が。久々の仕事にワクワクしつつ、エドワードは守り役の青年シーヴァと、居候の少年トーヤと共にホテルに向かう。しかし到着した晩、大変な事件が起こり!?椹野道流の大人気シリーズ、待望の第2弾登場。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2巻目

  • 読みやすくてこのシリーズは好きです。
    さらーっと読めるし、ミステリーもあるし。

    登場人物にキャラ設定もしっかりしているから
    お気に入りの本の一つです。


    今回の話の最後の終わり方はちょっと切なかったな。
    人間の理不尽さを感じさせられました。

    続きが気になります。

  • シーヴァのキャラを掴みかねてる
    他のこういうキャラだと完璧超人キャラなんだけど、割と普通

  • うわぁファンタジーだぁ、という感じでした。そうか、それもくるのか。なんともなかった人は何だったんだろうなぁ。気付かなかっただけ?襲われた人に何か共通点でも…と思ったけど、そこはあまり触れられず。
    案の定というか、なんというか、マクファーソンが気になる感じです。どっちに転んでもいいなぁと思っているので、わくわく…。

  • 英国風ミステリアス・ストーリー第2幕

    読了日:2007.4.18
    分 類:連作短編
    ページ:330P
    値 段:514円
    発行日:2001年8月講談社、2004年8月発行
    出版社:講談社文庫
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    主人公:エドワード・H・グラッドストーン
    語り口:3人称
    ジャンル:ライトノベル
    対 象:ヤングアダルト
    雰囲気:オカルト・ミステリ
    イラストレーション:ひだかなみ
    ---------------------------

    ---【100字紹介】-------------------
    大国アングレの首都・ロンドラ。
    三拍子揃ったお坊ちゃんのエドワードと、お世話係のシーヴァ、
    それに居候で霊を感じることが出来るトーヤの
    私立探偵事務所に古城ホテルで起こる怪しい事件の依頼が。
    シリーズ第2作。
    --------------------------------------

    「銀の瞳が映すもの」に続く、シリーズ第2弾です。主人公は貴族のお坊ちゃんでありながら趣味に走っていきなり私立探偵になったエドワード。容姿端麗、頭脳明晰、家柄最高で三拍子揃っているけど、結構ワガママお坊ちゃんのエドワードを支えるお世話係の青年シーヴァ。それにうまーいこと入り込めている、結構凄いヤツ・トーヤ。トーヤは前作で知り合って、そして押しかけ弟子…じゃないな、何でしょう、押しかけ雇われ人?になったキャラ。詳しくは前作をお読み下さいね。

    前作はイントロダクションもかねて、無難にまとめた作品でした。本作は、シリーズの続きと言うことで、ある程度キャラも確立され、舞台を用意する必要はもうないや、というところからスタートしているためか、長さとしては前作と同じくらいですが、事件の内容としてはステップアップかな。

    舞台はタイトルそのまま、白き古城。この古城を買い取り、ホテルにした人が依頼人。どうやらホテルに何かが出るみたいですよ。しかも事件に絡んでくる新キャラが。どうやらこのまま、レギュラーメンバーになりそうな予感…?

    キャラといえば、前作でもまあ活躍してくれたプライス刑事!今回はかなりの大活躍ですよ!やりますねえ、株を上げました!

    何が凄く面白い、ということはないのですが、何となく「あー、椹野道流だー」という感じで、安心と言うか、あまり深く考えずに読めるライトノベルですね。椹野道流氏の雰囲気が好きな人なら、何も考えずに手に取るとよいシリーズ。


    ●菜の花の独断と偏見による評定●
    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    展開・結末 :★★★+
    簡 潔 性 :★★★
    独 自 性 :★★★
    読 後 感 :★★★
    ---------------------------------


    菜の花の一押しキャラ…シーヴァ・アトウッド

    「…知っていますよ」(シーヴァ・アトウッド)

  • 2010年2月3日読了

    なにやら不穏な部分がある状態での終わりだったので、暫くはヤツの暗躍が続くのでしょうか…?ちらちら見る限り、一応決着はついているようなので先輩との攻防が第1部っぽくなるのかなーなんて思います。
    相変わらずさくさく読めていいね!
    だけど、今回はちょっと腑に落ちないというか…可哀想だったなって思います。このシリーズは明るい流れで行くのかと思ったら、そうでもないらしい。うむ、余計に続きが気になってきたぞ!

    今回は先輩が姿を現し、何やら不穏なことを言って去って行きましたね。まさに冷徹そのもの。先輩の存在は、学校でエドワードの世話をしていたシーヴァも知っていると思いますが。エドワードの目の前に現れたこと&今回の件に関わっていることは告げられていません。エドワードの胸の内にしまわれている状態なので、今後それがどうなっていくのか…気になる!(>_<)

    なによりも今回の事件の真相は、すっきり解決!といかないのでちょっと複雑です。悲しいお話が重なってしまっただけではあるんですが、死者も出ているし、結局預かったものは手元に残り続けているし…。エドワードの元にあの剣がある限り、先輩との戦いは避けられないんだろうなぁ。彼の目的がなんなのか…。
    良い面として言えば、プライス刑事が素敵だったことですかね!ヽ(^o^)丿 ロンドラに帰ったと思ったら戻ってきて、色々難癖付けてるけど助けてくれる。腐れ縁って言ってるけど、後々彼はエドワードの力になっていくんじゃないかなぁ。つーか、優しいんですね、彼www 魔物の存在を疑ってはいるけど、前回の件でエルシーも目撃してしまっているので信じないわけにはいかない。魔物と相対しても、生身なのに果敢にぶつかっていくし……意外に漢気のある人なんですね!それともお人よし?

    ジェイドも毎度意味深なこと言ってるので、何か知っているのか…それとも、本当に占いなのか気になるとこです。ジェイド中心の話、出てこないかなーwww

  • (図書館本)

  • シリーズ二冊目。

  • 私的には前の巻の方が好きですね。

    今回も前回同様お化けのような人には通常見えないものがカギとなるお話で、内容としては前の方が好きだけれども、あの先輩がこれからどう出てくるかが気になります。

    次巻に期待!!

  • 白きイケメン登場。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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