貴族探偵エドワード 赤き月夜に浮かぶもの (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044516031

作品紹介・あらすじ

花の大都会・ロンドラ。生粋の貴族で、天使のごとき美貌の持ち主・エドワードは、今大注目の名探偵!執事な守り役・シーヴァ、居候の少年・トーヤと、難事件を一刀両断!(希望!)ある日の午後、エドワードをライバル視する刑事・ケビンがやってきた。どうやら、巷を騒がせる連続殺人犯「見境のない吸血鬼」に手を焼いているらしい。知恵を貸すことにしたエドワードだが!?大人気、英国風ミステリアス・ストーリー第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3巻目

  • 前回に引き続き、すぐ読めてしまった。

    話の展開も面白いけど
    今回から本格的に魔物と戦うことになるのかな。

  • メガネくんかあ。あとがきがこの手のシリーズの仕組みの勉強になる(^_^;) 

  • アルヴィン・ブルック登場
    クレメンス先輩のことでヘコむエドワード
    女装エドワード

    「別にいいじゃん、俺だってアトウッドさんの幸せのためなら、喜んで出しにされるよ。なぁエドワード」
    「そうとも、大事な守役のためならな」

  • シリーズ3

  • 一冊につき一人ずつ増えていったら何人になっちゃうんだろな…。
    発明家!発明家もありなのかー。しかも染料とか、広いなぁ。

  • 久々の角川ビーンズです。「貴族探偵〜」は前に一、二巻は読んでますね。てことは三巻目か。
    お変わりなくエドワード坊っちゃまお麗しゅう(*´ω`*)トーヤちゃん可愛らしくシーヴァやきもき(笑)
    そして私のマーシャルさんがたっぷり出てきて!あぁ可愛い!このシリーズは登場人物がみんな可愛い!
    癒し系眼鏡の登場にニヤついたのは私だけではないはずだ。今どき珍しく腹黒でない癒し系眼鏡。こういうキャラは後に「ハハハ…私が黒幕だったのだよ!」とか「全ては私の発明のためのじっけ…うわなにをするやめ」っていうかませ犬キャラになりそうだけど、この作品では正統派“天才ボケ”らしい。

    今回の事件は、ロンドラに出没する「見境のない吸血鬼」による連続殺人事件に、エドワード率いるグラッドストーン探偵事務所の面々がかり出されるというもの。
    設定、ストーリーはよくある感じ(だからこそ私好み)だけど、とってもファンタジーな内容となっております。
    白きイケメンも再登場したし…(笑)
    キャラクターもストーリーも、まさにビーンズって感じの作品だよね!

    四巻と番外編だけは持ってた気がするので、続けて読もうかなぁ…。

  • 英国風ミステリアス・ストーリー第3幕

    読了日:2007.05.28
    分 類:中編
    ページ:218P
    値 段:457円
    発行日:2006年8月発行
    出版社:角川ビーンズ文庫
    評 定:★★★


    ●作品データ●
    ----------------------------
    主人公:エドワード・H・グラッドストーン
    語り口:3人称
    ジャンル:ライトノベル
    対 象:ヤングアダルト
    雰囲気:オカルト・ミステリ
    イラストレーション:ひだかなみ
    ---------------------------

    ---【100字紹介】--------------------
    大国アングレの首都・ロンドラ。
    三拍子揃ったお坊ちゃんのエドワードと、お世話係のシーヴァ、
    それに居候で霊能者のトーヤの私立探偵事務所に
    「見境のない吸血鬼」による連続殺人事件が持ち込まれた。
    シリーズ第3作
    ---------------------------------------

    「銀の瞳が映すもの」「白き古城に眠るもの」に続く、シリーズ第3弾。主人公は貴族のお坊ちゃんでありながら趣味に走っていきなり私立探偵になったエドワード。容姿端麗、頭脳明晰、家柄最高で三拍子揃っているけど、結構ワガママお坊ちゃんのエドワードを支えるお世話係の青年シーヴァ。押しかけ助手になった霊感をもつ少年トーヤ。この3人がメインキャラ。

    本作の舞台は初めて彼らの本拠地たるロンドラ。大都市につきもののスラム街が現場です。しかも今回の事件は異例も異例なことに、前作で大活躍!?のプライス刑事が持ち込んできたお仕事。プライス刑事とその恵まれない部下達の心根、とくと拝見。意外なプライス刑事の過去も明らかに!?です。

    更に新しいレギュラーメンバーの登場。ああ、やっぱりこういうキャラは必要ですよね!

    展開もキャラも何というかお約束な感じ。そう、このお約束なところがいいのです。安心して読めるから…。ところどころに滅茶苦茶「らしい」場面がありますが(解剖話を書かせたら、プロですものねー)、基本的には王道系。さくっと読める手軽なシリーズですね。


    ---------------------------------
    文章・描写 :★★★
    展開・結末 :★★★
    キャラクタ :★★★
    独 自 性 :★★★
    読 後 感 :★★★
    ---------------------------------


    菜の花の一押しキャラ…シーヴァ・アトウッド

    「その人の人生が正しいかどうかなんてことは、
     生きている間は、本人にも、誰にもわからないの」(ジェイド)

  • 2010年3月28日読了

    前回の一件から、プライス刑事と"魔物"という共有事項を持った面々。少しお互いへの理解が深まったのもつかの間、またもや"魔物"絡みかもしれない事件が発生。プライス刑事が独自にそれを察して協力を要請してくるという、敵対→仲間みたいな流れに。いやー、こういう仲間意識ってのいいですよね!><

    今回は前回に引き続き"魔物"絡みの事件に加えて、エドワードがずっと先輩の件を引きずっているというお話。最後には再度対面して吹っ切れたようですけどね。そんなエドワードを周りの仲間がここぞとばかりに支える姿は、なんだかキュンとしちゃいます(笑)プライス刑事の過去もさりげなく描かれていて、彼の刑事魂を見せられた気がする。うん、ヘタレだけどかっこいいぞ!!(^o^)丿

    今後も先輩が関わってくるようなので、どんな展開になるのか楽しみです。いや、寧ろもっと先輩の出番を増やせばいいとおもry。親友も登場して益々賑やかな探偵事務所ですが、今後もオカルト関連ばかりの依頼だと大変だよね…www

  • ブルック初登場の回。あのネーミングセンスの無さはもはや一種の才能なんじゃないかとww

    (図書館本)

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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