失恋は恋のはじまり (角川ルビー文庫 110-20)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044520205
感想・レビュー・書評
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主人公のツンが中途半端なのと、途中から目的を見失っているのが気にかかる。
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★3.0。普段読まない王子攻にチャレンジ。最初こそふわふわと本心が掴めなかった攻だけど、義姉との件といい実は意外と激情を秘めてる危ない感じがなかなかアダルトで良かったです。ただ、最後えらく駆け足だったような?嘘バレフラグを引っ張った割には、バレ後の攻の反応や受の苦悩がスルー気味で物足りず。攻があっさり受の言い分を信じて引き下がってしまったのが残念。てっきりそこで受への激情と愛情を見せてくれると思ったんだけどなあ。
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頭はあんまり使いたくないけどあほあほは嫌だ話は程々に欲しい、という時にちょうど良い感じでした。
騙して付き合っている負い目や罪悪感による切なさはありつつ、そんな事は攻は知らないので、柔らかく甘やかす雰囲気とかが良かったです萌え。王子様というあだ名通りのとても紳士的な、でもさり気なく強気みたいな。
王子様は出来れば主義から期待してしまったので初であって欲しかったですけどね!前にすごく好いた人がいたというのは頭空にして読むには引っかかってしまいました。しかもお互い好きなまま、嫌いになって別れたわけじゃないってのが。主人公に関しては時間は売りつつ体は売っていないという都合良い感じだったから、王子様もせめて片思いかプラトニックであって欲しかったなー。と完全に自分の好みですけど(笑)
お約束なようにどちらも家庭には恵まれなかった話でした。人は表面じゃわかんないよって話でもありましたね。主人公は先輩達には突如隠すのがどうでもよくなった様に話していましたが、先輩達に話すくらいなら攻にきちんと明かす場面が読みたかったなーと思いました。まぁ同情誘ってる感じになっちゃうか。わざわざ話さなくてもいずれは知るでしょうしね。ただ、頑張ったねって褒めてあげるところが見たかっただけです。先輩達は、実は苦労してたんだなって主人公の話聞いた直後に、でも王子様は苦労してないんじゃない?と学んでないし、それくらいなら(笑)
先輩の性格からして一生大事にしてくれそうだから良かったです。
園長は遺言で指示くらい残しとけよと思いましたけどね(笑)あと何で昔そんな写真撮ったのかも不思議。バレたらまずいのに。
微妙に誤字脱字が多かったような気がします。一箇所「懐かしい」はどう考えてもおかしいんですが、本当は何だったんだろ。悲しい? -
切ないに違いない!と買ったけど、そこまででもなかったかな~
バレるまでに時間がかかったので、結構イチャイチャしてたしw
バレの時点でページ数残り少ないしで、切ない成分は低めでした。
もっと思い悩んで苦しむ様が読みたかったな!